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武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

まもなく「パリオリンピック」が開催されます。

オリンピックをテレビで見るのを、毎回楽しみにしているさすらいですが、あまり盛り上がっていないのか、メディアの情報も余りない様な気がしています。

まぁその内、出場する日本人選手を取り上げた番組なども放送される事でしょう。今はまだ、漠然と期待する選手が頭に浮かぶだけで、モヤモヤしている状態のさすらいです。

 

さて、毎日新聞が、富山県での新聞の配達を中止するという話がありました。契約部数も減り、大阪版の新聞を配達していた事で、物流コストなども考えた上での決断の様です。

そして、さすらいの取っている東京新聞も、夕刊を廃止するという事が発表されました。以前の読売新聞から、少しでも料金の負担を減らそうと、東京新聞の朝刊だけを契約したのが1年半前です。ですから、朝刊しかとっていないので、夕刊は関係ないのですが、朝刊のみに変わる事で、2950円から3400円に変わるそうです。

 

ニュースは、ネットで殆ど確認していますし、TVのニュースも24時間放送の番組で見ていますから、新聞はそれらのフォローの為に読んでいるので、あまり必要性がある訳では無いのですが、広告なども重要な情報なので必要と考えていました。

 

東京新聞の母体は、名古屋の中日新聞です。

丁度東京新聞の契約が切れて、継続したのですが、今までの特典は、土日だけスポーツ新聞の中日スポーツを入れて貰っています。今回もその特典を付けてまらいましたが、更に、オリンピック期間だけ中日スポーツを入れて貰う事で、契約を成立させました。

ですから、オリンピック期間は、日本人の活躍を新聞でも読める事になったのです。

 

オリンピックだけでなく、大谷翔平選手の活躍や、応援しているDeNA横浜べースターズの記事が、読めることを楽しみにしているさすらいです。

今回のパリオリンピックは、新種目のブレイキングを始め、スケボー、クライミングと言ったスポーツを楽しみにしていますが、陸上競技やバスケット、バレーボール、サッカーと言った、今までは余り期待できなかった種目も期待大で有るのも楽しみです。

勿論、メダル量産できるだろう柔道、体操、レスリングも見逃せません。

 

今月末からは、寝る間もないほどさすらいは、オリンピックに没頭する事でしょう(笑)

 

昭和40年9月18日 日活

 

 

東京は恋する

和田浩治さん、葉山良二さん、山本陽子さん、市川好郎さん、杉山俊夫さん、菅井一郎さん、中村是好さん、桂小金治さん。皆さんすでに亡くなられてしまいました。

 

泣かせるぜ

石原裕次郎さん、渡哲也さん、お二人の初めての共演作品です。

 

美大に入学することを夢見ながら看板屋で働く塚口明男は、ある日、日比谷で映画を観た帰りに雨宿りをしている美しい少女を見かけ、恋に落ちる。少女が去った後にはマスコットが落ちていた。明男は看板屋の主人・文太の家の二階に住みながら絵の勉強をしていたが、高校時代の友人・健次に再会したことで、彼の家に引っ越すことにする。健次はアルバイトの傍ら、仲間を集めてバンドをやっていた。明男は無理やりすすめられてバンドのメンバーの前で歌うが、そのきれいな歌声にバンドのマネージャー兼スポンサーの玲子はすっかり惚れ込み、彼にバンドの一員になることを勧めるのだった。ある日、明男は東北沢駅前の洋品店であの雨の日の少女と再会する。明男は少女にマスコットを返し、彼女も大事にしていたマスコットが戻ったことをとても喜んだ。少女の名は緒方ミチコといい、お礼に靴下をプレゼントされる。思いもかけぬプレゼントに明男は喜ぶが、実はミチコが健次の友達で、あの雨の日も健次と待ち合わせてすっぽかされたことや、マスコットも健次からの贈り物だったことを知る。

 

東北新幹線が走っている今、東北本線の停車場として使われていた、懐かしく上野駅構内を歩いてみました。今でも残る、昭和の時代の集団就職で上京して来る映像には、学生服やセーラー服姿の中学卒業と共に、夢を描いて歩いている生徒たちの姿があったものです。

 

東北地方から、初めて足を付けた場所が、このホームでした。

石川啄木の碑も見つけました。頭の中には、井沢八郎さんが歌った「ああ上野駅」の歌声が巡っています。

 

