2月はあまりの多忙につき、ラーメン食べ歩きが出来たのは、わずかに1回のみ。
なので今回は、2月分と3月分をまとめてレポ。
それでは行ってみよう!
2月11日(月祝)。
2週間ぶりに愛馬ハーレー・ダビッドソン「キング号」に跨がりお出掛け。
今回の目的地は「中華食堂 チャオチャオ」(奈良県天理市三昧田町128-1)。なんでも天理大学柔道部員の御用達のお店らしく、ハイボリュームのメニューが格安で味わえるという。
国道169号線北向き車線沿いに立地。最寄はJR桜井線「長柄」駅だ。
店舗南側に広い駐車場を備えており、使い勝手は抜群。初訪である。
カウンター席に着き、「お昼の大満足ラーメンセット」の中から、「えびカレー天津飯SET」(829円)を注文してみた。
ラーメンは醤油、味噌、担々麺から選べるようなので、醤油をチョイスしておいた。
ちなみに普通の天津飯とのセットであれば690円、中華丼とのセットであれば700円、牛焼肉丼とのセットであれば810円と、どれも驚くほど安い。
しばしの待ちの後、まずはラーメン到着!
麺は極細ストレート。
スープはきっと安い中華屋さんによくある味かと思いきや、ビターというかスモーキーというか、あまり味わったことのない独特の風味であった。ベースはたぶん豚だろう。
具のチャーシューは味付けも程よく、柔らかく煮込まれている。
ラーメンを食べ始めた直後に、えびカレー天津飯が着丼。こちらはミニサイズだけれど、ラーメンとのセットで800円強という価格はじつに魅力的。
昨今はラーメン単品でも800円を超えるお店はザラなのだ。
引っ切りなしにお客が訪れる人気店であったが、このリーズナブルな価格展開ならば、それも当然と言えよう。
しっかりと完食し、天理大柔道部員のごとくエネルギーを満たしてお店をあとにしたのであった。
【今年のラーメン 6杯目 ☆3.5】
3月2日(土)。
シゴト多忙につき、3週間ぶりに愛馬「キング号」に跨がる。
行き先はもちろんラーメン屋さんだぜ。
「麺屋 げんでん」(大阪府泉佐野市上町2-7-23)。
2月20日にオープンしたばかりの新店だ。以前は鶏だしおでんの専門店を営んでいたらしい。
府道64号線北向き車線沿いに立地。お店の真正面にコインパーキング有り。最寄駅は南海本線「泉佐野」駅。
メニューの一番上に書かれている「濃厚鶏白湯そば」(850円)に、ランチセットの「半卵チャーハン」(200円)を組み合わせて注文だ。
まず、チャーハン登場!
味加減は良いのだけれど、ちょっと火を通しすぎかな。。。
続いてラーメン着丼!
麺は滑らかな口当たりの中細ストレート。
スープはぽってりとした濃厚な鶏の旨味に溢れており、麺によくからむ。
具はレア気味の豚肩ロースのチャーシューが1枚、しっとりとした鶏むねチャーシューが2枚、穂先メンマ、カイワレ、刻みネギ。
全体的に重厚に仕上がっている一杯だ。
お店をあとにする頃には店外で待ちも発生しており、早くも人気店の様相を呈していた。
【今年のラーメン 7杯目 ☆3.5】
3月10日(日)。
3月になったとは言え、まだまだ冬の寒さ。負けずに愛馬「キング号」に跨がり、ラーメンを食べにGO!
「我道之印 本店」(奈良県葛城市勝根44-1)。「がどうのしるし」と読む。
近鉄南大阪線「当麻寺」駅から北東へ約600m、国道168号線南向き車線沿いに立地。駐車場完備で使い勝手は非常に良し。
初訪ナリ。
入口スグの券売機にて「『純』ブタメン」(900円)と「白飯(中)」(150円)を注文だ。
麺の固さ、味の濃さ、脂の量を選択できるので、それぞれ「かため」「濃いめ」「ふつう」にてオーダー。
カウンターに着き、しばしの後ラーメン登場!
