11月4日(金)
地域情報誌「MY タウン赤坂青山」の
企画・取材などの参考に、都合のつく
区民編集委員メンバー5名で
南青山一丁目のTOTO Gallery・MAの
「311:Lost Homes」
(311 失われた街展)にまいりました。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex111102/
(12月24日まで)
建築家など専門家の来場が多いそうですが
一般の目には【失われた】の部分の
メッセージが伝わりにくいようにも感じました。
編集委員会までの時間は近くの
「カフェグレコ」で素敵なひとときでした
乃木坂近く、桂由美ブライダルサロンで
桂由美さんの取材にお伺いしたことも
ありましたのに、そのすぐ近くの
このギャラリーには気づきませんでした。
私は六本木から外苑東通りを乃木坂方向へ
1Fはショールーム・2Fではオシャレな建築関係
の書籍やグッズ販売。ギャラリーは3・4F。
ビルや街の設計モデルのような白い台が
並んでいて、受付の方にお聞きして
それが、街のもとの姿であり、
右下端の2枚の航空写真が
震災直後の変貌を写し出していることが
わかりました。
3-4Fをつなぐ外階段からは
打ちっぱなしの「舞台」と
静かな水の庭園。
秋風がとても気持ちよく感じられました。
コンサート、パーティ、サロンなどの
場としても活躍しそうです。
4Fにも同じように模型。
岩手県、宮城県の被害の大きかった地区の
まちの姿が、あまりにも整然とならび
そこに「喪失感」を表現しようとしたのでしょうか。
模型制作には神戸大学をはじめ
たくさんの大学の研究室の方が携わられたようです。
私が5月に書道ボランティアの仲間と
訪れた陸前高田のまちもありました。
山や丘以外はほぼ平面で表わされていましたが
避難所だった第一中学校は少し高台にあり
その麓に仮設のコンビニができて被災された方が
喜んでいたことなどを編集委員仲間にお話
書道ボランティアを終えて仙台駅に向かう前に
車で通り抜けた仙台の荒浜もありました。
「ここは住宅だったのかな、畑だったのかな」
息をのむようにして走り続けた荒地の原型は、
浜辺の際まできれいに並ぶたくさんの家として
今日、目の前に真っ白な姿をみせつけていました。
「王朝文学の建築散歩
紫式部すまいを語る」 西和夫著
という本を購入。(小林一茶もあり)
そのあとは青山在住の編集委員の方の
お勧めで「カフェグレコ」へ
他のメンバーも、有名な喫茶店で
前から来てみたかったそうです
自転車で参加の方は・・・
3台盗難に遭った経験と、
新品でまだ2回しか乗っていない
しかも超お気に入りとあって
鍵を念入りにかけ、自転車の見える席へ
この5人で集まるなんて、まさに「一期一会」
というようなメンバーで
モーツアルトの流れる
家族のお話、実は新婚さんだったとか
子どもたちの躾、自転車文化や
編集会議では交わすことのない話題がたくさん。。。
今、昔なつかしい喫茶店が再び
脚光を浴びているそうですが
それも納得できるような素敵なひとときでした。