北に富士山を仰ぎ、いたる所に清水が湧き出す美しいせせらぎの街です。
駅前の楽寿園では菊祭りが開催されていましたが、紅葉のほうが映えていました。
園内に設けられた箱根関所の中と小田原城周辺も花盛り。
すぐそばの源兵衛川は、静かな家並みを縫うように清流が流れる生活用水路でもありますが、住民の長年にわたる並々ならぬ努力で絶滅したホタルを呼び戻した奇跡の川です。
川沿いの狭い遊歩道を行き交う人が、お互いに挨拶しつつ道を譲り合いながらすれ違います。
途中の休憩所になっているのは時の鐘の櫓。
市民と観光客の憩いの場所です。
5月になると、この清流でゲンジボタルの乱舞が観られます。
湯河原もそうですが、街中で、しかも新幹線の駅や高架から程近い場所でホタルが観られる全国でも貴重な街の一つです。
以前、一度経験していますが、湯河原からは近いので、今から来年の初夏が楽しみです。
清流と別れ平日でも参拝客で賑わう三島神社へ。
スマホのカメラでは捕らえきれませんでしたが、この鳥居の左手後方に雄大な富士山がデ~ンと居座っています。
神社から駅に向かう湧水路も見事な透明度、歩道のあちこちに三島を愛した文豪たちの句碑が建ち並んでいます。
その昔、病んだら清流のそばで暮らせと、どこかの著名な作家が言っていた記憶があります。
残念ながら海は見えませんが、この街を歩いていると、いつの間にか身体も心も軽くなったような気がしてきます。
別に病んでるわけでもありませんが…。
















