連載は前回で終わり。
意図して予定していたわけでかったのですが、ちょうど年末近くになりました。
週3回の連載で、たまたまこうなった。
スペイン、マドリードのプエルタ・デル・ソルのクリスマスツリー。
2018年11月下旬の雨上がりの夕方に撮影。
待降節前だったのでまだ点灯していません。
(ビルの上に見えるのは、TIO PEPEの看板。日本でも有名なシェリー酒です)
あちらでは年明けの1月6日頃までクリスマス&新年シーズンです。
火・木・土曜日の更新にした理由は、もう1つ別の英語学習ブログ連載(月・水・金)とタイミングをずらすためでした。
ふたつ掛け持ちで毎日投稿は大変ですから。それにもともと書いていたブログもあるし。。。
しかし、11月中、ちょうど転職活動中で家にいたので、まとめて書いて予約投稿することができました。
遠距離通勤の上に残業が増えて、病気になりそうなくらい忙しかったので、「こりゃあダメだな」と病気になる前に辞めた。
体力的に絶対に健康に悪いし、心臓とかで倒れて死んだら嫌だから。 ムキー
(昔、うつ状態で休職したことはありましたよ。自分の内面や家族問題もあったので、職場だけの問題ではなかったのですが)
生活費のこと、家族がいる人は家族のことを考えると、簡単に仕事を辞められないのは重々承知しています。
(私も決して簡単に辞めたわけではありません)
なるべくなら退職せず治療できると良いのでしょう。高校や大学なら退学せずに。
でもあんまり辛いときは、その仕事、その職場、その上司のために、体を壊したり、命を落としたりしたいか?
(学生さんは学校に置き換えて考える)
ということも、どうか一度考えてみてください。
社員の代わりはいても、あなたという人間はこの世に一人ですから。
少なくとも、休職・休学して一息ついて考えることが必要なのではないか、とか。
今までの投稿の要点です。
・家族が頼りにならなくても、信頼できる専門家を見つければ快復できる。
・治療は、薬、休養、カウンセリングなどの心理療法、代替補完療法など、いろいろあって組み合わせ可能。
・治療法をやみくもに選んだり否定したりするのでなく、「それは基本的にどのようなものなのか」把握してから、取捨選択を。
・うつ症状にもいろいろ種類があります。また、人により性格も要因もいろいろだから、自分の「うつ」に適した対応を。
・どういう対処方法を活用するにしても、自分が主役。治療者はサポート役です。
付け加えると、スピチリュアルな視点(たましいとか)を取り入れて見ると、視野が広がって、考え方が変わるかもしれません。
カウンセリングはお金や時間がかかるという問題がありますが、とりあえず基本の考え方だけ述べました。ご了承ください。
年末年始は、うつ状態の人には辛い時期かもしれませんね。
家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと、人のことが気になったり、プレッシャーを感じたり。
しかし、自分のペースで、「自分軸」で、「自分重心」で、焦らずに“生き方”に取り組んでみてください。
「自分重心」は、文筆家の藤沢優月さんが書いていらした言葉です。
悪い意味の自己中心的でなく、「自分に重心を置いて考える」こと。
以下は山川亜希子さんの本から引用。
他人の行動を私たちはどうすることもできません。
でも、これは私たちがつくりだしていることなのだ、自分で変えることができる、ということがわかれば、私たちは自分のあり方を変えることができます。
自分で自分を変えればよいからです。
当てにならない他人に頼らなくてすむからです。
(「宇宙で唯一の自分を大切にする方法」 角川文庫 山川亜希子・著、79ページ)
他人にすべてをゆだねない。ニーバーの祈りのように、「自分で変えられること」を見極める。
でも、「人事を尽くして天命を待つ」、別の言い方をすれば、「宇宙にゆだねる」のは、考えてみて良いことだと思います。
人間の努力の他に、大自然の流れもありますので。
仕事の仕方や部下についての考察も書かれています。これも性別問わずの話題。
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宇宙で唯一の自分を大切にする方法 (角川文庫)
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自分でやってみるカウンセリング。昔、メンタルクリニックの主治医が教えてくれた本です。
kindle版もあり。
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自己カウンセリングとアサーションのすすめ
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※本を読んでいて辛くなる時は、中止して休んでください。
用意した連載記事はこれで終わりですが、気づいたことがあれば、不定期に追加投稿するかもしれません。
元ブログはボチボチ書いています。
Be yourself. Buena suerte!
(自分自身でいてください。グッドラック!) ブエナ・スエルテはスペイン語。