幸せの肉球
ムルカに比べるとおっとりしていて行動のバリエーションも乏しいまりあ。
ですが、こんな肉球を見せつけられると
それが見慣れたポーズであっても
その都度、頬の筋肉が緩んでしまいます。
この窓も寝室の窓も、まりあがよく日光浴を楽しむ場所は、
どちらもこどもたちの遊び場となっている袋小路の私道に面しています。
近所の奥さんによると、
洗濯物を干していると、よくまりあと目が合うのだとか。
こうして、そぉっと近所の方たちとのコミュニケーションを楽しんだり、
子どもたちが遊ぶ姿を眺めて楽しんでいるんですね。
おっとりして控えめなまりあらしい、
おだやかな春の楽しみ方です。
まりあにゃ~ん![]()
春が来てよかったねぇ~![]()
春は、気持ちがいいねぇ~![]()
こどもは変わる
子きてぃを迎えて、1年3ヶ月。
この間、
物理的に母子べったりだっただけではなく、
家にいても、テレビや音楽のかけっぱなしはせず、
子ども向け番組も極力声かけをしながら視聴。
友だちづきあいはといえば、
習い事やサークルで広く浅くのおつきあいをしてきたため、
家族以外の特定の人物の影響を強く受けることもなく、
ほとんどの刺激はきてぃというフィルターを通して過ごした子きてぃ。
気がつけば、血が一滴もつながっていないのに、
ぞっとするほど私に似てきた子きてぃとの
一卵性双生児のような生活を送っていました。
しかも偶然ながら、血液型と星座まで同じ。
しし座のA型のふたりは、
ガンコで粘り強く凝り性。
自分で面白いと思えなければ、まわりが楽しそうでもノレません。
ケンカしたらどちらもひかないし、
機嫌がいいとアルコール抜きでここまで盛り上がるか、というほど、
2人で盛り上がってしまいます。
だんだんお洋服の好みや好きなイベントのタイプまで似てきて、
いやぁ、友だちの作り方とか、人との距離の空け方まで似てきたのには、
何だか、嬉しいだけでは済まされない、
自分の短所もまた見せ付けられているようなフクザツな想い。
・・・と。
1対1の関係だけを見ると、微笑ましげな就園前の日々でしたが、
こと対人関係になると、本当に悩みはつきませんでした。
まず、世の中のしくみがわかっていない。
それから、人との距離のとり方がわかっていない。
それにも関わらず、
私が人一倍色々な場所をひっぱりまわしたため、
刺激過多で消化しきれないことも珍しくありませんでした。
消化しきれないと、ハイになって手がつけられなくなるか、
隅っこに行って固まってしまいます。
隅っこで固まってても誰にもメイワクはかけませんが、
ハイになると、たいてい他のお子さんも巻き込んでしまうので
それはそれは肩身の狭い思いを味わうことになります、あ、私が。![]()
そんなこんなで、
子育てサークル、音楽教室、その他色々、
いったん始めさせたものの
やっぱりやめさせようかなぁっと思った活動は数え切れず。
ただひとつだけ、最初からずっと順調だった幼稚園ですら、
プレ教室では絶好調だったのに、
試し保育でおじけづいてしまい、
この春は、「行きたいムード」を盛り上げようと
あせりにあせって過ごしました。
人生の最初のひと時を親のいない集団生活という形で過ごし、
土台のしっかりしていないこの子は、
社会には適応できないんじゃないか。
自分の育て方ではなく、
一緒に暮らし始める前の部分に責任を押し付けてしまいたくなったことも
一度や二度ではありません。
でも。
こどもって本当に短期間で変わるものですね。
変わるっていうか、成長する。
12月の子育てサークルの発表会は、
うわぁ、この子、ふつうに社会生活の送れない子なんじゃないのぉって
本気で心配させられた一件でした。
ステージはまあまあだったものの、
客席での騒がしさと落ち着きのなさは群を抜いていて
そりゃぁもう、5分と座ってはいられず、
