質問骨子
突如本年1月15日、市から「裾野市北部地域まちづくり基本構想策定支援業務」委託業者募集なるものが示された。
以下伺う。
(1)この計画は何を目的に作成されるものなのか。
(2)非常に短期間の募集であるが、まともに競争になったのか。
(3)今後、地元住民への説明は。
以下議事録
〇6番(村田 悠議員) 裾野市北部まちづくり基本構想についてであります。これ突如、本年1月15日から裾野市北部まちづくり基本構想業務委託なるものが示されました。1月15日にホームページ上に突然現れたものでありまして、これ私総務委員長だったもので、ちょっと非常にあれだったのですけれども、予備費を充当してやる新規事業ということで、非常におかしいなというふうに思っていたのですが、この計画は何を目的に作成されるものなのか、お伺いをいたします。
〇議長(賀茂博美) 企画部長。
〇企画部長(石井 敦) ご質問にお答えします。
構想の策定支援委託業務応募仕様書にも記載してございますけれども、この構想の目的は、裾野市北部地域においてウーブン・シティとの融合に配慮しつつ、魅力あふれるまちづくりを実現するための基本的な市の方向性を定めるということが目的となってございます。
以上です。
〇議長(賀茂博美) 6番、村田悠議員。
〇6番(村田 悠議員) 私この構想というのは、2020年の9月議会、前々回の議会で企業版ふるさと納税について質問をさせていただいたのですが、地域再生計画、それが必要で、地域再生計画というのは総合戦略を軸にした地域再生計画と。それがないと企業版のふるさと納税は受けられませんよという話だったものですから、それを受けるためにつくられた構想の業務委託だというふうに思っておるのですが、私の認識というのは間違いないですか。
〇議長(賀茂博美) 企画部長。
〇企画部長(石井 敦) 将来的に構想を基に企業版ふるさと納税をいただくということがあるのかもしれませんけれども、企業版ふるさと納税の部分とこの構想とはまるっきり一緒ということではないです。企業版ふるさと納税は市内全域でございますので、そういったところの中で企業版ふるさと納税の申請を、地域再生計画は申請をしている。こちらはウーブン・シティとの融合に配慮するということで、あの近辺、岩波近辺の周辺整備を進めていきましょうというSDCC構想の流れの中でいろんな警告があったものですから、それを1つにまとめるという考え方を持って実施をしていると。従前から計画は幾つか岩波地域についてはありましたけれども、ウーブン・シティに関する部分がまるっきり欠如している部分がございましたので、そういった観点を踏まえた中での計画を再構築しているということでございます。
〇議長(賀茂博美) 6番、村田悠議員。
〇6番(村田 悠議員) 今回、このプロポーザルについては、1月15日に配布が行われて、契約が2月の19日、成果品が3月の25日に出すということになっているのですが、非常に期間短いですが、できますか。
〇議長(賀茂博美) (2)に移動したでよろしいですか。
〇6番(村田 悠議員) いや、(1)でやってしまう。
〇議長(賀茂博美) (1)の続きでいいですか。
〇6番(村田 悠議員) (1)の続き。
〇議長(賀茂博美) (1)で。ごめんなさい。
企画部長。
〇企画部長(石井 敦) ウーブン・シティの周辺整備ということで、2月の23日にもうくわ入れが行われましたけれども、それに合わせて近々、5年ぐらいの間にウーブン・シティが運営されるということも踏まえて考えますと、これは早急にやらないといけないことだということがございます。また、予備費の充用の際にちょっとお話をさせていただきましたけれども、新年度明けてすぐに国庫補助申請の部分がございますので、そういった面を含めると、3月中にはある程度の構想も固めておきながら計画を同時変更でつくっていくということが必要でございます。そういったところも踏まえて、あともう一つ、私たちの行政マンとしては、この構想をつくる、まとめるというところは得意の部分があるのですけれども、それを見やすく出すというのは、なかなか難しい部分がございますので、そういったところを含めて今回委託をして、見やすいようなものをつくっていただこうというふうに考えておるところでございますけれども、時間は当然ない、短い部分がございますが、それはやらないといけないということで今進めています。
〇議長(賀茂博美) 6番、村田悠議員。
〇6番(村田 悠議員) (1)、分かりました。
