こどもは変わる | ムル☆まり同盟

こどもは変わる

子きてぃを迎えて、1年3ヶ月。


この間、

物理的に母子べったりだっただけではなく、

家にいても、テレビや音楽のかけっぱなしはせず、

子ども向け番組も極力声かけをしながら視聴。

友だちづきあいはといえば、

習い事やサークルで広く浅くのおつきあいをしてきたため、

家族以外の特定の人物の影響を強く受けることもなく、

ほとんどの刺激はきてぃというフィルターを通して過ごした子きてぃ。

気がつけば、血が一滴もつながっていないのに、

ぞっとするほど私に似てきた子きてぃとの

一卵性双生児のような生活を送っていました。

しかも偶然ながら、血液型と星座まで同じ。


しし座のA型のふたりは、

ガンコで粘り強く凝り性。

自分で面白いと思えなければ、まわりが楽しそうでもノレません。

ケンカしたらどちらもひかないし、

機嫌がいいとアルコール抜きでここまで盛り上がるか、というほど、

2人で盛り上がってしまいます。

だんだんお洋服の好みや好きなイベントのタイプまで似てきて、

いやぁ、友だちの作り方とか、人との距離の空け方まで似てきたのには、

何だか、嬉しいだけでは済まされない、

自分の短所もまた見せ付けられているようなフクザツな想い。



・・・と。

1対1の関係だけを見ると、微笑ましげな就園前の日々でしたが、

こと対人関係になると、本当に悩みはつきませんでした。



まず、世の中のしくみがわかっていない。

それから、人との距離のとり方がわかっていない。

それにも関わらず、

私が人一倍色々な場所をひっぱりまわしたため、

刺激過多で消化しきれないことも珍しくありませんでした。


消化しきれないと、ハイになって手がつけられなくなるか、

隅っこに行って固まってしまいます。

隅っこで固まってても誰にもメイワクはかけませんが、

ハイになると、たいてい他のお子さんも巻き込んでしまうので

それはそれは肩身の狭い思いを味わうことになります、あ、私が。あせる



そんなこんなで、

子育てサークル、音楽教室、その他色々、

いったん始めさせたものの

やっぱりやめさせようかなぁっと思った活動は数え切れず。

ただひとつだけ、最初からずっと順調だった幼稚園ですら、

プレ教室では絶好調だったのに、

試し保育でおじけづいてしまい、

この春は、「行きたいムード」を盛り上げようと

あせりにあせって過ごしました。

人生の最初のひと時を親のいない集団生活という形で過ごし、

土台のしっかりしていないこの子は、

社会には適応できないんじゃないか。

自分の育て方ではなく、

一緒に暮らし始める前の部分に責任を押し付けてしまいたくなったことも

一度や二度ではありません。



でも。

こどもって本当に短期間で変わるものですね。

変わるっていうか、成長する。




12月の子育てサークルの発表会は、

うわぁ、この子、ふつうに社会生活の送れない子なんじゃないのぉって

本気で心配させられた一件でした。

ステージはまあまあだったものの、

客席での騒がしさと落ち着きのなさは群を抜いていて

そりゃぁもう、5分と座ってはいられず、

そのたびにわが子のビデオ撮影に夢中になるまわりの白い目を気にしつつ

ロビーと行き来したものです。


ところが、先日の音楽教室の発表会では、

大きな声で笑顔の落ち着いたパフォーマンス、

客席では他のどのお友だちよりも落ち着いて演奏を聴いていました。

発表会で自信をつけたのか、

その後の教室での落ち着きぶりには目を見張るものがあります。

12月と4月では、

集団活動への参加の仕方も舞台の鑑賞態度も別人のように変わりました。




「何をしても叱らないでください」

「何があっても驚かないでください」


子きてぃを迎えるにあたり、紹介団体や行政の研修で

繰り返し、繰り返し、言われたことばです。

今、ようやく、なぜ、あれだけ言われたのかわかるような気がします。



施設で育った子や血のつながっていない子が、

何か特別なことをするわけではありません。

(・・・する子もいるのかもしれないけど。)

親が慣れていないんですよね。


自分で生んで育てた親というものは、

妊娠中から赤ちゃん時代を経て、

こどもはいかに短時間に劇的な変化を遂げるのか、

いかに突拍子もない行動をとるものなのか、

こどもがトドラー世代に達するまでに

すでに、それを身をもって経験しています。

だから、自分で動き回り、ことばも発するようになることには、

かなり次の予測ができるようになっているのでしょう。


ところが。

トドラーまで育ち、見た目もかわいらしく

少しずつ話し始め、色々なことを理解し始めたように見える状態で

わが子となる子と出会った里親には、

その子がこれから、どれだけの劇的な変化を予定しているのか、

想像がつかない。

その変化にどれだけのエネルギーを必要としていて、

そのために、どれだけまわりと摩擦を起こすのか、

まったく想像がつかない。

内部に混在する赤ん坊とおとなの部分の混ざり具合が

想像できない。


だから、ちょっとのことでオタオタして動揺し、

深~く悩んでしまう、

そして、たいていの場合、

親の側が間違った対応をするんだろうなぁっと、

だから、「何をしても叱るな」って言うんだなぁっと。

今頃、ナットクしています。




今日、子きてぃは幼稚園に入園しました。


これからも、色々しでかしてくれると思います。


でも。

こどもは変わる。

短期間で変わる。

いえ、変わることのできるポテンシャルを備えている。

それを辛抱強く見守ったり、うまく方向転換を促したりする、

それが親のしごとなんだなぁっという

この1年3ヶ月、身をもってした得た教訓をもとに、

これからは少しどーんと構えて幼稚園ママを楽しみたいと思います。




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制服着ても、やっぱり大好きせんとクンラブラブ