まずはナゴヤドーム。
前回来たのは2003年。
阪神タイガース18年ぶりの優勝までマジック2となった9月でした。
その時は胴上げを見ることもなく、マジック2のまま帰京したという痛恨の思い出の場所です。
今回は中日VSヤクルトという、阪神ファンにとっては結果がどうでも気にならないという気楽な観戦でしたが、案内された部屋はバックネット裏の5階スイートルーム。
もちろん初めての体験。
野球場というより、まるで高級ホテルのような雰囲気です。
試合開始前、ビップルームでゆっくりと飲食したあとは、ドーム内のすべてが見渡せるバルコニーからうつらうつらしながら優雅に観戦。
選手やベンチの動きも隅々まで、手にとるようにわかります。
最後はこんな大きなパフェまでいただき、スイーツは向こう1年、食べられそうもありません。
試合の結果は、中日が完封リレーで勝利。
せめて地元のチームが勝ってくれて、盛り上がったからよかったかな。
試合終了後は中華料理をいただき、その後自宅に招かれ、広いベランダで夜景を観ながらの家飲み。
夜空は澄みわたり、何年ぶりかで流れ星を3つも見つけることができました。
翌日は初秋を思わせるような良い天気、喫茶店でこの辺り独特のボリュームたっぷりのモーニングセット(コーヒーの代金のみでお腹いっぱいになるほど)をいただき、朝食後は水都・大垣の街を散策。
ここは全国でも数少ない湧き水に溢れた水の都、以前から一度散策したいと思っていました。
街のあちこちに湧き水の汲み場があり、自由に持ち帰ることができます。
飲んでみると適度な温度でなんとも美味、ミネラルウォーターを買うのがバカバカしくなってきます。
また、ここ大垣は松尾芭蕉が奥の細道の旅を終えた地としても知られ、水路のそばには芭蕉の碑がひっそりと佇んでいました。
散策を終え、午後は長年の夢だった簗(ヤナ)で鮎づくしの料理を初体験。
台風5号の影響が今も残り、増水のため簗漁自体は見られませんでしたが、生きた鮎をその場で調理するフルコースは、故郷の四万十川でも経験したことのない美味しさで、写真を撮ることも忘れてしまうほどでした。
そろそろ夕刻、長良川の鵜飼を見て帰りたいという私の我が儘をきいてもらい、次は岐阜市内へ。
日が暮れるまでにはまだ時間があるので、築城450年を迎えた岐阜城まで登ってみることに。
金華山の頂上に聳える名城まではロープウェイで登ります。
まさに難攻不落、小田信長の遠望には脱帽です。
日も傾き、眼下の長良川の鵜飼会場へ。
鵜飼初体験!
写真ではわかりませんが、篝火の後ろの山上にはライトアップされた岐阜城が輝いています。
やはり流れが速く、鵜は苦労しているようでしたが、長良川の涼やかな川風に吹かれながら岐阜城をバックに飲む酒の味は格別でありました。
岐阜駅でI君とI君のお母様(まるで観光タクシーのようにずっと運転してくださいました)、I君の友人のT君とお別れし、明日は一人で犬山城を目指します。
翌朝、名鉄犬山駅から徒歩で国宝・犬山城へ!
復元した城下町や温泉も含め、これだけの観光資源を擁しながらレンタサイクルがないというのは、ちょっと残念な気がしました。
犬山城は現存する中で日本最古の城、お盆休みということもあり観光客が絶えませんが、狭くて急な階段を登り下りするのに時間がかかり、すぐに順番待ちの行列ができてしまいます。
それでも、階段を登りきった天守閣から眺める木曽川と犬山の街並みは絶景で、ここへ辿り着くまでの苦労が報われる気がしました。
下城して再び犬山駅まで歩き、乗り心地満点の名鉄特急で名古屋を経由して帰宅。
2泊3日、濃尾の夏の旅は初めてづくし、忘れられないものとなりました。

















