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ホームランを打ちやすい顔がある

最近のおもしろ研究をご紹介!



顔の幅が、ホームランの打ちやすさに関係しているのではないかという研究。

先月のBiology Lettersに発表されたものです。

研究方法はいたって簡単、

2011年と2012年のセリーグの試合に出場した打者104人の顔の幅と長さの比率(fWHR)を測定して、ホームラン数や長打率と関係性があるか調べるだけ。



結果は、

両シーズンとも、顔の長さに比べて顔の幅が広い打者(巨人の阿部、村田、ヤクルトの畠山みたいな顔かな。笑)が

多くホームランを打っていたという結果が!

2011年では長打率と打点でも同じ傾向があったらしい!

"学者への道" in Arizona
(写真:http://www.geocities.jpより)
(ちなみに日本を代表するスラッガー松井秀喜はこの研究に含まれていません)

たしかに、そういわれてみればホームラン打者である、

清原和博、中田翔、中村紀洋、江藤 智、中村剛也!なんか、

顔の幅が広そう。。。笑



今まで顔の幅と長さの比率は、攻撃的な性格、目標達成意識、勝ち気のメンタル、政治家の競争力、企業経営者の経済的成功など、様々なことに関連があるという結果が知られていたらしいけど、

顔の形と野球の打撃に関連性があるなんて、ちょっとした大発見

でも今だれもが思っているであろう疑問は、

なぜ?

なぜ、顔の幅がそんなに野球の打撃に大事なの?って思いますよね。



顔の幅は男性ホルモンであるテストステロンの指標となっている可能性も指摘されていますが、

顔の幅がなぜ野球の打撃に関連するのか、はっきりとした理由は謎です。



この論文を研究室のミーティングで報告したら、

うちのボスが一言、

「簡単だよ、目と目の間が離れている方がボールとの距離感がつかみやすいからでしょ」

って、たしかにΣ(・ω・ノ)ノ!



進化学で目の位置は距離感や視野に関連していることはよく知られていること。例えば、

平原に住んでる草食動物(ガゼルなど)は捕食者(チーターなど)から身を守るため、背後にも目をくばることが大事。ほぼ360度近くの視野をもつため、目が顔の横側に進化したと考えられてる(その分遠近感は計りにくい)。

逆に、木の上に住んで、枝を飛び回るを我々の祖先のサルは、距離感を正確に知ることは樹上生活では大事。mm単位の距離感を知るため、目が顔の正面につくよう進化したと考えられてる(その分振り向かないと後ろが見えない)。



顔の幅が広いということは、それなりに目と目の間隔も広いはず。

目と目の間隔が広ければ、ボールの位置(奥行き)が見やすい。

距離感がわかればバットでボールをとらえやすい、かもしれない。

シンプルなアイディアだけど、なんか面白いですよね。



走るとき大きな頭は邪魔になりそうだから、

体と比較して、頭の小さい選手の方が足が速い、

とか関係してないんですかね。



みんなも仮説を立てて、

野球カードとかで顔や体の比率を計測して、

夏休みの自由研究とかどうですかね?笑

習慣化した行動から脱出せよ

お久しぶりです!

春学期の授業が終わり、学期末試験期間に入りました。

学生はみんなテスト勉強で大忙しですが、

採点する側は気楽にブログでも書きます≧(´▽`)≦



今日は習慣化した行動から抜け出したエピソードを二つ。



今季初めて集団遺伝学という数字がいっぱいでてくるTAをやって、

初めは生徒の質問を答えられるか不安でいっぱいだったんですが、

生徒の宿題を先取りして準備したらなんとかなった気がします。



でも、生徒の素朴な質問など答えれないことも多くあり、

そんな時は、「That's a good question!」

と、生徒を褒めて自分が答えられないことを隠す、

「いい質問だね」戦法で、逃げてきました。

だから正直な話、一学期TAをした今でも、

集団遺伝学を人に教えられる!って自信をもてない。。。(-"-;A



「集団遺伝学のTAがこのままでいいのか」

って、なぜか一人でアツくなって、ムキになって、

この週末、戦ってみました。

"学者への道" in Arizona

他にやることあるのに、いつもの自分なら後まわしにするのに、

あえて数式を何時間も眺めて、一枚の紙にまとめてみました。

普段なら答えが出せればいいって、

要領よく効率よくこなすことに重点を置いているけど、

この習慣化した行動を抜け出すことで、

数式同士の関係性や新たな意味など発見できました(´∀`)



