2月6日(日)
表題の本を注文しました
それは、今朝、「建築と政治」をテーマに
インタビューを受けたことがきっかけです
事のはじまりは、世田谷区の「地域共生のいえ」の
ひとつである「岡さんのいえ」を訪れたことです
「まちの縁側」とつながるコンセプトの
世田谷区の「財団法人世田谷トラストまちづくり」
のとりくみの一つです。建物のオーナーが
自らの家・建物を地域に役立てる取り組みを
行っています
その場所でお会いしたのが、建築専攻の
大学院生Aさん。地域、コミュニティにおける
場づくりとしての建築について研究されており
運営のサポーターでもありました。
あとで修士論文も送っていただくことにもなりました
彼がゼミのなかで御厨(みくりや) 貴教授の
『権力の館を歩く』 に出会い、政治家の住居と
政治、たとえば歴代首相とその住居と
政治活動、執務との関係にはじまる政治と建築の
研究に取り組むことになったというわけです。
私も、足もとから「まちの縁側」を実践するために
自宅兼事務所で企画会議や、新規メンバーをつなぐ
「まちの縁側」を行っています。
その際の公私の空間の使い方など
建築家がよりよい政治活動、人と人を結びつけ
化学反応を起こさせ国民や生活者の求めている
政治を行うための提案ができるのではという
新しい視点です。
17世紀、ランブイエ侯爵夫人(1588-1665)が
自宅に貴族や知識人を招いた1613年に始まった
フランスのサロン文化や、17-18世紀のイギリスの
コーヒーハウスの場のもつ力、人々のつながりや
居場所に通ずるものを感じます。
私も大変勉強になりました