◆炎天下の浅草を行く◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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今日・明日は浅草浅草寺のほうずき市、てんで、今年も着物を着て浅草へ行った。

 

暑くなる前にと家を出たのが9時半、曇り空で風もあり着物を着て歩いてもそれほど暑くは感じなかった。最寄り駅の緑が丘から電車に乗り、三田で都営浅草線に乗り換える・・・。

 

 

浅草駅を出て駒形橋の交差点から雷門を望む。左の道の奥が雷門、右の奥が銀座線の浅草駅、先ずは右の道の途中にある履物問屋へ向かう。この時日差しが出て、暑い一日が始まっていた。

 

 

 

正面のビル二階が履物問屋、ビルを建て替える前は一・二階が店舗だったが、今は二階だけ。

 

 

 

店に入った右側に、アタシの作品・浅草浅草寺の木版画が飾ってある。

 

 

かかりつけ医の眼医者の先生の為に、下駄を買いに来たのである。履きやすい下駄の台と鼻緒を選び、後で取りに来るからと店を出る・・・・。

 

 

 

履物問屋を出て直ぐの所に御覧のいなり寿司屋が有る、ここで一折買いながら一休みさせてもらう。この時​​​​​​着物の背中は汗でびっしょり、冷たいお茶を飲んで一息つく。

 

後でまた寄るからと店を出ると、伝法院脇のトンガラシ屋へ向かう・・・・。

 

 

 

11時前だと言うのに、新仲店は御覧の人出・・・・。

 

 

 

 

 

トンガラシ屋へ着くと暖簾を新しくすると言っていたのに、古いまま・・・・。

 

 

店に入りトンガラシ屋の兄さんに稲荷寿司を手渡しながら暖簾の事を尋ねると、一月半前に曳舟の型染屋が来てから、その後連絡も無いとの事。

 

「んじゃ、すぐに電話をしな!」と言った後、暫しの馬鹿っ話。この兄さんは以前​​​​​​​浅草寺の境内で、四万六千日の時だけほうずきを売っていた。

 

その頃からの付き合いで、ほうずきの売をしなくなってからも、毎年この兄さんからほうずきを買うことにしているのである。

 

ほうずきを受け取る前に、この辺りをぶらついてくると一旦店を辞し、浅草寺へ向かう・・・・。

 

この後ほうずきを受け取りに戻った時、型染屋に電話をしたら「忘れていた!」と抜かしたとこ。とに、困った野郎だ!と思いながら、根は気の良い型染屋の顔が浮かんだ。

 

 

 

浅草へ来ると巡るコースは昔から同じ、今日も木馬館の脇を抜け浅草寺へ向かった・・・。

 

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