そのたびにわが子のビデオ撮影に夢中になるまわりの白い目を気にしつつ
ロビーと行き来したものです。
ところが、先日の音楽教室の発表会では、
大きな声で笑顔の落ち着いたパフォーマンス、
客席では他のどのお友だちよりも落ち着いて演奏を聴いていました。
発表会で自信をつけたのか、
その後の教室での落ち着きぶりには目を見張るものがあります。
12月と4月では、
集団活動への参加の仕方も舞台の鑑賞態度も別人のように変わりました。
「何をしても叱らないでください」
「何があっても驚かないでください」
子きてぃを迎えるにあたり、紹介団体や行政の研修で
繰り返し、繰り返し、言われたことばです。
今、ようやく、なぜ、あれだけ言われたのかわかるような気がします。
施設で育った子や血のつながっていない子が、
何か特別なことをするわけではありません。
(・・・する子もいるのかもしれないけど。)
親が慣れていないんですよね。
自分で生んで育てた親というものは、
妊娠中から赤ちゃん時代を経て、
こどもはいかに短時間に劇的な変化を遂げるのか、
いかに突拍子もない行動をとるものなのか、
こどもがトドラー世代に達するまでに
すでに、それを身をもって経験しています。
だから、自分で動き回り、ことばも発するようになることには、
かなり次の予測ができるようになっているのでしょう。
ところが。
トドラーまで育ち、見た目もかわいらしく
少しずつ話し始め、色々なことを理解し始めたように見える状態で
わが子となる子と出会った里親には、
その子がこれから、どれだけの劇的な変化を予定しているのか、
想像がつかない。
その変化にどれだけのエネルギーを必要としていて、
そのために、どれだけまわりと摩擦を起こすのか、
まったく想像がつかない。
内部に混在する赤ん坊とおとなの部分の混ざり具合が
想像できない。
だから、ちょっとのことでオタオタして動揺し、
深~く悩んでしまう、
そして、たいていの場合、
親の側が間違った対応をするんだろうなぁっと、
だから、「何をしても叱るな」って言うんだなぁっと。
今頃、ナットクしています。
今日、子きてぃは幼稚園に入園しました。
これからも、色々しでかしてくれると思います。
でも。
こどもは変わる。
短期間で変わる。
いえ、変わることのできるポテンシャルを備えている。
それを辛抱強く見守ったり、うまく方向転換を促したりする、
それが親のしごとなんだなぁっという
この1年3ヶ月、身をもってした得た教訓をもとに、
これからは少しどーんと構えて幼稚園ママを楽しみたいと思います。
制服着ても、やっぱり大好きせんとクン![]()
本格的な春の訪れ
おいしくおやつを食べ、
食卓のイスから降りようと後ろ向きになった子きてぃの顔がこわばりました。
それは、何かが気に入らなくて癇癪を起こすときとは違った真剣なこわばり。
ママ、あそこ・・・
子きてぃが指差す方を見ると、
この春、始めてみるトカゲ![]()
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あわてて隣の部屋で寝ていたムルカを呼びに行くも、
心地よいうたたねをジャマされて不機嫌になったのか、
まだ寝ぼけていたのか、
トカゲを見ても無反応。
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きゃぁぁぁ~、どうするぅ?
パパに電話して助けにきてもらおう
来るかぃ!
・・・ママ、トカゲ怖いからこのままパパが帰ってくるまでおいといたらダメ?
ダメ![]()
などの押し問答の末、結局は、私がほうきで履きだしました。
けれども。
あとで気づいたのですが。
トカゲは尻尾が切れていました。
そして、気絶していたのが、外に出て動き出したのです。
ということは。
ムルカにゃん、ムルカにゃん、あれはキミのいたずらかにゃ?
な、なんのことかにゃ?
