ラーメンレポ! ~ 2024年5月分 ~ | ケーン'S 筋肉記

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 初夏の爽やかな陽気に包まれた5月は、ウキウキとラーメン食べ歩きを楽しむことが出来た。

 さあ、それでは5月分のラーメン・レポ、いってみよう!

 

 

 5月3日(土)。

 GW後半4連休の2日目だ。

 さすがに初日ほどの渋滞はあるまいと読んで、愛馬ハーレー・ダビッドソン「キング号」に跨がり、ラーメン食べ歩きにチョイと遠出。

 

 食べログ ラーメン部門全国1位、ミシュランガイド ビブグルマン選出、などなど、あまたの栄誉を欲しいままにしてきた名店「和dining清乃 本店」(和歌山県有田市野510)が目的地だ。

 国道42号線西向き車線沿い、JR紀勢本線「箕島」駅から南東へ約1,000mほどの辺りに立地。

 パチンコ屋さんの敷地に店舗を構えているため、駐車場は非常に広く、使い勝手はバツグンだ。

 

 片道100km近くを駆け、到着! 開店10分前で、12~13人程度の並びだ。

 

 どうにか1巡目で入店し、このお店の代表メニューであろう「角長しょうゆ匠」(1,000円)を「チャーシュー増し」(+200円)にて注文だ。

 

 しばしの待ちの後、ラーメン登場!

 薄手のチャーシュー5枚、煮玉子半個、メンマ、かぶ、刻みネギが載り、多彩な具のおかげで麺が見えないほどだ。

 

 ウェーブがかった太麺は、しっかりしたコシがあり、小麦の風味も良い。

 スープは醤油の酸味、わずかな苦味、香りが心地よく、鶏ガラ&魚介のWスープ(と言われているけれど、たぶん豚も入っていると思う)によって、アッサリしつつもコク深い仕上がりとなっている。 カエシと出汁が高次元でバランスを保っている1杯だ。

 今までに食べた醤油ラーメンの中では1、2位を争う美味しさであった。 ラーメンを食べるためだけにバイクを片道100km近くも転がすだけの価値は、充分にある。

【今年のラーメン 16杯目 ☆4.5】

 

 

 

 この「和dining清乃」で頂いた醤油ラーメンがあまりに美味しかったので、同店に居座り、そのまま連食だ。

 

「和歌山ラーメン」(900円)を追加注文してみた。

 時間を置かずしてラーメン到着!

 薄手のチャーシュー2枚、煮玉子半個、メンマ、刻みネギが載る。 茶褐色のスープが濃厚さを物語っている。

 

 加水率が比較的高く、かつシコッとした歯応えのあるストレート細麺。 他店の和歌山ラーメンには見られない麺だ。

 

 スープは粘度がありヘビー級のコッテリ度でありながらも、豚骨特有の臭みはほとんど無く、マイルドな1杯に仕上がっている。

 醤油味のカエシの濃さが申し分なく、細麺と良くマッチしている。

 連食2杯目でなければ、白ゴハンを注文して、この濃厚スープを絡めた麺をオン・ザ・ライスにしてガバガバと掻っ込みたいところであった。

 

 1杯目の醤油ラーメンに続き、この和歌山ラーメンも唸るほどのウマさ。

 このお店、他にも魚介豚骨、地鶏塩、ブラックなどのメニューが有り、次に立ち寄ることがあれば、ぜひ味わってみたいものである。

【今年のラーメン 17杯目 ☆4.0】

 

 

 

 5月11日(土)。

 この日は買い物に近鉄百貨店あべのハルカス本店へお出掛け。 足はもちろん愛馬「キング号」だ。

 せっかくなのでお昼時、おなじハルカスの中に店舗を構えるラーメン屋さんへ寄ってみることにした。

 

「24世紀ラーメン」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス12F)。「人類みな麺類」を運営する会社が、24世紀へ思いを馳せたというコンセプトで作ったという、風変わりなお店だ。

 土曜のお昼だというのに、さほど混んでいないのは有難い。

 

 代表的なメニューであろう「24世紀ラーメン」(1,050円)と、サイドメニューの「異世紀ぶた丼」(400円)を注文してみた。

 お店の内装は、これも24世紀をイメージしたのであろう、オシャレで近未来風な造りとなっている。

 

 まずは、小振りの四角い容器に入った「異世紀ぶた丼」が登

場。 24世紀では丼が四角いイメージなのか。。。

 ご飯のうえに細かく刻んだレアチャーシュー、タレ、マヨネーズが掛かっており、味は薄め。

 

 そして「24世紀ラーメン」が着丼! これまた個性的な容器だ。

 具はレアチャーシュー、メンマ、刻みネギ、カイワレ、ゴマ、魚粉、出汁昆布が載る。

 

 チャーシューはレアで薄手のものを5~6枚、なぜかボール状に丸めてある。 これも24世紀風なのだろうか。

 

 麺はギュッとした歯応えの太ストレート。

 スープは鶏&魚介のW出汁で、少し甘めの濃口醤油味。 塩分は少々高めかと思われるが、出汁の滋味に富んでおり、和テイストの旨味あるスープだ。 これはじつに良く出来ている。

 奇をてらっているだけ、面白く見えるだけ、では決してない。

 

 この立地条件の好さ、味のレベルの高さでありながら、土曜のランチタイムに空いていたのが不思議なほどのお店であった。

【今年のラーメン 18杯目 ☆4.0】

 

 

 

 5月18日(土)。

 素晴らしい快晴のもと愛馬「キング号」を走らせ、ラーメン食べ歩きにGO!

 


「夢っ志愈亭」(奈良県大和郡山市本庄町297-1)。「むっしゅてい」と読む。

 近鉄橿原線「郡山」駅から南へ約1,200m、県道108号線北向き車線沿いに立地。駐車場完備で使い勝手良し。 初訪だ。

 

 ここのお店では、巨大な豚バラ肉の炙り焼きがドッサリと載ったラーメンが名物ということを聞きつけたので、訪ねてみた。

 

 カウンター席に陣取り、お目当ての「極厚ダレ焼炙麺」(1,100円)を注文だ。「ごくあつだれやきあぶりめん」と読むのだろうか、判らないのでそのように言って注文してみた。

 

 ラーメン登場!

 ズラリと並んだ大判で分厚いバラ肉が目を引く。他の具は、メンマ、モヤシ、刻みネギといったところ。

 

 バラ肉は柔らかく煮込まれ、濃いめの味付けが施されている。

メニュー名に冠されている「極厚」とまでは行かないけれど、厚さ7~8mmほどで、それがズラリと4枚も並べられており、食べ応えは充分だ。

 

 麺は低加水の細ストレート。

 スープは豚骨ベースのまろやかな醤油味。 背脂チャッチャで味わいに厚みを持たせている。

 メインの具である豚バラと相まって、中々に重量感のある1杯だ。

 

 ここ「夢っ志愈亭」は創業24年目とのこと。 盛衰の激しいこの業界にあっては、充分にベテランの域に入っていると言えよう。 今後も頑張って欲しい一軒だ。

【今年のラーメン 19杯目 ☆3.5】

 

 

 

 なお、記事の内容におけるラーメンに対する感想や評価などは訪問当時における、あくまでも俺個人の嗜好に基づくものであり、お店や商品の価値を決めつけるものではないことを付け加えておきます。

 

 さあ、次はどこへ行こうかな!