フェスをやりつつもずっと研究していたアーティファクト
このたびようやく納得できるレベルのデッキに仕上がったので紹介します
今回のもニューロンで公開してるので良かったら検索してみてください
デッキレシピ
メインデッキ
増殖するG 3
灰流うらら 3
悪魔嬢リリス 1
白銀の城の召使い アリアンナ 3
アーティファクト-モラルタ 1
アーティファクト-ベガルタ 3
アーティファクト-カドケウス 1
アーティファクト-デスサイズ 3
アーティファクト-ミョルニル 1
迷宮城の白銀姫 1
アーティファクト・ムーブメント 3
激流葬 3
アーティファクトの神智 3
砂塵の大嵐 3
やぶ蛇 1
戦線復帰 1
トラップトリック 1
天龍雪獄 1
魔砲戦機ダルマ・カルマ 1
ビッグウェルカム・ラビュリンス 3
エクストラデッキ
ナチュル・エクストリオ 1
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 1
天威の龍鬼神 1
カオス・アンヘル-混沌の双翼- 1
セイクリッド・プレアデス 1
No.61 ヴォルカザウルス 1
アーティファクト-デュランダル 1
No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン 1
アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 1
迅雷の騎士ガイアドラグーン 1
天霆號アーゼウス 1
ペンテスタッグ 1
アーティファクト-ダグザ 3
デッキコンセプト
①罠軸のアーティファクトで戦う
ネットやニューロンで色々検索してみたが、アーティファクトを利用した構築は大きく分けて3タイプあるように感じた
- デスサイズやダグザのみを出張させ、その制圧力を利用するもの
- 他テーマの展開力でダグザやデュランダルを立て、活躍させるもの
- 純アーティファクトのように、相手ターンでの展開を主とするもの
②ラビュリンスで遅さをカバー
このデッキでは攻撃反応型の罠を中心に組んだのだが、それで実感したのが
待っているのでは現代遊戯王には勝てない
という当たり前すぎる現実、これはこれで面白い試みだったけどね
罠を中心に組みつつ遅さをカバーする・・・となると答えは一つ
ラビュリンスの力を借りよう!!!
というわけでラビュ混合型にしたのが今回のデッキ
アーティファクトの良さを伸ばすために頼りにしているのがこちら、迷宮城の白銀姫(レディ・オブ・ザ・ラビュリンス)
効果③で必要な罠をデッキから調達するのがこの子の役目
この効果で神智や砂塵をセットしてアーティファクトのサポートをしてもいいし、相手に応じた妨害罠を引っ張ってきてもいい
ついでに打点も高く、耐性もあり、特殊召喚しやすいのでダグザの素材にも使いやすいという豊富なおまけつき
他のラビュカードはあくまでこの子へのアクセスを目的に必要最低限だけ採用した
姫様とかシャンドラとか入れ出すともうラビュで戦えばよくねってなるしね
以上がこのデッキのコンセプト
要は罠軸アーティファクトの動きをラビュでサポートしてあげよう、ということ
戦い方
前回の攻撃反応型アーティファクトと同じく、テンプレの展開例というものはない
引いた罠で臨機応変に戦うのが基本となっている
ただし特に意識したいポイントが2つあるので説明しよう
①早めにレディを場に用意する
このデッキはレディの効果③で必要な罠を揃えることでアドバンテージをとっていく
そのためレディは可能な限り早めに場に用意したい
レディへのアクセスは今回の構築だと
- 素引き1
- アリアンナ3
- ビッグウェルカム3
- 悪魔嬢リリス1
- トラップトリック1
の計9枚から可能
ビッグウェルカムはうららを食らいやすいカード筆頭だがアーティファクトの神智も同じくうららを食らいやすいので、どちらかでうららを釣ることができる
状況を見てビッグウェルカムと神智、どちらを通した方が良いのかを判断してうららを釣るようにしよう
レディの効果③は自身が場にいる状態で他の罠が発動した時に使えるのでレディは出し惜しみせずサッサと場に出し、相手の動きを見ながら必要な罠を引っ張ってくるのが良いだろう
②デスサイズを繰り返し活用する
アーティファクトの最強カード、デスサイズ
効果が通れば相手はそのターン中、エクストラデッキの使用を封じられるという非常に強力な制圧効果を持つ
多くのデッキ相手に刺さるため、可能な限りこの効果を活用していきたい
デスサイズを場に持ってくる手段は以下の通り
- ダグザ・ムーブメントで魔法罠ゾーンにセットし、他のカードで割る
- 神智でリクルート
- 戦線復帰・ミョルニル・ダグザで蘇生
相手ターンにデスサイズをこれらの手段で特殊召喚し、相手のエクストラ利用を封じるのがこのデッキの1つの勝ち筋
ただしアーティファクト自身の展開力がお世辞にも高くないので、時間稼ぎのため何ターンも繰り返しデスサイズで抑え込みたい
デスサイズを一度場に出した後は素材に使ってしまい、次の相手ターンでの蘇生を狙おう
相手ターンでのデスサイズの蘇生は、上記の通り戦線復帰・ミョルニル・ダグザを利用する
戦線復帰はレディの効果③でセットすればよい
元々は3積みにしていたのだが、序盤は腐りやすいため今回は1枚にしてみた
ミョルニルは相手ターンに特殊召喚すると、墓地のアーティファクトを守備で蘇生できる