(2)でございます。今回非常に短い期間での応募、公募だったのですが、まともに競争になったのかということで、建通新聞見ました。・・・さんというところが取られておりました。まともな競争になったのかどうかお伺いいたします。
〇議長(賀茂博美) 企画部長。
〇企画部長(石井 敦) まともに競争かと言われると、おかしな話ですけれども、当然入札というか応募をしてプロポーザルをしていただいていますので、短い期間ではありましたけれども、4社来て、非常に熱い議論というかプレゼンをしていただきました。そういった意味合いでは非常にいいプレゼンだったというふうに考えてございます。
〇議長(賀茂博美) 6番、村田悠議員。
〇6番(村田 悠議員) この・・・さんというのに疑義を持っているわけではないのですけれども、ミサワさんというのはトヨタ自動車の子会社になるのです。・・・さんというのはトヨタ自動車の子会社になるのです。何で私こんなこと言うかというと、今回のプロポーザルの中で、ウーブン・シティと地域との整合と融合の提案が15点という加点がされていて、事業内容に沿った形に提案書がなっているかということが入っていたのです。だからやっぱりそういうところではなければこういうところに出てこれないだろうなというふうに私は思っていたのです。ですから、疑いを持つではないけれども、もともと話ができていたのではないかなと思わざるを得ないような状況にあるのですが、今まで・・・さんと裾野市というのは、お付き合いというのはなかったですか。
〇議長(賀茂博美) 企画部長。
〇企画部長(石井 敦) 今回・・・・さんが取りましたけれども、実際4社あった中で、かなり競合というか、競争がかなり厳しい状況でございました。内容は話をすることはできないですけれども、点数もかなり均衡した状態でございましたので、そこの辺は正式にやられたなというふうには思っています。・・・さんと直に何かやったというのは、多分うちのほうではないのかなというふうに考えてございます。
〇議長(賀茂博美) 6番、村田悠議員。
〇6番(村田 悠議員) 北部まちづくりSDCC構想、裾野市とこれからスーパーシティ構想ではなくてウーブン・シティと連携してやっていくということを言われていたので、こういうまちづくりなんかも包括協定だとか何か結ばれてやっていったほうが、こういうときにどこが取ったとか、ああだとか言って足引っ張られないように、なるようになると思うもので、そういうところをうまく企業連携みたいなのを今後考えられて、疑いの目ではないですけれども、私みたいなのがおりますから、ぜひうまいことやれるような体制、トヨタと連携取って、本当に一緒に成長していくような体制を取っていただけるようにしてもらいたいなというふうに思います。ここのところは終わります。
そこで、大きな3です。これができることによって、今後、地元住民への説明はどのようにされますか。
〇議長(賀茂博美) (3)でよろしいですね。
〇6番(村田 悠議員) 大きなと3と言った。(3)。
〇議長(賀茂博美) 答弁を求めます。
(「4の(3)ですよね」の声あり)
〇6番(村田 悠議員) 4の(3)、すみません。
〇議長(賀茂博美) 企画部長。
〇企画部長(石井 敦) おっしゃるとおり住民の説明というか、住民参加が当然必要だというふうに思ってございます。先ほど個別の計画、集合体によるウーブン・シティの建設といった視点を加えた構想ということで話をさせていただきましたけれども、それぞれの構想自体は、いろんな皆様方の視点が入っているのですけれども、そういった中で、今回つくるものはウーブン・シティの視点が全くない状況になっていますので、そういった意味合いからは、これからの住民説明、あるいはワークショップ等々を開きながら、時間が本当にない中ではございますけれども、先にできるものに対する追随ではないですけれども、早めにこれつくらないといけないところがございますので、そういったところは、地域住民の皆様方のご意見をいただきながらつくっていくということをしていくというふうに考えてございます。当然、コロナウイルスの関係がありますけれども、そういった意味合いを含めて説明会、またご意見をいただくような場を計画をしているところでございます。
以上です。
〇議長(賀茂博美) 6番、村田悠議員。
〇6番(村田 悠議員) 先ほど同僚議員が質問をしていたように、地元にも思いがありますし、そこのところを無視しての未来都市というのはないものですから、ぜひご丁寧に、本当に住民が喜ぶようなまちをつくっていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。