◆工房で(陶芸)◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
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久しぶりに工房へ行って来た、遣ったことはいつも通りの片付け・・・・。

 

 

 

適当に詰めてあった作品を種分けして、ケースに入れる作業をしていると、色々な作品が出てくる・・・。

 

 

アタシの陶芸作品に使う釉薬はすべてオリジナル、その中で作るのが一番難しいのが青磁釉。釉薬を作るのも難しいが、その釉を使って作品を焼くのも難しい。

 

他の釉薬に比べ施釉する釉薬の厚みを厚くしなければいい色に焼きあがらない。釉薬を厚く施釉すると、写真の様に釉が剥がれ落ちることが多い。

 

作品の焼成歩留まりは、スゲー悪く、作るのが難しい焼き物。てぇことで、青磁の作品を創っている作家で、青磁の食器を作る御仁は殆どいない。

 

何故かと言うと、上記の歩留まりと、高額で食器は売れないからである。17の数字が書いてある写真は青磁の食器、しかも作るのがすげー難しい形。

 

今日、これらを見て、よくぞこんな難しい作品を創ったもんだと、我ながら感心した・・・。

 

 

 

薄い生地で作品を焼くと、高温に耐えられず生地がだれてしまう。そうならぬよう 目 を点けて焼くのが磁器の焼き方。

 

写真の出っ張りがその 目 、これを削らなければならないのが磁器の面倒なところ。御覧のルーター削ろうと思ったが、目が大きいのでこれで削ると時間がかかる。

 

てんで、他の電動器具を使って削ることにした。その時使う 砥石の在庫が無く、工房からの帰りにホームセンターで買うことにする。

 

 

砂岩をイメージした粘土を作り、それに弁柄でこんな絵を描いた。メソポタミア辺りの遺跡から出てきたような感じに焼き上げた作品・・・・。

 

思いついたら、すぐに創るのがアタシの悪い癖。こんな作品がゴロゴロ出てくる・・・・。

 

 

 

大昔唐津に行った時、唐津の砂浜で拾ってきた赤貝の殻。これを土物(陶器)を焼く時使うつもりだったが、それを創る暇は無かった。

 

 

工房近くの蕎麦屋でオマンマを食った、その時、久しぶりに新聞を読んだ。いつもはアタシだけで客が居ないが、今日は先客が4人。

 

蕎麦が出来るまで時間がかかりそうなので、新聞を広げた。首から老眼鏡をぶら下げていたので、読むことが出来たと言う訳である・・・。

 

 

工房からの帰りに寄ったホームセンター、レジでお足を払う前、頭上にモニター画面が有ったので写真を撮った。

 

 

ピンボケでよく見えないが、後頭部が大分薄くなった・・・・。

 

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