まち研(港区まち創り研究会) 議会の現状 | Maki Murakami Official Blog

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2月17日(木)


まち研。連続講座「港区の現状を詳しく知ろう」(仮題)


①区議会はどうなっているの


港区の出前講座を利用し


議会事務局の4名の担当者から議会運営の現状を


学び、さらにそれを行動につなげていこうという

講座に参加。


主催は、「まち研」 


(キスポート財団平成21年度・高輪区民センターでの


区からの委託事業「港区まち創り研究塾」のメンバーを


中心にまち創りの研究継続のために設立)


公開講座により、区民と一緒に議論し、


港区と協働で問題を解決し実行することを目指しています。


友人の民主党の候補者からの紹介で参加。



Maki Murakami Official Blog-裏通り


迷子になって裏通りにまぎれこんで正解!!


麻布とも六本木とも赤坂ともちがう


芝ならではの佇まいクロネコちゃん


Maki Murakami Official Blog-芝裏通り


芝コミュニティはうすは新しく立派な


スペース!


Maki Murakami Official Blog-芝コミュニティ


議会事務局からのご説明1時間のあと、


質疑応答。議員報酬・費用弁償(経費請求にあたる)


の複雑な計算や金額の妥当性についての質問、


議会改革検討会の論議の内容、開かれた


議会への動き、特にインターネットのライブ


映像などについての活発な質疑がなされました。


Q-Aの中で、23区としては港区は開かれているほうだ


(報酬にしても決して多いほうではない)


という見解と、住民として、議会が遠い存在であることへの


意識の乖離も否めませんでした。


ただ、事務局ではどうすることもできないこともあり、


ある、候補者の方も「議員の資質の問題」と


おっしゃっていたように、議員の意識によるところが


大きいと感じます。




私は、東洋大学大学院で元我孫子市長の福島浩彦先生


(現消費者庁長官)の地方行財政のゼミに入って


おりましたが、首長と議会の二元代表制、そこに


市民が加わった3者の緊張関係の重要性を


たたきこまれました。そして、監視機能ばかりが


注目される議会ですが、そもそも議決機関であるという


主体的な議会の在り方も確認が必要です。


また、北海道栗山町議会の(夕張のお隣)


議会基本条例制定への道のりや、議員が


自分の支持者のみでなく、町全体にきちんと


議会報告をすることで、議員が町全体のことを学び


住民もそれを超えるほどに学び


開かれた議会が実践されていることを知り


これは、絶対港区でも必要であると感じてきました。


議会を傍聴しては、読み上げるだけの本会議や


委員会にしても、全体の政策の中で


何故その議案を議論しているかという


全体像がつかめないこと、つまりヴィジョン、理念が


わからないことへの疑問が多く湧きました。


また、傍聴人の少なさ。本会議で昨年度で


170名ほど。議会開催の時間帯などにも問題があります。


あとで名刺交換をした際に、議会事務局の方が


以前、私がインターネット中継や開かれた議会について


ご質問した電話を受けてくださった方がいらして


「村上さんご質問くださいましたよね」と覚えていて下さいました。




議会事務局の方々が、時間をかなり延長しての質疑応答に対応後


帰られたあとは、参加者で自己紹介や感想を述べました。


みな、思いは通ずるところが多く、個々の意義ある活動を


つなげていかなければ、という思いをまた強く感じました。


特に、今回のメンバーは、地域で活動を実践している方、


取りまとめ役をされている方も多く、かなり力強い


ネットワークです。


当日は、無所属2名、民主党3名の(1名途中退出)

候補者も参加しました。

中野区議会議員3期目の無所属の、むとう有子さんもご参加。

一市民として母乳に含まれるダイオキシン問題から

ごみ処理問題に関わり区議になられた方。

若い候補者も多いけれど、ただ、政策学校に行って選挙に出て

当選、という議員が多く、使い物にならない!と怒りの声。


やはり、この活動をしたくて立候補するという明確な


目的をもって立候補してほしいと強調されました。




市民として「まち研」の方々のように陳情や請願をしたけれど


1名以上の議員の紹介が必要で、それにより


陳情とは違い、関係する委員会で審査がされますが、


会派に属する議員は、賛同はするけれど


党としては賛成できないということが多く


なかなか請願にいたらないという経験を多くされています。




また、議員報酬は決して高くはない、つまり、


真剣に活動すればするほどお金はかかる、


しかし、議場に一歩足を踏み入れて寝ている人


すぐ退出する人には非常においしい職業となって


しまっているということです。




議会運営とは話は変わりますが


立候補者説明会で公費補助の複雑な手続き書類も


いただきました。しかし、立候補者全員が


公費補助をうけるべきか疑問に思いました。


立候補機会の均等という目的のためですが、


その場合、貸付にして、議員となったあとの


活動成果により判断すべきではないかと感じました。


もちろん、その成果評価も難しい面もあります。


議員報酬への住民の関心の高さも、そもそも


議員が市民の代表として活動しているかということ


税金で賄う価値があるかというシンプルな


問題に起因していると思います。




帰り道、無所属の候補者の方とも


価値観の通ずるところが多く、是非、連携


できるところは連携していきましょうと話しました。



次回の「まち研」連続講座は


「港区の現状を詳しく知ろう」


② 田町駅前開発はどうなっているの


2月25日(金)18:30-(18:10開場)


入場無料


芝コミュニティはうすにて(芝5-13-15)


(田町駅東口北地区公共公益施設・愛育病院移転整備について

港区の担当課より話を聞き、意見要望を伝える)



残念ながら、私は「まちの縁側サロン」があり

参加できませんが。。港区民の大きな関心事です!