6月14日(火)
最近、高齢者福祉施設に書道ボランティアに
まいりますと、いつもの体操、歌などの
グループのほかに麻雀の先生がいらして
よこで楽しそうにテーブルを囲んでおいでの
グループがあり、素敵なサロンの雰囲気です
今日は時間通り終わってよかったと
お話でしたが、きりのいいところで終わらない
時もあるようです
本日の書道では、「紫陽花」「絆」などが
人気でした。「絆」はみなさん、端正な
楷書で、「半」の最終画を最後まで丁寧に
書かれます 墨がなくなってきたところで
かすれ(渇筆)を活かして力強く表現される
方もいらっしゃいました。
「水馬」は読めないね。。。と
あめんぼう、みずすましと読みますが
最近はあまり見かけなくなりました。
先日、新宿御苑ではすいすい泳いでいましたが
見本にご用意した俳句や熟語の文字を沢山組み合わせて
まるで、耳なし芳一の体中に写された写経のように、
半紙を埋め尽くす方もあり。和菓子やさんの
包装紙になりそうでした
手が震えてしまうことを心配される方もおいででしたが
仮名の「み」が、その元になっている「美」を彷彿とさせたり
「た」が「太」、「ほ」が「保」、「な」が「奈」・・・というように
書道は小学校でやったきり・・・という方がほとんどの中で、
いかに、そこでしっかりと文字を習われたかが
感じられました。
今日は、腕のお怪我で見学という方もおいででしたが、
同じ方でも、何を表現するかにより字体がかわったり
また、みなさん達筆だと感心しておいででした。
唐代の楷書風だったり、良寛さん風だったり。
その中で、今日は後半、文字の配置、作品の全体の構成
(章法)にもちょっと注意を払って書いていただきました。
みなさん向上心も旺盛で、次回も楽しみです
書に集中したあとは、気づかないうちにかなり
疲れていたり・・・ゆっくりお休みくださいね。