◆白金八芳園から高輪の蕎麦屋へ◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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近ごろ白金辺りでオマンマを食うところが無くなったので、最近は高輪の蕎麦屋へ行く。

 

 

八芳園を出て右の目黒通りに出、そこをさらに右折すると白金清正公に出る。五月五日の清正公の大祭で顔見知りの的屋の姐さんから菖蒲を買うのが、ご覧の場所。

 

 

 

清正公の前の通りが第二京浜の国道一号線、右手の坂を下った所が五反田、その右手前に茶室のある畠山記念館。

 

 

 

清正公の向かいの坂道に、福豆屋の女将が売をする小さな神社がある。今年も清正公へ行った後、豆屋の女将から福豆を買うつもり・・・・。

 

 

坂道を上った所が二本榎の通り、写真の先が旧高松宮邸から伊皿子の交差点。

 

 

 

 

白金・高輪は寺町、白金より高輪の方が大きい寺が多い。古い木造家屋脇の道を下ると、泉岳寺脇に抜ける細い道・・・・。

 

 

 

 

 

この路地の右は泉岳寺、左が高校。高輪の漁師だった父方の祖母がパンを売っていた処で、かかりつけ医の眼医者の先生が通っていた高校。

 

 

 

 

 

泉岳寺の門前に数軒の茶店が有る、この中の一軒が昔、貸室に住んでいる銀座のボタン屋の娘さんの親戚だった。

 

てぇことは、漁師の爺さんやお袋、さらにこれから行く蕎麦屋の先代などとも顔見知りだった気がする。

 

 

 

 

泉岳寺から第一京浜に向かうと、以前三叉路だった先に高輪の新しい駅が出来た。そこへ行く途中に東京で一番旨い寿司屋だとアタシが思っていた、哲っちゃんの店が有った。

 

 

店を閉め、御覧の建物を立て直してから直ぐに、哲っちゃんは亡くなった。

 

 

 

 

アタシの小説芝浜に出てくる、潮湯という銭湯が有ったところが写真の辺り。

 

 

哲っちゃんの葬儀をやってところが、御覧の願正寺・・・。

 

 

 

 

大木戸向かいの蕎麦屋の建物は昔のまま、向こうから来るサラリーマンがアタシの前に店に入った。

 

 

 

以前は哲っちゃんの店か、目黒の古い寿司屋へ墓参りの後は行ったもんだったが、双方店じまい、てんで、近ごろはこの蕎麦屋へ・・・。

 

以前この蕎麦屋へ来るのは土曜日だったが、土曜日は閉店にし、普段も手が足りなくなりメニューが激減。近頃は旨い物が食えなくなった・・・・。

 

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