この習慣化行動脱出の効果にハマって、もう一つ意識的に行ったことをひとつ。



自分は、「思いついたらすぐ行動」「なんとかなる」「あたって砕けろ」が口癖。

良く言えば、行動力があるポジティブ主義者

悪く言えば、考えるのが面倒な楽観主義者



この夏7月から、行ったことの無いカリフォルニアの大学に編入するのですが、

新たな環境での挑戦にも、内心「まぁなんとかなるだろう」とポジティブ。

でも本当は、どれだけ大変なのか、何が待ってるのか調べるのが面倒なだけかもしれない。



今何も下調べをしなくても、編入後なんとかなるだろうというのはわかってる

でももし下調べをしたら、編入後どれだけ楽しめるのかはわからない



普段なら調べるなんて面倒くさいで片付けてしまうところだけど、

なぜかまた一人アツくなって、ムキになって、

自分と共通の研究分野をもつ教授のプロファイルを、

スパイ映画みたいにどこの大学の出身か、何を勉強してきた人か、何人大学院生をもっているのかなど、顔写真つきの教授リストをつくってみたり、

バークレーの交通システム、都市の名前、観光地、地形、物価、はたまたアジアンマーケットの位置や口コミなど、

なんの役に立つのかもわからないような情報を日が暮れるまで徹底的に調べてみました。

"学者への道" in Arizona

すると、数年前に東大で教えていた教授を発見したり、研究の話があいそうな大学院生を発見したり、初対面で出会った時の話題がすでにできました。

(まさか向こうは顔写真まで調べられてるとは思ってないでしょうけど。笑)



習慣化した楽観的行動から、スパイのような念入りな精密調査も、

将来、行ったことない大学で、就職の面接を受けたり、研究発表をする際、

今回のプロファイルリスト作りはいいトレーニングになった気がします。



今までうまくいってきた、「習慣化した行動」をせずに、

今まであまり試したことの無い、「習慣化していない行動」をとることは、

勇気がいる。



でも、もし習慣化していない行動をして、

新しいポジティブな経験ができれば、

その後の行動や結果に大きく影響するはず。

例えば、

普段そこそこしか勉強してないのに人並みの成績がとれてしまう人が、勇気をだして、徹底的に勉強してみたら、クラストップの成績をとれてしまったり、

普段どんなスポーツをしても運動音痴だと言われているような人が、勇気をだして、マラソンをやってみたら、大会で優勝してしまったとか。



習慣化してしまった行動から抜け出してみないと、気づかない自分の能力や、思わぬ経験が待っているかもしれない、

と思わせてくれる出来事でした。

論文がこの世にでる長き道のり

ご無沙汰です。

今日はアースデー、みなさん地球にいいことしましたか?

自分は水の節約のために洗い物や洗濯物を放置しています(笑)



先週、アメリカで初めて論文を投稿しました。

あまり知られていない論文掲載のプロセスを説明します。



1. ジャーナル(学術雑誌)を選ぶ。

まず、自分の論文を投稿したいジャーナルを選びます。

自然科学ではNatureやScienceなんてのがトップジャーナルで、業界に与える影響が強いとされます。だれでも投稿はできるんですが、有名雑誌ほどほど論文がアクセプト(掲載)される確率は低くなります。

自分は調子にのって、そこそこ高いBiology Lettersという学術雑誌に投稿しました。



2. エディター、レフリー(編集者、査読者)を選ぶ。

学術雑誌にはそれぞれエディターボードメンバー(世界中の選ばれた教授たち)がいまして、

論文投稿者はどのエディターがいいか希望を出すことができます。査読するレフリーも同じで、だれに論文を読んでもらいたいか世界中の研究者から好きな人を選んで希望を出せます。

知り合いばっかり選ぶことも可能ですが、希望通りになるとは限りません。まずそれ以前に、自分の論文に適したレフリーを選ぶことが一番大事で、的確なコメントをもらうことで論文の質が上げることができます。