父の故郷、秋田に向かう時も、ここから蒸気機関車で向かった事を思い出します。まだ幼かった私の為に、対面の座席に板を渡して寝かせながら秋田に向かった事は、小さな記憶として残っていますし、トンネルに入ると、機関車の煙が入って来るので、慌てて閉めていた事も思い出します。

 

 

東京の起点となる東京駅は、改装を繰り返し、昭和の時代の面影は無くなりましたが、上野駅も大きく変わってはいるものの、まだまだ昭和の香りを感じる場所でした。

 

 

 

構内には、おしゃれな店も沢山出来ていて、誘われるように入ったお店も、外国人の家族の方達が多く、静かに和食を食べている姿が印象的です。

 

 

昨日は久しぶりに浅草公会堂での舟木一夫コンサートに行ってきました。

ここ数年は、カミサンの闘病生活の中で、何度かは行く事は出来ていましたが、それはそれで、気持ちの大きな負担のある中でのコンサートでしたので、気持ち良く晴れ晴れとした気分で、行けた訳でありませんでした。

 

前日から体調も不安定で、出掛ける朝も、行こうか行くまいかと思うほど気分が優れませんでした。気温は25℃と久し振りに30℃を割るのは良いのですが、雨模様でそれもまた出掛ける意欲が失せてきます。電車に乗るのも久し振りです。

 

いつもとはルートを替えて、上野駅から浅草に向かいます。神田駅での乗り換えも、有ろう事かホームを間違えるという失態。もう完全に東京の田舎者です。

 

浅草公会堂に着いたのは開演40分前ほどですが、雨が強くなり早めに開場が始まっていました。湿度が高く、汗かきのさすらいですから、もう下着が濡れる程です。

 

 

 

夏子の季節のイントロが流れ、緞帳が上がり舟木さんの姿が見えてくると、大きな拍手が起こります。残念ながら3階席の最後部に座ったさすらいは、舟木さんの姿が見えるまで時間がかかります。夏にちなんだ曲だけに、ウキウキ気分でスタートして行きます。

 

「直射日光には当たらないように最近は歩いている」

このトークで、竹野内豊さんのCM「どうする どうする」のタクシーアプリ『GO』を思い出しているさすらいです。(笑)

花咲く乙女たちから始まって、TV主題歌三曲が続きます。あれ、おかしいなぁ~と思っていると、舟木さんも歌を止めます。そうそう、雨の中の二人を二番から歌い出していたのです。

これはこれで、嬉しいNGで、再び一番から歌い直しです。

 

リズム感のある曲から、艶っぽい歌に変わります。逢う瀬、京の恋唄、京人形。どれもこれも、久し振りのコンサートのさすらいには、懐かしく新鮮に聴き惚れてしまいます。これぞ流行歌と満足されている舟木さん。

 

スタンディングも久し振りです。くやしまぎれで来るとは思いませんでした。

しっかり大きく腕を上げて最後まで手拍子出来たのには、さすらい自身ビックリで、リウマチと言われ肩の痛みを感じながら生活していたさすらいですから、自分自身の驚きです。

 

下町どこさ

 

WHITEの曲が聴きたいと思っていたさすらいですが、まさかの下町どこさ

会場が浅草と言う事もあり、何か懐かしい歌詞がピッタリで、舟木さんの感性が存分に感じられる曲です。我々の年代の郷愁を誘う曲です。

「お前の母ちゃん出べそ」には、さすらいの前に座っている男性二人が笑い転げます。

 

やはり外せない曲と言えば高校三年生絶唱です。周りの方達も、親しみの大きな曲になると客席の雰囲気も変わっていきます。特に三階席と言う事もあるのかも知れません。

 

舟木さんの映画好きは有名な話ですが、邦画五社の名前が出ます。東映、松竹、大映、東宝、新東宝。残念ながら日活の名前は有りませんでした。そうです。昔は邦画六社と言われたものでした。映画館を土日で3軒ずつ回った話はを聞くと、ワクワクしてきます。タダで入れた舟木さんが羨ましいと思うさすらいです。(笑)

 

哀愁の夜は、期待通り「おまけの4番」がありました。嬉しくて拍手です。

哀愁の夜の作詞をされた古野哲也先生の奥様にお逢いした時、この曲でコロムビアから賞を受賞されて、大変喜ばれた話を伺っていたのを思い出しますし、友人のKさんは、古野先生の目の前で、この曲をカラオケで歌ったという話も思い出していました。

