舟木一夫リサイタル 1997年 林真理子 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

 

 

 

林真理子さん

作家でありながら、何かと話題の日本大学の理事長をしている。

昭和29年(1954年)生まれの現在70歳。このエッセイを書かれた頃1997年は43歳。その辺を踏まえて読んで頂きたい(笑)

 

新宿コマ劇場「舟木一夫35周年特別リサイタル」に行かれた時の話である。随分にうぬぼれが強い人だとは、以前から思っていたが、ご自分で正直に語られる。しかしながら「オバさん」の一言には、カチン!と来られた方も多いのではないかしら。(笑)

その当時でも、充分他の方達に溶け込んでいたと、さすらいは思っていますし、まぁ誰も気づかなかったのは当然の様に思います。

 

さて、コーヒーハウスで出会ったのは、ホテルニューオータニのペシャワールではないかと、勝手に思っています。何故かそんな気がしてなりません。

 

舟木さんのステージの手綱さばき。いやいやマイクとプレゼントの受け取りテクニック。

プレゼントを受け取りながら、乱れる事のない歌唱は、舟木さんの特技の一つと言って良いでしょう。次から次へとプレゼントや花束を受け取りながら、歌が途切れないのは、相当なテクニック。「長年やってますから」と舟木さん気にもしませんね。