3. カバーレター(お手紙)を書く。

カバーレターとはエディター(編集者)にあてたラブレター。

自分の論文がどれだけ大事で、なぜこの雑誌に載せる必要があるのか一枚の紙で訴えます。

エディターが最初に見るのはこのカバーレターと論文の要約なので、かなり大事です。

オンラインの場合はあとは必要な情報を入力して、ファイルをアップして、投稿のプロセスはおしまい。

あとは待つだけです。



4. アクセプト vs リジェクト(掲載可 vs 掲載不可)

第一の関門はエディター。Natureなどのトップジャーナルの場合、このエディターの関門で投稿された論文の95%はレフリーに送られることなく、リジェクトされると言われています。

第二の関門はレフリー。エディターが雑誌にふさわしいと判断すると、複数名(Biology Lettersの場合3名)のレフリーに論文の査読が要請されます。ここでのリジェクト率も軽く60%を超えると聞きました。

この審査を終え、リジェクトならその時点でゲームオーバー。新たな雑誌に論文を投稿する。

もし改正点やコメントが送られてくれば、改訂して再送し、何度かレフリーとやり取りをして、ようやくアクセプト(掲載)にいたるという、、、なんとも果てしないプロセス。

雑誌にもよるだろうけど、投稿から出版までのプロセスに半年~1年かかることはざらです。




自分の論文はというと、第一のエディター関門を突破しました!

in reviewというステータスで、今世界のどこかでレフリーたちが自分の論文を読んでくれているはず。

まぁリジェクトされる可能性のほうが高いから期待しちゃいけないんだろうけど、

初めて、研究のアイディアを一人で考えて、一人でデータを集めて、一人で分析して、一人で書いた論文(英語のアドバイスはもらいましたが)、

やっぱり期待しちゃいます。



こうして、とりあえず論文投稿を終え、

研究助成金の申請書もようやく終えたので、

やっと研究にとりかかれると張り切って、

「消化」について専門知識ないから勉強してみるかと思って、

珍しく夜の図書館にこもって、

消化に関する本棚の端から端までの目次にすべて目を通して、

机に本を積み上げて、なんか大学院生ぽいことをしてみました。笑



自分で論文を投稿すると、

読んでる論文や本、一つ一つが、どれだけ価値のあるものかよくわかる。

だって、一行の文章を書くために、

だれかが何時間、何日、何年、いや一生かけたかもしれない

そこまでしてでも知りたかったこと、伝えたかったこと、

時を超えてその情報は今一人の大学院生の脳みそに入り、

頭の中でその情報を整理することで、

今までなんの役にたつかもわからない断片的な知識が、

バチバチ音をたてて「あっ、make sense!(なるほど!)」って

感覚がたまらない。。。ヽ(゜▽、゜)ノ



そんな感じで春学期最後のラストスパート中です。

あと論文二本投稿することが目標なんですが、

一本は時間的に絶望的です。。。



まぁそんな勉強してるようにみせかけて、

ちゃんと焼きそば焼いたり、

"学者への道" in Arizona



ちゃっかり集合写真の真ん中にメガホンもって映ったりして、

"学者への道" in Arizona

元気にやっとります(´∀`)



勉強も遊びもふぁいやー☆

感謝したい場所と仲間

学期も終盤にさしかかり、

トイレが狭すぎて方向転換すると壁にひじがぶつかるほど、

四畳半のキッチンなしの家にも慣れてきました。

友達の家のキッチンを使い夕食を食べまわったりしています(笑)



自分が担当しているカナダのネズミさんが増えまくり(増やしているんですが)、

ケージ交換やその管理にすごく時間を使われたり、

論文投稿や助成金の申請に手こずっている中、

前に申請していた助成金と学会への参加がダブルで不合格の通知が来たり、

やりたいことがわかっているのに、

ものごとが思うように進まずモヤモヤしてる感じです( ´(ェ)`)