 

エンディングは高原のお嬢さんです。

大きな大きな曲になったこの曲は、青春時代のさすらいが、失恋をして彼女と別れた時の事を今でも思い出す曲です。

♪東京の空のどこか あの人は住んでいる・・・

 

アンコール曲は君に心こめて

帰り際にお逢いした方が「最後に一番好きな歌が聴けて大満足です」と話をされていました。

 

ブログを毎日読んで頂いている方からお声を掛けて頂き、それも隣町の方と知り、とても嬉しく思っています。

 

さて、体調の悪さは吹っ飛びました。

最初は、コンサート中寝てしまうのではないかと思っていましたが、いやいや夢中で舟木さんの歌声に没頭しました。ビタミンFは今でも変わりません。

 

 

この日を迎えると、毎年の様に書いている二人の俳優さんの事。

昭和の映画スターの中でも、特別に好きな俳優さん二人の命日です。

 

映画が好きで、一人で映画館に行き始めたのが中学2年の時からでした。特別どの様な映画が好きとと言う好みはまだ無くて、映画館に行くというのが楽しみでした。

その内に、吉永小百合映画が好きになり、好んで見るようになります。封切館とかロードショーとかは、料金も高いので、いわゆる三番館と呼ばれる数カ月後に上映される、3本立て映画を見に行きます。

 

そこでは当然、吉永小百合映画以外も掛かっていて、そこで多く見るのが、裕次郎映画や市川雷蔵映画だったりした訳です。それらの映画は、小百合映画と匹敵するほど多くを見ました

そして裕次郎ファンになっていきます。

 

写真は、渡哲也さんがデビューして、裕次郎さんと2度目の共演となった「赤い谷間の決闘」の衣装を着た裕次郎さんです。バックは当時の日活撮影所。食堂からの写真でしょう。

 

裕次郎さんのお墓は、横浜鶴見区にある総持寺です。

七回忌のあった1993年、鶴見で仕事をしていたさすらいは、独自で「石原裕次郎を偲ぶ会」を催しました。丁度この時期は、総持寺の盆踊りがあり、知り合いの総持寺の方にお願いして、総持寺の団扇を作って貰いました。そして当日参加してくださった方に、差し上げていました。

映画を上映、カラオケでファンの方が歌い、さすらいが裕次郎さんに付いて語ります。総持寺の七回忌法要に訪れた方達が、大雨の中でも沢山参加してくれました。

 

さすらいは、「太陽に吠えろ」と言ったテレビドラマは殆ど見ていません。映画俳優石原裕次郎が好きだったからです。裕次郎映画の9割がたは見ています。

 

 

石原裕次郎、中村錦之助、三船敏郎と言っても、もう知らない人が多い時代になりましたから、市川雷蔵と言っても、全く判らない人が多い事とでしょう。

1967年に37歳の若さで亡くなられていますから、市川雷蔵さんの事を知らなくても当然です。

 

知っている方でも、円月殺法の眠狂四郎のこと位しか判らないかも知れません。倒産して無くなってしまった大映映画を、最後まで引っ張っていた俳優さんです。

写真は、三島由紀夫原作の短編小説「剣」の時の写真です。他にも金閣寺の炎上を題材にした「炎上」でも三島作品を演じています。

 

コメディータッチの時代劇から、文芸もの「破壊」や「華岡青洲の妻」「炎上」「ぼんち」。シリーズ物では「眠狂四郎」「若親分」「忍びの者」「陸軍中野学校」など、どの作品もヒット作品でした。

市川雷蔵出演作品は150本ほどありますが、こちらも殆ど見ているさすらいです。

 

円月殺法を模した門扉が、今では角川大映映画と変わった東京調布市にありましたが、今は外からは見えなくなってしまいました。まだ撮影所に残っているのでしょうか。

 

7月17日は、息子の誕生日が全日の16日である事もあり、毎年、二人の俳優さんを思い出しているさすらいです。

 

 

久し振りに家族が集まりました。

息子家族と娘家族。孫の偉知も孫の月奈も揃って全員集合です。

 

まさかの息子夫婦の登場に、偉知は大興奮。大好きなお嫁ちゃんにべったりで、月奈は娘に抱かれてウトウトしています。

 