薄手で大判のレアチャーシューが3枚、海苔が3枚、ほうれん草、そしてアブラが載る。
具から判断するに、これは家系ラーメンだろう。
麺は家系らしく中太で短い(中太のほかに極太麺も選択出来る)。ギュッとしたコシの強さが特徴的だ。
スープはこってりオイリーかつカエシの濃さがガツンと来る。スモークした和牛の牛脂も使用されているとのことで、独特の香ばしさがある、ひじょうにインパクトの強いスープだ。
スープに浸した海苔を白ゴハンに巻き、コショウをパラリ。こいつをパクついて、豚骨ベースの濃厚スープを啜り込む。
これが家系ラーメンを食べるときのお楽しみだ。
家系ラーメンと言えば、大きくハズレは無いが大当たりも無い、というのが個人的な印象だったのだが、ここ「我道之印」のラーメンは他店のそれに較べて頭ひとつ抜けた佳品であった。
【今年のラーメン 8杯目 ☆4.0】
3月15日(金)。
シゴトで銀行回りをしている最中、昼ゴハンを頂くお店を探索。
「こんなところにラーメン屋さんがあったのか!」という場所にお店を発見した。
「ラーメン専科 天神」(堺市堺区熊野町東2-2-14)。
阪堺電気軌道「大小路」駅から北東へ約200m。駐車場はナシ。
経年劣化した看板やテントが良い味を醸している。
カウンター席に着き、壁に貼られたメニューの中から「当店自慢のこだわりラーメン」と書かれた「ホルモンラーメン」(900円)を注文だ。
サービスで白ゴハンの小か中が付いてくるというので、中を頂くことに。
しばしの後、ラーメン登場!
少し赤みがかったスープに極細麺。 具はホルモン、メンマ、タマネギ、白菜、ニラ、刻みネギが載っている。
麺は一見、博多風のもっさりタイプかと見たのだが、ちょいとムッチリした食感。
豚骨ベースと思われるスープの濃度はライトミドル級といったところながら、ホルモンのダシや脂が溶け出し、じつにコク深い味わいになっている。
こいつはちょっとクセになりそうな1杯だ。
【今年のラーメン 9杯目 ☆4.0】
3月16日(土)。
一気に春の陽気となったこの日、暖かさにいざなわれて愛馬「キング号」に跨がり、和歌山県まで。
今回の目的地はココ。
「中華そば 今心」(和歌山市西旅籠町4)。南海電鉄「和歌山市」駅から東へ約700mほど、国道26号線東向き車線沿いに立地するビルの1階に店舗がある。
以前は貴志川線の日前宮駅の近くに店舗があったのだが、先月移転したらしい。
移転前のお店には4度ほど訪れたことがあるが、今のお店は初訪だ。
入店し、「中華そば1.5玉」(800円)を「肉増し」(+200円)にして、さらに「めし」(150円)を注文だ。
ラーメン登場! うひゃあ、ウマそう!
ズラリと並んだチャーシューは程よい味つけが施されており、「肉増し」がオススメなのだが、今は断られることもあるらしい。
そしてこのラーメンの特長は、何と言ってもこのスープ。 丼の底に骨粉が堆積するほどの濃厚な醤油豚骨だ。醤油ダレもガツンと濃い。ただ、油脂分に頼っていないためしつこさは無く、じつに頂きやすい仕上がりとなっている。
少々行儀は悪いけれど、この濃厚スープをまとった細麺をオン・ザ・ライスにしてゴハンをガバガバと掻っ込めば、もう箸が止まらない!
以前に較べると、少しばかり塩分が控えめに感じられたが、それでもインパクトは充分な味わいだ。
和歌山ラーメンの、ひとつの到達点と言っても過言ではない名店である。
【今年のラーメン 10杯目 ☆4.5】
3月30日(土)。
季節は進み、一気に初夏の陽気となったこの日、愛馬「キング号」にて、トコトコと昼食を頂きに。
「肉玉そば おとど」(大阪府岸和田市土生町3-2-16)。JR阪和線「東岸和田」駅から西へ約400mほど、国道26号線「府立和泉高校東」交差点近くに立地。
2月末にオープンしたばかりの新店で、もちろん初訪だ。
カウンター席に着き、スマホでメニューのQRコードを読み取り、「肉玉そば 大盛り」(1,050円)を注文し、無料サービスのごはんも付けておいた。
ほどなくしてラーメン登場!
タマネギとともに炒めた豚肉、卵黄、ナルト、メンマ、刻みネギ、刻みニンニクが載る。
ウェーブがかった太麺は、シコッとした弾力。
牛&豚&鶏から取ったというスープは中々に重厚で、刻みニンニクが加わることで相当ジャンクな味わいに。
このお店、「おかず系ラーメン」を名乗っているだけあって、具材の肉と麺をおかずにして、白ごはんがよく進む。
ただ惜しむらくは、ごはんの味が今イチ。無料サービスなので文句は言えないけれど。。。
ちなみに、この無料ごはん、なんとおかわり自由という太っ腹の大サービスだ。
大食漢にはじつに嬉しい一軒であろう。
【今年のラーメン 11杯目 ☆3.5】
なお、記事の内容におけるラーメンに対する感想や評価などは訪問当時における、あくまでも俺個人の嗜好に基づくものであり、お店や商品の価値を決めつけるものではないことを付け加えておきます。
さあ、次はどこへ行こうかな!