ヒロインの美月の支えとなり、映画への道へと導いていく、老舗旅館椿屋の従業員。
複雑な家庭環境の中で、つなぎ役になって行くのではないでしょうか。
藤山直美さんは、松竹の喜劇王と呼ばれた藤山寛美さんの娘さんで、子供時代から役者としてお芝居に出ている人です。父上の影響をそのまま受け継いでお芝居の世界に入られました。
藤山寛美さんと言えば、渋谷天外さんとの「親ばか子ばか」と言うのをテレビで見たものです。
当時はまだ、関西と関東との隔たりを感じる頃で、関東生まれのさすらいには、余り馴染みのない役者さんでした。
藤山直美さんは、この作品前にも、数々のNHK連続ドラマ小説(朝ドラ)に出演されています。
「心はいつもラムネ色」
「純ちゃんの応援歌」
「ふたりっ子」
「オードリー」
そしてオードリーから6年後の2006年「芋たこなんきん」では、花岡町子役(モデルは作家の田辺聖子)で主役を演じています。
そう言った意味では、朝ドラに欠かせない役者さんである事は間違いありません。
今後の「オードリー」どのような展開になって行くか、楽しみです。