全員が集まるのは5月以来で、静かに一人暮らしのジイジの家は、一気に明るくなります。

 

息子から、父の日の届けられなかったと、ジャック・ダニエルのプレゼントがありました。

1750mlの大びんです。

久し振りにジャックを飲みます。最近はアルコールは殆ど飲まないので、ロックで1杯飲めば十分でした。グラスも、ジャックのグラスを引っ張り出して使用しますが、ヒビが入っていました。30年ほど前には6個あったグラスも、ヒビ割れのグラスを入れて2個しかありません。

大事に使う事にしましょう。

 

さて今日は、久し振りにコンサートを聴きに浅草公会堂に向かいます。

体調が余り良くないので、長居は出来そうにありません。折角久しぶりの浅草なので、神谷バーにも行きたかったのですが、なんと定休日だそうで、それも叶いません。

 

雨が降りませんように!と祈るばかりです。

(91)

7月16日(火曜)

撮影所の閉鎖から半年たち、大京映画は小さなビルの一室で再スタートを切っていた。杉本(堺雅人)は、制作する旅番組「古寺探訪」のゲストにと、作家の麻生祐二(沢田研二)の返事を待っている。晋八(仁科貴)はカツドウ屋でうどんを作っているが、殺陣師として生きて行こうとしている。美月(岡本綾)は、滝乃(大竹しのぶ)に従い見合いをしたりしている。そこに薄汚れた格好をした錠島(長嶋一茂)が、美月の前に現れて…。

 

(92)

7月17日(水曜)

椿屋を訪れた麻生(沢田研二)に驚きを隠せない滝乃(大竹しのぶ)と、滝乃の様子がおかしいことをいぶかる美月(岡本綾)。そんな滝乃の様子を見て、なぜか動揺する春夫(段田安則)に、そんな春夫が面白くない愛子(賀来千香子)。大京映画では、黒田(國村隼)と関川(石井正則)と杉本(堺雅人)の前に錠島(長嶋一茂)が現れ、自分を主役に映画を作らないか、と言う。杉本は今のジョーには魅力が無い、ときっぱり断るが…。

 

 

全く話題は変わるのですが

大竹しのぶさんが出演している「海のはじまり」(フジテレビ)

目黒蓮くんと有村架純さん主演のドラマで、「海ちゃん」の祖母役が大竹しのぶさん。

そして海ちゃんのお母さんの名前が「みずき(水季)」であり、祖母の大竹さんの口から「みずき」の名前が出てきます。

 

24年前「オードリー」で散々呼んでいた「美月(みづき)」の名前を、再放送で毎日聞いているので、何か不思議な気がして聞いていました。

テレ東の番組では、舟木さんも出ていたし、沢田研二(ジュリー)も出ていたので、とても不思議な昨日でした。

 

 

 

昭和40年3月20日公開 日活

 

新潟県十日町は絹織物の町として昔から有名だが、いまでは機械織りが町を支配し、手織り職人の生活は苦しかった。小島海彦は手織職人の父親を持ち、高校卒業後は父親の後を継ぐことになっていた。ある日、海彦は通学の列車の中で可憐な一人の女学生に目を止める。一目で心を奪われた海彦は、毎日の通学列車の中で彼女に会えるのを楽しみにしていた。そんなある日、満員の列車に乗り込めずデッキからはみ出している彼女の姿を見つけ、海彦は手を取り助ける。これがきっかけで彼女-志野雪子と話す機会に巡り合えた海彦は、毎日の列車の中で話し合う仲となる。お互いに好意を持ち始める二人だったが、雪子は来年、東京の女子大を受けると海彦に語りかける。もともと勉強の出来る海彦は手織り仕事を継ぐか、東京の大学に進学するか悩み始めるのだった。

 

大京オープン最後の日にトラ(菊池隆則)はクリキン(舟木一夫)を呼び出す。クリキンは黒田(國村隼)に、クビにするスタッフ、役者一同も集めさせる。また、その日は、樹里(井元由香)の京都ロケ最後の日でもあった。クランクアップの瞬間、杉本(堺雅人)が見守る中倒れる樹里。運ばれた病院では、もう手術できないと言われる。オープンセットでは、美月(岡本綾)たちが見つめる中、トラとクリキンの一騎打ちが始まり…。