そんな投げたしたくなるような時だからこそ、

感謝すべきは今生きてる場所仲間

"学者への道" in Arizona



学科の友達が自宅で行われたマダガスカルのカエル上映会のお話し。

冬休みに大学院生二人組みが政府のお金をつかって新種のカエルを記載するため、マダガスカルに2ヶ月間行っていたようで、

7種の新種のカエル、カラフルなへび、カメレオン、昆虫の写真がうじゃうじゃ。

学名や専門用語が飛び交い、鳴き声を真似したり、爬虫類の教授も来ててみんな超マニアック。

「これは○○属に分類されるカエル?」

「アマゾンの熱帯雨林に比べるとあんまりきれいじゃないね」


って自分にはとてもじゃないがついていけないレベルの会話。

「ヒルに血を吸われるのはかまわないけど、目に入ってこられるのは危ないから定期的に顔を手で触れて確認するんだ」

ってどんだけワイルドやねんってエピソードも。

極めつけは、カメレオンの産卵ビデオ、

友達:「カメレオンの産卵ってウミガメみたいに卵に砂をかけるのが下手でさ」

自分:「どれくらい見てたの?」

友達:「2時間半ぐらいかな」


ってそれはさすがに見すぎだろ!笑

みんなで単純にかっこいい、美しい、カエルやヘビを見て盛り上がってると、

今自分は子供の頃から目指していた場所にいるんだなって実感する。



自分は子供のころから家の周りにいた昆虫、カエル、トカゲとかが好きで、

小学校の国語の読書の時間なのに昆虫図鑑を読んでたり、

高校生で里山に一人で冒険にでかけちゃたり、

大学では昆虫博士(自称)とか名乗って学科のクラブ新聞で生き物雑学コラムを描いてみたり、

していたちょっと変わった子だった(今でもか)ので、

生き物のナチュラルヒストリー、その美しさ、かっこよさへの情熱は、

それなりに自信があるわけです。

でも、さすがにカメレオンの産卵を二時間半床に這いつくばって見ているこいつらに勝つ自信はない(笑)



自分と同じ、情熱や価値観をもった仲間と出会えたこと。

そんな人たちが世界中から集まった場所にいること。

うまくいかない時だからこそ、今に感謝しなくては。

"学者への道" in Arizona



他にも、先週は感謝しなくてはと思わされるできごとがいくつかありました。



自分と友達で微生物学者森林生態学者を大学中から集めて、

異なる分野から何か学べるかという第一回のミーティングを開催したんですが、

植物と微生物っていう全く違うシステムを研究している大学院生が円になって、群集生態学の応用や未来について話し合う

留学前こんなこと起こるのかなって想像していたことの一つだったから、

微生物のことを一年ほどしか学んでいない自分の呼びかけで集まってくれる仲間に、

やっぱり感謝です。



自分のヒトと腸内細菌の論文とネズミの生殖的隔離の論文が、

ついに投稿準備最終段階に入ったんですが、

うちのボスは最後の最後まで自分の論文の一字一句までコメントが厳しい。

「I do care that you do good science」

(おまえにはいい科学をしてほしい)


すごく忙しい人なのに、ちゃんと自分に時間を使ってくれて、期待してくれているのがわかるだけに、

先生のためにも、もっと頑張りたい。

最高の指導教官にめぐり合えたことに感謝です。



バークレーに出願する書類で日本の大学の卒業証明書が必要で、

大学院に残っている友達に代理人として手続きをお願いして、

就活の話しなどをしていると、

「Dr.Tが自分の夢を断念することがあるのかな」

「なにがなんでもものにしそうだけど」


って言われました。

書類関係で両親とも久しぶりに電話で会話して、

頼れる人間がいること、信じてくれてる人間がいることに、

本当に感謝です。



そして、

スプリングフリングという学生が主催するお祭りで、

気持ち悪くなるまでアトラクションに乗りまくり、

桜木流のフリースローでピンクDomoもゲットし、

バカみたいな会話で朝までお酒飲んで、盛り上がって、雑魚寝できる仲間がいることに感謝です。

"学者への道" in Arizona

神様、これだけ感謝したから、明日はどうか仕事がはかどりますように(笑)

88ドル、24時間以内で、お引っ越し

友達と寿司屋で夕食後の駐車場、

友達「あっ、ネズミだ」

という一声に、

ほろ酔いな体が自然と動きだし、

素手でネズミを捕まえてしまい、

「これはHeteromyidae目、Dipodomys merriami (カンガルーネズミ)だね。この頬袋にエサをためるんだ。ちなみに、、、」

って求められてもいないのに解説をしてしまった、最近のDr.Tです。



今まで住んでいた庭付きの広い家の契約が切れるため、

キャンパス近くのリアル四畳半のアパートへお引っ越し中です。

"学者への道" in Arizona

ちょっと見えてるトイレとシャワーの奇跡的な狭さ!

