みなさんこんにちは。山田です。
ワールドカップ、日本代表残念でしたね・・・。
しかし日本のレベルはどんどん上がっていると思うので、
次のワールドカップを楽しみにしましょう!
それはそうと、生き物コーナーに立っていると、お客様からよく言われる、ある言葉があります。
それは、 「ヘビを飼いたいです!」
という、嫌いな人からすれば
「なにを言ってるんだ」
と言いたくなるもの。
ほとんどは小さいお子さんが、初めて触ったヘビに感動し「飼いたい!」と言うのですが、
たまに、親御さんからも飼ってみたいという声を聞きます。
中にはアオダイショウを気に入って山に探しに行ったり、実際に飼い始めた方もいるくらいです。
本日は、本気で「飼いたい!」と思ってる方へ
「ヘビを飼うための心得」をお教えします!
※興味のない方はブラウザを閉じてください。
①「家族の了解を得る」
「世の中のほとんどの人がヘビ嫌い」と言っても過言ではないくらい、ヘビは苦手な人が多い生き物です。
ヘビを飼いたいと言ったら、99%の人が家族に反対されることでしょう。
そう言うと「じゃあこっそり飼う!」と言う方がいますが、家族に相談せずにこっそり飼って、
もし、飼っているヘビが脱走したら・・・。
・・・おそらく家中がパニックに陥ることでしょう。
また、ヘビのエサは冷凍ネズミです。
もちろん冷凍なので、冷凍庫で保存しなければなりません。
冷凍庫を開けて、ネズミが入ってたら・・・。
・・・やはり家中がパニックに陥ることでしょう。
このようなことが起きても家族が大丈夫!と言ってくれることが、
まずはヘビを飼う第一条件になります。
②「ヘビのことをよく知ろう」
ヘビを飼いたいと言っても、
まずは「どんなヘビを飼いたいのか?」
そして「どんな環境で飼うのか?」
そのためには「何が必要なのか?」
最低限この3つをはっきりしなければいけません。
はじめに、どんなヘビを飼いたいのか?ですが
おそらく「これ!」と決まっている人はすくないでしょう。
多くの方は、アオダイショウがいい!と言ってくれますが、アオダイショウは通常の
ペットショップには売っていません(爬虫類専門のお店なら扱っているかもしれませんが)。
そうなるとアオダイショウを飼うためには
自分で捕まえなければいけません。
自分で捕まえればお金はかかりませんし、野生で生きている丈夫な個体を育てることができます。
しかし、この情報化社会に染まりきった現代人の我々が突然山に入っても、そこで得るものはリスクしかありません。
これからの時期はスズメバチも元気になる季節です。
蚊にも注意しなければなりませんし、アオダイショウを求めてマムシに遭遇するのも珍しいことではありません。
以上のことから、はっきり言って捕まえるのは推奨しません。
ペットショップには売っていないと言いましたが、爬虫類の即売会などではブリーダーさんが育てたアオダイショウを売ってることがあります。
興味のある方は調べてみてください。
続いては、アオダイショウではなく、綺麗な柄の派手なヘビが飼いたい!
という方にはコーンスネークをおすすめします。
コーンスネークは爬虫類を扱うペットショップではほぼ取扱いされています。
値段も1万円~2万円弱とお手頃で、爬虫類入門に適しています。
続いて、どんな環境で飼うのか?ですが、
この環境とは「ヘビの環境」のことです。
まず、ヘビは温度管理がとても面倒な生き物です。
というのも、ヘビは変温動物なので、周りの空間温度とほぼ同じ体温になります。暖かければ特に何も必要はありませんが、冬は部屋の中でも10度を下回ります。そのぐらい寒いと冬眠をしますが、冬眠がうまくいかないと死ぬ場合があります。
そのために、冬でもヘビのお部屋は20~25度くらいに保つ必要があります。
また、さきほど紹介したコーンスネークは外国産なので冬眠をしません。
一時的に温度が下がっても死にはしないと思いますが、その状態が何日も続くとやがて死にます。
この、冬眠をさせるのか、させないのかが悩みどころなのです。
それでは、何が必要なのかについてですが・・・。
詳しく書いていたら、ここまででけっこうな長さになってしまったので今回はここまでにしておきます。
次回のブログをお楽しみに!!