昨日はほぼ1日雨模様だったので、
気分転換に2時間くらいピアノの部屋で遊びました。
私たちがピアノや歌を楽しんだり、
マトリョーシカで宝隠しゲームをしたりしている間、
リビングの窓から雨の切れ目を狙って外に出たい、入りたいと鳴くムルカは
何度か待ちぼうけをくらったのです。
その上、確認してみると、
トイレには始末をしていないう○ちがあり、
カリカリは空っぽ。
一気食いでむせたのか、それをまりあのランチマットの上でぺぇしていました。
ムルカはトイレの始末は即して欲しい猫だし、
雨で退屈だからカリカリを一気食いしてみたものの
空っぽの皿も気に入らなかったのでしょう。
しかも、本格的に降りだしてからは、
ここ数日のお気に入りの昼寝場所となっていたピアノ部屋を
騒々しい私たちとシェアしなくてはなりませんでした。
あのトカゲは、ゼッタイにムルカがわざとあそこに置いたんだと
今ではまったく疑わない私。
子きてぃにも、トカゲを掃きだすときに顔をあわせた近所の人にも
そう説明しました。
こうして。
トカゲと共存する季節がまためぐってきたことを実感したのでした。
春うらら
日中は汗ばむ陽気となった火曜日、
近所のワルガキの皆さん小学生たち
&それにくっついてまわる子きてぃたちジャリンコ未就園児の面々は
春休み最後の恵まれた天候を
文字どおり朝から晩まで満喫しました。
朝からシジュウカラのカップルに庭を占領されたムルカは、
午後には、この陽気に誘われて珍しく庭に出たまりあに
庭での孤独をジャマされ、
拗ねて脱走を試みるも、
今度は前で遊んでいた子どもたちに取り囲まれるという
それはそれはとんだ1日を過ごしたのでした。
こんな日はねぇ、ニンゲンは「日が悪かった」って言ってあきらめるにゃよ
ふぅぅぅぅんだぁぁぁぁっY(>_<、)Y
みんな、ムルにゃんの頭のよさを知らないから、
逃げ出したって勘違いしてるんにゃよっ。
拗ねてるアピールなのにねっ。(^_-)☆
シジュウカラ
私が庭に来る野鳥を「ウズラ」と言い切ったことに端を発した
我が家の野鳥ブーム。
今では、ネット経由で新潟から巣箱を購入して設置し、
ぱぱにゃんがモスクワの道具屋市場で購入した
怪しげな迷彩色の双眼鏡は常にリビングにスタンバイ、
横には、週代わりで図書館から借りてくる鳥の本、本、本・・・。
・・・一見、セカンドライフ満喫中のおうちみたい??
と、凝り性が揃ったムルまり家ですが、
巣箱設置の数日後には、
今まで庭に姿を見せたことのなかったシジュウカラが遊びに来るようになり、
確かにいい場所だけど、この家には猫がいるでぇ
でもぉ、あの猫、どうも木にはまったく登れないみたいよ
っていうかぁ、地面近くが好きなツグミやシロハラには関心があるけど
高いところを渡り歩く小鳥にはまったく興味なしみたいやなぁ
などという話し合いがなされたのか、
先週後半くらいから、ツガイで遊びに来るようになりました。
コツコツ巣箱の穴をつついて自分たちサイズに広げ、
ついに巣箱の中に入ったり出たりする姿を見かけたのが月曜日の朝。
そして今日、水曜日の朝。
いつもは、子きてぃのお着替えから朝食時に来て
さっさと作業を済ませて帰るこのシジュウカラのカップルの巣作りも、
ついに本格工事に突入したようです。
庭の枯れ葉を拾っては運び拾っては運び、
少~し溜まった頃に中に入ってしばらく作業をしては
また出てきます。
上半身は巣箱の中、背中と尾だけが見えています。
材料の落ち葉をくわえ、再び中へ。
熱心に作業を続けるカップルと観察を続ける子きてぃ&きてぃ。
これが10時頃まで続きました。
その間、お庭遊びに出してもらえなかったムルカはすっかり不機嫌になり
子きてぃと私は、
残りわずかの平和なひと時をゆったりと過ごしたのでした。
幼稚園生活開始まで、とうとう残り1週間です。
今朝は庭遊び禁止ってどういうことにゃっ![]()








