さすらいさんちの話 2/25 | 武蔵野舟木組 2024

武蔵野舟木組 2024

               さすらい

 

ほぼ一ケ月顔を見せなかった、孫の偉知がやって来た。

何だか急におじゃべり好き子供に成長しる。

 

子供の興味と言うのは、コロコロ変わるのか、今度はウルトラマンにはまっている。

ドラえもんからパウパトになり、今度はウルトラマン。

「ジイジ見て見てと」と背負ってきたバックから、ウルトラマン2体とバルカン星人。それは、戦うためではなく、お人形のように楽しく喋って遊ぶためなのだそうだ。

 

オジである息子が買って来ていたおもちゃも、ウルトラマンで、もう大のお気に入り。
パパとママに買って貰ったものよりも値段が高い様で、手首や手足、首などの関節が細かく動く。もう気に入って離さない。

 

今回は、何だかやけにジイジになついてきて、離れないので、長い時間遊ぶ(笑)
なにかとクッツイて来るのはなんとも嬉しいものだ。

カミサンのベッドに潜り込んで寝ている。バアバもそれが愉しみだ。

お嫁ちゃんも、月奈を連れてやってくる。娘は今度は抱いたら離さない(笑)偉知の赤ちゃんの時を思い出すように抱き続ける。

 

月奈と名前が決まった時に、「やったぁ~ルンナだ」とカミサンと話をした事をお嫁ちゃんに伝えると嬉しそう。白馬のルンナと言う歌があるんだよと娘が言うので、思わず歌いそうになったがやめた(笑)

 

お嫁ちゃんは、娘の16歳下のお姉さんになる。間もなく大学の卒業式があり、袴などはもう決めてきているようで、当日は、息子と月奈と一緒に卒業式に向かう。

ベッドから動けないカミサンは、可哀そうにみんなの楽しそうな話を聞いているだけだ。

 

昨日も看護士さんが来てくれて、今日は来ないので、点滴の交換、廃液の処理など、もう一度間違いがないようにサディッションを受ける。大丈夫と思うが、気が利く看護士さん、わざわざ「処置の前には手の消毒」と書いた付箋を書いて来てくれて、説明書に貼ってくれる。

 

いろいろやる事が多いので、昨日は、必ず飲まねばならない私自身の薬を飲むのを忘れた。

土曜に2錠を2回、日曜に2錠を1回、火曜日に1錠。
このパターンがずれたので、今日の日曜日からスタートさせる事にした。

 

カミサンは、家に帰って、看護士さんから溜まっていた便と尿を取ってから、驚くほど多くの便や尿が、順調に出ている。簡易トイレの取り換えも頻度が多くて大変だが順調なのは有難い。

食事は余り食べないが、点滴をしているので問題ないですよ。と看護士さん。

良い看護士さんに出会えて本当に良かった。

 

明日は、クリニックの先生の訪問日。

再び医療チーム全員が集まる事になる。