◆唐桟の着物に、吹雪小紋の半纏◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

頑固オヤジの、ばり雑言!!

真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

時代小説芝浜、文芸社から発売中。電子書籍はアマゾン・楽天で。

                 

先日平河天神から千鳥ヶ淵・靖国神社・北の丸公園・九段下の寿司屋へ行った時の形(なり)は、唐桟の着物に吹雪小紋の半纏姿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合切袋はくすべわらび手の印伝、鼻緒は金茶勝虫の印伝の鼻緒。御覧の恰好で寿司屋の椅子に座るまで、4時間歩き廻った・・・・。

 

翌日、前夜に書いたブログを読み返し、誤字脱字のチェックや記事の書き直しをする。今朝、寿司屋のブログを読み返しながら、母親の事を思い浮かべた。

 

平河天神前で育ったお袋は、旨い物を食いに爺さんに彼方此方と連れまわされた。天婦羅は新橋の橋善、鰻は上野池之端の伊豆榮にすき焼きは浅草米久、カレーは新宿中村屋。

 

てな具合、そこで今朝ハタと思い立った、平河町から歩いてこられる九段下の寿司柾へ、お袋達が来ない訳がないと。

 

天麩羅・鰻にすき焼きとくれば、お次は寿司。食通の爺さんならきっと九段下の寿司柾に来たと思う。とここまで書いて、神保町の喫茶店の大将と道端で馬鹿っ話をしていた時を思い出した。

 

「此れからどこへ行く?」と問うた さぼうる の大将に「九段下に寿司を食いに!」と答えると「寿司柾か?」と一言。九段下の寿司屋と聞いただけで、寿司柾の名が出てきたのである。

 

ホームページ https://senoji.web.fc2.com/