◆浅草浅草寺のほうずき市◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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7月9日10日が浅草寺のほうずき市、てんで、長年この日に浅草まで出張るのが恒例。今年は10日が水曜日で雷門の稲荷寿司屋休み、てんで、9日に出かけた。

 

 

長年木馬館の脇を抜け、花屋敷隣の店に行く時は御覧の通りを横切った。以前は誰も歩いていないような通りだったが、メロンパンを売る店が出来たあたりから、人通りが多くなった。

 

 

長年花屋敷隣の奥の店に寄り、顔なじみの老夫婦と馬鹿っ話をしながらちょいと飲んだり食ったりをして、一休みするのが常だった。

 

その老夫婦は数年前に他界し、以後しばらくは店は閉じたままだった。それが何やら食い物屋になっているが、入ったことは無い・・・・。

 

 

 

 

数日前、近所の花屋に行った時、若旦那が「今年はほうずきが競りに出てこない!」と嘆いていた。ところが昨日大量にほうずきの売をしている御仁が居た。

 

「良く、これだけ仕入れたな!」とその御仁に言うと「長年の付き合いだから・・・」と大将が。「九州だろ?」と問うと笑顔で頷いた・・・・。

 

縁起物は高値でも売れる、てんで、競りには回さず、露店で売る花屋に直接卸すようだ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年々露店の数は少なくなってきたが、去年よりはチョイ多い感じ・・・・。一昔前はトンガラシ屋の兄さんも、御覧の感じでほうずきを売っていた。

 

そこで毎年兄さんの所で、ほうずきを買うようになったのである。着物にステッキを突いた強面親父のアタシがほうずきを買って帰った後、兄さんが近くの御仁に、今来た旦那は誰なんだと聞いたという。

 

若い衆を連れずにふらりとやって来た着物姿のアタシを見て、その筋の旦那だと長い事思っていたと数年後に聞かされて、大笑い!!。

 

馬道のおでん屋で初めて酒を飲んだ時、聞かされた笑い話・・・・・。

 

 

 

この後ほうずきを受け取りに行く前に、腹ごしらえと合羽橋方面へ向かった・・・・。

 

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