金庫撤去!現場力・プロの仕事 | Maki Murakami Official Blog

6月14日(火)太陽☀くもり




オセロ盤 本日、市川の家の地下に

数ヶ月前にみつかった

金庫の解体・撤去作業に立ち会い。

妹夫妻からもありがたいことに

支援の声がかかりましたが

平日の朝早くからのため

私が代表。






オセロ盤 「地下に金庫がみつかった」

と聴いて

ほとんどの人が興味津津。

何がでてくるかな。。。

現金、金・・・死体!?




オセロ盤 結果的に、解体ができずに

そのまま撤去作業となり

中に何が入っていたかはわからず仕舞い。

おそらく

業者さんがおっしゃるとおり

ろくなものが入っていないか空だったことでしょう。



オセロ盤 私が到着する前に

すでに1時間ほど作業が進んでおり

合計3時間ほどで無事に撤去。

その工程が



圧巻びっくりまぁく




(階段・クレーンの準備)


(金庫を横にする準備)



(4人がかりで台車に横にする)



 (ベルトの位置を変えながら引き揚げ)



(上と下で間合いを確認)


(階段の下も補強)



(もう一息のところでクレーンが引き切って

鎖で下の部分を補強して引っ張る)





(息をのむうちに地下から「脱出」)



(ベニヤ板で台車の通り道を作り

外のクレーン車との連携)



(金庫がぐるぐる回らないように

こちらで引っ張る人、あちらでサポートする人)




オセロ盤 そして金庫が


クレーン車にきちんとおさまったところを確認。


本当に感謝・感謝に尽きます!





オセロ盤 友人に、現場監督をしているという人がいますが、


とにかく


現場監督の指示が素晴らしい。


的確な状況判断。


具体的な指示、仲間との連携。






オセロ盤 クレーンの使い方と


金庫をベルトで巻くその塩梅


階段の補強の仕方を


微妙に変化させ


随時軌道修正。


金庫が階段を上がると


その下をロックするための


木を打ち込む


少しでも危ないと作業を戻し


落ち着いて


安全第一。




オセロ盤 途中、休憩していただいた時に


どんな資格がいるのか


どんな訓練がいるのかなど


お聞きしましたが


現場で慣れるしかないとのこと。


4人でのチームワークも重要。


何故この職業に就かれたのか


お聞きするのを忘れてしまいましたが


現場の緊迫感にはものすごいものがあります。



オセロ盤 もちろん


ここまでの調整をしてくださった業者さんの


おかげでもありますが、


やはり


現場の方のプロの仕事はすごいおんぷ♪




オセロ盤 命の危険ととなりあわせですよねと


お話しいたしましたが


やはり、現場で指をなくされた方なども


おいでだとのこと。


命をはって


顧客の様々な要望、ニーズにこたえてくださる


そのすごみといったらありません。




オセロ盤 いままでに、


ピアノの搬入の時にも驚かされました。


なぜ、あんなに重いものを


細身の年配の方2人で持てるのだろうと。


そこには


長年の経験、あうんの呼吸がありました。





オセロ盤 今回の作業を目の当たりにし、


これは決して


肉体労働だけではないと確信。


頭脳プレー。


ゴルフでいえば、


グリーンにのってからの詰め、


最後のパターが


絶対に完璧でなければならない。




オセロ盤 途中で何度も


この金庫を階段に沿って持ち上げることは


できるのだろうか、


1階に持ち上げることができるのだろうか


壁を越えて外のクレーン車に乗せることが


できるのだろうかと


不安になりました。




オセロ盤 業者さんは


何度も何度も軌道修正をしながら


やり遂げました!!


途中でだめだ


では許されない仕事を請け負っている


そのプロの技術、心意気に脱帽。





オセロ盤 最近やたらと多い


仕事の評価アンケートですが、


そんなもの、この現場にはありませんでした。


あったら、300%満足だったのに。。。


そもそも


請け負った仕事は完璧に遂行するからでしょう。




オセロ盤 なんでもかんでもアンケートの風潮や


間に入っていただく方にお任せの昨今。

本当の現場ってなんだろうと


本当の仕事ってなんだろうと


考えさせられました。


この「現場感覚」は


絶対に


すべての人が身につけるべきであり


常に思い起こさなければならないことではないかと


今の私たち日本人への


喫緊の課題のようにも感じました。



オセロ盤 今年も半分を終えようとしていますが


後半に向けて


実体験、生身の人間としての


感覚を研ぎ澄まして


今日の立ち会いの経験を


忘れないようにしたいと思います。


クロネコちゃん