今年は父は菜園へは出ることが出来なくなり、
母と二人で管理しています。
あまりに自堕落な生活をしている父は、入院という生活をさせようと明日、病院へ連れて行きます。
高齢だからといって、動くはずの体を痺れに負けて、寝てばかりの生活、甘えているようです。
しばらくは入院してもらいます。
麻痺の辛さは私が一番良く知っています。
それでも、乗り越えて欲しいのです。
母なりに頑張っていますが、どうしても草一本もない畑がきれいに見えるらしく、
無理して、草取りに励んでいます。
父のやり方では、その雑草を枯らして、燃やしていました。
父は農家に生まれましたが、祖父母たちは、鍬の使い方さえ、教えていなかったようで、
よく見ていると、きれいに雑草を取ってしまった後、耕しているのです。
何も言わず、見ていましたが、
『おい、おい、これ素人のやり方だよ。』と、唖然としたのです。
祖母は鍬の使い方を、私に叩き込んでいたのです。
表面の雑草は、土に深く埋めて、その上を耕すやり方です。
そして、作物がある程度大きくなったら、
その作物の根元に抜いた雑草を置いて、
マルチのように土の表面が乾くのを防ぐようなやり方を教えていました。
実に理にかなったやり方でした。
現在でも、そう思っています。
父の入院が何日になるかはわかりませんが、
その間に母と二人、堆肥作りに挑戦して見ます。