デスサイズの蘇生と数を並べられるというメリットはあるが縛りが非常に重く、この効果の使用後は次のターンまでアーティファクトしか特殊召喚できない
つまり相手ターンにミョルニルを使った後、次の自分ターンはエクストラからダグザとデュランダルしか出せないのだ
デュランダルを立てた後、レディでやぶ蛇を持ってきて制圧盤面を作れるのでそちらに舵を切ろう
詳細は後述
ダグザは相手ターンに破壊されると、墓地のアーティファクトを守備で蘇生する効果を持つ
相手による破壊を待っていては相手の展開が終わってしまい、そのあとでデスサイズを出しても意味がない
この効果を能動的に活かすため、今回は激流葬を採用してみた
詳細は後述
大まかな戦い方は大体この通り
エクストラの活用については前回の攻撃反応型アーティファクトの記事を参照してください
後はちょっとした小技をカードごとに解説していきます
小技
アーティファクト-ベガルタ & アーティファクト・ムーブメント
この2枚の組み合わせにより、ベガルタと任意のアーティファクトの2体を並べることができる
手順は以下の通り
- 自分ターンにベガルタとムーブメントをセット
- 相手ターンにムーブメントでベガルタを割り、任意のアーティファクトをセット
- ベガルタ特殊召喚、効果で先ほどセットしたアーティファクトを割る
これによりデスサイズを出すことが可能になるため、今回はベガルタを3枚採用にしたというわけです
ベガルタ単体の性能で見れば1枚あれば十分なんだけども、ムーブメントとの噛み合いが良いんだよな
激流葬
前述したとおり、ダグザの効果でデスサイズを蘇生する場合に大活躍するのが激流葬
激流葬で相手を一掃しつつダグザも破壊し、ダグザの効果でデスサイズを蘇生する
現代遊戯王では激流葬を使ったところで墓地リソースから再展開されてしまうのがオチだが、デスサイズと組み合わせればそのリスクを抑えられる
エクストラに依存するデッキであれば、盤面一掃後の再展開を抑制できるのだ
まあ最近はメインデッキだけで回る環境デッキも多いのだけども・・・
デスサイズ・ダグザ・激流葬・ラビュがかなり面白い噛み合い方をしてて、気づいたときは感動したよ
罠軸なら実用性は高いと思うので、だれかwikiに載せてあげてください
魔砲戦機ダルマ・カルマ & ビッグウェルカム・ラビュリンス
基本的には本来の使い方を目的として採用しているが、アーティファクトをサポートすることもできる
アーティファクトの着地効果に対して泡影やスキルドレインのような無効を使われた場合、これらのカードで裏側にしたり手札に戻すことで無効をすり抜けることができる
ビッグウェルカムはレディを出すためにサッサと使ってしまうことが多いが、中盤以降に余ってきたらこういう使い方もできるので覚えておこう
やぶ蛇
先にレディを出しておけば、相手の羽箒やライストを利用してやぶ蛇の発動を狙える
手順はこう
- 相手の羽箒
- チェーンして適当な罠を使う
- さらにレディの効果③をチェーンし、やぶ蛇を持ってくる
- やぶ蛇が羽箒に破壊され効果使用
という流れでエクストリオなどを立て、制圧盤面を作れるのだ
また相手の破壊を待たずとも、デュランダルでやぶ蛇の発動を狙うことができる
手順はこう
- やぶ蛇をセット
- 相手の通常魔法罠orフィールド上のモンスター効果が発動
- デュランダルの効果をチェーンし、相手の効果を書き換える
- 相手の効果が書き換わり、自分のセットカードを破壊させる
どのセットカードを破壊するかは相手が選べるが、やぶ蛇のみをセットすれば確実にやぶ蛇を破壊させることができる
やぶ蛇はアーティファクトとシナジーが濃いカードなのでぜひとも活躍させたい
最後に
このデッキは自分が組んだデッキにしては珍しくカスタマイズ性が高く、環境によって採用する罠を変えることで色んなデッキに対応することが可能
それもこれもラビュのおかげやね
流石に12期最新のデッキには分が悪いけど、純構築ベースのアーティファクトにしてはそれなりのデッキパワーになったと思う
自分が組んだ中では文句なしの最強アーティファクトだと思います
ちな他にはどんなのがあったかというと、こちらをどうぞ・・・
アーティファクトの研究は実はまだちょっとだけやりたいことがある
ニューロンで検索したらかなり面白い構築があったので、参考にして自分なりに練ってみたい
ほかの人のデッキがベースなのでこのブログで紹介は多分しないけどね
許可もらえれば紹介してもいいんかな・・・
あとは多分お蔵入りになるけど、次元の裂け目採用型とか
実は魔法罠ゾーンで破壊されたアーティファクトは魔法カード扱いで墓地に送られているので、次元の裂け目の適用下でも除外されないんだよね
これを利用して相手の墓地利用を抑えつつ自分は墓地からアーティファクトを展開するという机上論デッキを一瞬考えたけど、多分組まないな
実際には次元の裂け目が素引き前提なので戦術として成り立たず、ネタ発想の域を出ないからね
モンスターゾーンから落ちたアーティファクトは普通に除外されちゃうわけだし
長くなりましたがラビュ型アーティファクトの紹介でした
アーティファクトを愛してやまない・・・なんてYPはいないだろうけども、もし面白いと思ってもらえたならぜひ使ってみてください
繰り返しになりますがニューロンでも公開しています、ラビュ型アーティファクトってデッキ名だったかな
みんなもアーティファクトを使おう!
デスサイズ以外もね!