11月9日(水)
ちょっと簡単なインタビューをお受けするということで
家族の意見を取り入れ
娘のお気に入りの着物と決まりました
現在のまちづくりのお話などにも発展し
大変充実した時間となりました
そのあと芝の家立ち寄り
芝の家で出会った友人と待ち合わせ。
スタッフのある学生さんが、お話のなかで
卒論取組中とわかり
結果、私が他の区の地域の拠点でお会いした
学生さんをご紹介させていただくことに
なりました。芝の家ではこのような
つながりの連鎖がとっても素敵です
待ち合わせをした友人とは
サロンのような場づくりのお話
候補の場所でゆったりしていると
彼女の半生のストーリー
(そうなったことに彼女も驚いていました)
そう、ゆっくり二人で話すことも初めてで
イベントや打ち合わせやさまざまな集まりのなかで
こんなしっとりとした時間は久しぶり・・・
そう感じました。
最近、MLやBCCで送られてくる
イベントやワークショップなどの情報も
本当に多く、さらりと流してしまうことも
多くあります。また、ワークショップの手法も
さまざまに試行錯誤を経て開発され
とても有効でもあり、楽しくもあります。
それでも、自分が体験したこと
生きてきた歴史、History=His Story、
(HisはManを受けていますがもちろんHerでも)
具体的な体験や感情の変化を
ゆっくりと語る機会がいま求められているように
思います。しかも、それを何かに有効に利用するという
目的ではなく、たとえば、その人と語る時間を
大切にするというだけのために。
お笑いのブームも結構長く
「ぼけ」と「つっこみ」のスタイルも確立され
視聴者もそれを意識、テレビでも日常でも
「そこ、つっこむところ」と台本があるかのような
笑いが定型になっていると感じておりました。
その定型を超えて
自然と はっとさせられたり、納得したり
そんなささやかな感動が見直されているようにも
ずっと感じておりました。
さらに、お料理についても。
おそらく、私たちの食卓用にも業務用にも
ドレッシングやソース、だしなども
いいものがでてくると、どこへ行っても
そこそこの味のものはいただけます。
それでも、ただのレタスだけのサラダなのに
この味何 素材の味
天然のだしだけれど、これは羅臼昆布ですとか
シンプルな食材の絶妙な食べ合わせなど
そんな感動に出会うことも少なくなったように思います。
贅沢といえば贅沢なはなしですが
逆に粗食にもどらなければ、わからないことが
あるのでしょう。
私のイベント疲れのような感覚も
原点回帰、粗食にもどりなさいという
警鐘でもあるのでしょうか。