肥満…こんなの成人だけじゃないの? いいえ、最近では子供も肥満が多いんです。
そんな肥満対策にゲームが使われるというお話である。
【ファンキー通信】プレステで保健体育!?
カリフォルニア大学バークレー校が最近行なった調査によると、カリフォルニア州では低所得層の12歳以下の子どものうち14.1%が肥満で、全米平均の10.7%を大きく上回るそうな。
学校側がファストフード・チェーンやソフトドリンクメーカーと契約し、その製品の消費を校内で積極的に推奨しているという裏もあったりするそうだ。
学校も商売上手だねえ…なんて言ってられないということで、カリフォルニア州のレッドランズ統一学区では、エクササイズとエンターテイメントを組み合わせた「エクサテイメント」を、保健体育の通常カリキュラムに加える計画を立てているそうだ。
コナミの『ダンスダンスレボリューション(以下、DDR)』やソニーの『EyeToy: Play』などのゲームを大々的に授業に導入して、小学生に向けて、楽しみながら体を動かしてもらおうという試みだそうな。
ああ、DDRは汗かくよなあ。足がつる人もいるかもしれないが…
私自身はリズム感がアレなので、なかなか次の面にはいけないのだが、長時間やっていると、(お金がどんどん飲み込まれていくと)汗をかいていると感じるよなあ。(ひや汗ではない)
しかし、本当のことをいうと身体を動かすゲームといえば、ファミリートレーナーなんだけどねえ…私は。時代は変わったものですなあ…
さて、個人的にはこの試みはいいと思う。
だって、音楽に合わせて踊るというのはエアロビクスと同じなんだから。
しかし、日本もこういうのやらないのかなあ…
実際、日本も肥満児童っているんでしょ。
(文部科学省が発表した平成16年度学校保健統計調査速報によると、学校児童のなかで「肥満傾向」の者(学校医から肥満傾向と判定された者)の割合は、幼稚園0.5%、小学校2.5%、中学校2.0%、高等学校1.5%)
ゲームの害悪うんぬんいう前に、大人側からゲームのプラス面を利用して、子供のためになることをしようとは思わないのかねえ…
もっと、ポジティブになりましょうや。(自分も含めて…)