ムシテックワールドの周りでは
昆虫をたくさん見ることができますが
植物もいろんな種類が集まっています。
これからの時期に
知っていると楽しい植物を紹介します。
こちらの樹木淡い緑色でした。
葉っぱの色は濃くありませんがきれいな色です。
でも、一部の葉っぱは…
このように黄色く色が変わってきていました。
色が変わった葉っぱを見ると秋だぁと感じます。
少しではありますが、このように落葉している葉っぱも。
でも、この葉っぱがおもしろいのです
この植物、公園などにも植えられている植物で
名前は「カツラ」といいます。漢字で書くと「桂」ですね。
この植物の何がおもしろいかというと
落ちた葉っぱをひろってにおいをかいでみると・・・
なんということでしょう!!!
あま~い香りがするのです
たとえるならば、「わたあめ」でしょうか?
カツラの葉っぱは
落葉するとあまい香りを出します。
これからの時期、公園などを散歩していると
わたあめのようなにおいがすることがあるかもしれません。
その時は、このカツラという植物かもしれませんね。
次に紹介するのは
この大きな木。クリスマスツリーの樹といえばわかるかも。
こちらの木は「もみの木」ですね。
かなり大きく育っています。
でも、今回の主役はこのもみの木ではなく
毎年、この木を上下する昆虫が主役です。
いつみても(真冬は見ていませんが)
アリがもみの木を登っていったり、降りてきたり忙しそうなんです
しかも、降りてくるアリのおなかを見てみると
おなかがふくらんでいて
おなかに透明な液体がたくさん入っているのがわかります。
じつはもみの木にはアブラムシがいて
そのアブラムシからアリたちは
あまい液体をもらってきているのでした。
そのかわりアブラムシは
テントウムシなどの天敵から身を守ってもらっているのですね。
そのアリたちはどこまで行くのかというと…
もみの木から数メートル離れた場所に
ちょっと朽ちてきた樹があって
その中や根っこのところを住みかとしているんです。
このように自然の中には
昆虫たちの共生や昆虫と植物のかかわりなどがあります。
「虫の目線」で散歩してみるといろんな発見があるかもしれません。
人間も見習わないといけないこともたくさんあるかもしれませんね