この写真の左側はクローゼットなので、ほぼ四角い小さな部屋のみ!

まぁバークレーへ引っ越す数ヶ月間だけなのでかまわないんですけど、

アメリカンサイズではない仮住まいのアパートです。



実際の引っ越し(荷造りして動かす)作業を始めたのは、

寿司屋でネズミを捕まえた後の木曜日夜の9時半すぎ。

"学者への道" in Arizona

これは偶然ベッドの下からでてきたアメリカに来て初めて成功させたPCRというDNAを増幅させる機械と電気泳動をつかった記念すべき実験結果!

あっ!これも懐かしい、あっ!これも、とやってるうちに時間は過ぎ、

荷物をまとめ終わったころには朝の5時(°д°;)

3時間だけ仮眠をとり、

次の日は、U-Haulという引っ越し用のトラックをレンタルして90%の荷物を運び終えました。

家にあったすべての荷作りから移動まで、24時間以内でやり遂げた計算に!

まるで夜逃げ。笑



飼っていた熱帯魚たちはさすがにバークレーに持って行けないので、

ペットショップに引き取ってもらうことに。

"学者への道" in Arizona

(これは水槽内の底砂を乾燥と殺菌を兼ねて天日干しw)

日本でペットショップで一年間バイトをしていたので、

引き取られた魚は他の魚の餌にされることもあることを知っています。。。(´_`。)

でも販売するって言ってくれて、次の日お店に行ったら本当に、

自分の買ってた熱帯魚たちがそのまま一つの水槽を占領してました(笑)

しかも買った時よりいい値段つけてもらってるw

いい飼い主のもとに行くんだぞ!と別れを告げました。

(飼えなくなったペットは決して野外に離さずペットショップに相談しましょう)



イベリアトゲイモリくんは、

一生(二十年以上いきるはずw)責任をもって飼うもりなので、

水の入った水槽は一つだけになりました。

"学者への道" in Arizona

このつぶらな瞳で見つめられると、ドキッとします(*゚ー゚*)

飼いきれないからと魚を引き渡したペットショップで、

Red belly newtという生き物をみつけ、

"学者への道" in Arizona

アカハライモリにしては顔が違うし、

カリフォルニアイモリでもないような。

(だれかわかる人いますか?)

でも、キモかわいいということでご購入。笑

引っ越し中にペットが増えてしまったという。。。



引っ越しにかかった費用:
55ドル(U-Haulトラックレンタル料)
20ドル(自家用車ガソリン代)
3ドル(ルームメートの人件費、スムージー)
0ドル(医学部裏のゴミ捨て場のダンボール)
0ドル(研究室から黙ってお借りしたガムテープ)
10ドル(イモリw)

合計:88ドル

激安です。



そして、3時間睡眠でトラック運転して荷物を移動し終えた金曜日の午後5時から、

ソフトボールへ!!!!

"学者への道" in Arizona

アメリカ人主催で、メキシコ人、中国人、韓国人、日本人が集まったインターナショナルベースボール!

日本から野球のグローブをわざわざもって来ていた自分にとっては、

外国人と野球をするのはだった♪

WBCのリベンジも兼ねてます( ̄ヘ ̄)

引っ越しを頑張れたモチベーションは、このソフトボールのためといっても過言ではない。



東京ヤクルトスワローズ、青木23のユニフォームで参戦し、

調子に乗ってチームのキャプテン(チーム名はもちろんスワローズ)を勤め、

ホームランが出ればサイクルヒットという、5打数3安打5打点で少しは貢献できたんですが、

最後のチャンスで倒れ、チームは20-28?で破れました。

9回表終了は10時頃だから3時間以上の熱闘。。。

そのあとピザ屋でビール片手に盛り上がってしまったので、

ベットのない前の家に帰ると倒れるように床に撃沈しました。笑



そして今日は異様な筋肉痛で目覚め(当たり前w)、

前の家のそうじをしないといけないので重い腰を上げてこれからまた頑張ります。

今夜は日本人メンバーでバーに行ってビリヤードにダーツをする予定なので、

それまでに終わらせることが今日のモチベーションです☆

あっ、研究、、、のことはまた日曜日から考えます(`・ω・´)ゞ