実家に帰ってきて、離れを建ててもらったとき、

父は、体の動きの悪い私のために小さな庭を作ってくれた。

どうも小さすぎて、花たちは、花庭から、はみ出して、育ち始めている。



エコちゃんのエコ生活

小さすぎたのか、植えすぎたのか、いろんな花たちが咲き乱れています。

ハーブは、一株ずつ植えてありますが、とんでもなく増えていきます

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庭から、はみ出した観葉植物たち。

阿蘇の厳しい寒さに負けず2度目の冬越しをしたばかりです。
部屋にも、ポトスが、広がっています。

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こちらは、母屋の北側にある裏の庭。

開墾し、余計なツツジなどを整理して作った花庭です。

野草も多く、自然のままに、してあります。
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出来上がったばかりの頃に裏庭。


現在の裏庭です。


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上の写真の庭は何も植えてありません。

しばらくすれば、種から育てたバジルが、ここに植えられ、育ちます。

それまでは、ミミズさんに土作りをしてもらっています。



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肥後菖蒲、カサブランカ、すかしゆり、日本水仙、チューリップなどが咲き乱れるが、

ここに植える基本の花は、お茶会に使うお茶花を集め始めている。

しかし、それでは、寂しいので、大好きなカサブランカが、豪華さを出してくれる。


娘の希望が多い庭作りがしてあります。

先週の日曜日には、夏椿の木を植えていたようです。

カサブランカの向こうには、椿の侘びすけが、盛大に大きくなっているようです。

この庭には、化学肥料、堆肥などは使わず、自然に育てている。

雑草が、はびこっているが、ミミズが良い土を作ってくれているようだ。

これが私が育てているトマトです。

肥料も何も使っていません。

2段目まで、花が咲こうとしています。

株と株の間には、バジルの苗が・・・コンパニオンプランツ として、植えてあります。


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このトマトを植えたばかりの頃。

実は、トマトの苗を買ってきて、15センチほど、葉を取って土の中に埋め込んであります。

トマトの性質として、そこからも根が出て、丈夫なトマトを育てるのです。

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これが、問題のなすびの苗です。

トマトの大きさは格別でしょう。同じときに植えたものです。

もちろん、父の言うとおりに堆肥、肥料が施されていますが、これまでの日照と畝の乾燥で、茎が細く、育ちも悪いようです。根元は、急遽、雑草でマルチをしたものです。


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きゅうりの2代目の芽が出ています。

これは私のやり方で育ててみます。


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きゅうりの最初の苗に育ち具合です。雨が降って、やっと元気付きました。

うどん粉病が入っていたのですが、何とか、今回だけは薬剤で、広がるのをとめました。

今日は、ストチュウ を使い、散布してあります。

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バァ様が生ゴミを管理しだしてからは、私は手を出さなかった。


バァ様が父の世話で疲れだし、ピンチヒッターで菜園の管理と生ゴミの管理をしてみると、


お見事!!!  記憶力の負けでした。


すべて、忘れていたらしく、生ゴミのバケツは、ぼかしも入れず、そのまま、入れていたらしい。

そして、そこから出るはずの発酵したばかしの液体も栓がしてなかったから、

流れっぱなし。


EM菌のぼかしを入れて作るバケツをもう一個増やして、

本格的にやろうと決めたばかりなのに、ガックリ。


84歳の高齢なので、期待した方が無理らしかった。

大好きな草取りだけさせておいたら、雨が少ないうえに作物を植えている畝はむき出しに・・・

今日は他のところでとった草をマルチ代わりにして、畝の上においた。


きゅうりが、ナスが、かわいそうだ。

大きくならない。茎が細いので、まず、茎を太くすることから始めよう。

米ぬかも昨日、ついた。堆肥に混ぜて、また、発酵させる。

化学肥料は禁止!!

土が死んでいるからだ。


元気の良いのはトマトだけ。もう一段目は花が付いた。

バジルもいい感じよ。ここだけは、土も元気が良い。

デジカメで写真を撮っている暇がない。


先日の天恵緑汁も、順調に発酵が進んでいる。数日で、完成する。

我が家の菜園、誰も世話をしない。


父は、具合が悪くて、畑に出るのさえ出来ない。

母は、父の世話で、がっくりと疲れ、

自分の大好きな草取りさえ出来ない。


雨は降らないし・・・

乾燥していて、田んぼの水は干上がっているところも。


里芋も芽を出さないし、土はカラカラよ。

今年の雨は極端に少ない。


これってね、異常なのよ。



また、私が畑仕事をするのも異常よ。

自分の好きな作物を植えたんなら、黙ってするけれどね。

その分、自分の庭もしたい放題よ。



父のご意見どおりに植えてある野菜が、かわいそうだから、せっせと世話をしている。

早く、父を追い出さねば・・・


『打ち首の刑が決まったので、熊本市の病院へ入院して、首にメスを入れます。』


頚椎狭窄症で、手足の麻痺がひどくなり、

手術しか、直る手段はないと言われ続け、ついに決心したらしい。


もう、振り回されまいと、私は足の手術を理由に

父の世話を弟に任せた。

去年は、必死になって、病院回りをして、挙句の果てが、疲労骨折!!



もう、やめた。

精一杯やったところで誰も同情もしてくれないんだもの。


と、言うわけで、父の手術が決まったら、

私は別の病院で、足に入れてあるプレートとピンを取る手術をします。

病院へ行くのは、弟と妹に任せて、こっちは、優雅な入院生活を・・・




と、決めて、今は野菜の手入れです。

10日ほどの入院ですが、その間に何事もないようにと手入れしています。

今年は父は菜園へは出ることが出来なくなり、

母と二人で管理しています。

あまりに自堕落な生活をしている父は、入院という生活をさせようと明日、病院へ連れて行きます。

高齢だからといって、動くはずの体を痺れに負けて、寝てばかりの生活、甘えているようです。

しばらくは入院してもらいます。


麻痺の辛さは私が一番良く知っています。

それでも、乗り越えて欲しいのです。


母なりに頑張っていますが、どうしても草一本もない畑がきれいに見えるらしく、

無理して、草取りに励んでいます。


父のやり方では、その雑草を枯らして、燃やしていました。


父は農家に生まれましたが、祖父母たちは、鍬の使い方さえ、教えていなかったようで、

よく見ていると、きれいに雑草を取ってしまった後、耕しているのです。

何も言わず、見ていましたが、


『おい、おい、これ素人のやり方だよ。』と、唖然としたのです。


祖母は鍬の使い方を、私に叩き込んでいたのです。

表面の雑草は、土に深く埋めて、その上を耕すやり方です。

そして、作物がある程度大きくなったら、

その作物の根元に抜いた雑草を置いて、

マルチのように土の表面が乾くのを防ぐようなやり方を教えていました。


実に理にかなったやり方でした。

現在でも、そう思っています。


父の入院が何日になるかはわかりませんが、

その間に母と二人、堆肥作りに挑戦して見ます。