【今週の畑状況】
長雨が終わり太陽ってこんなに気持ちが良かったんだ!と感激しています。
大雨による被害は免れたものの、未だに日照不足のダメージから野菜が回復していません。
来週辺りから少しづつラインナップも入れ替わってきます。夏の名残をお楽しみください。
【今週の野菜セット】
Sサイズ
・ピーマン・・・ピーマンは下総2号という私の好きな品種です。癖がなくて美味しい!
・ナス色々・・・シンクロナス、マーボーナス、白丸ナス、フィレンツエから1種類が入ります。
・デジマ・・・どんな料理にもあう万能じゃが芋。煮物は少し煮くずれる程度。
・オクラ・・・涼しくなりそろそろオクラも終盤です。暑くなってくれれば復活するのですが!
・ホワイトスターネギ・・・薬味や汁の実に!とても柔らかく美味しいネギです。
・舞茸・・・無添加栽培の長浜さんの舞茸。香りがよいので、日を入れ過ぎない様にしてください!
・ぼっちゃんカボチャ・・・レンジでチンしても美味しく食べれるミニカボチャです。
Mサイズ
・ミニパプリカ・・・炒めもの、サラダに!肉厚でジューシー
・山東菜・・・結球しない白菜の仲間。癖がないのでお浸し、汁物にも。
又はピクルス
・シソ・・・塩づけ、乾燥などでも!レシピを参考にしてください。
長雨がついに終わり久しぶりの太陽に感激しています!
お盆明けから雨雨雨寒い!の日々。流石に今年は天候がおかしいですね。
とにかく極端過ぎてとても大変な1年でした。(まだ終わっていませんが)
さてこんなとき農家って大丈夫なの?とのお声を頂くのですが、
柴海農園ではやはり野菜の宅配サービスを主軸としていますので、
野菜を切らせるわけには行きません。
もともと9月は端境期といって野菜が少なくなる時期。
つまり夏野菜から秋野菜へ移行する時期なんです。
そして台風や高温乾燥などもあるので本当に気が抜けない時期。まさに正念場です。
端境期や天候不順を乗り切る対策としては2つあります。
ひとつは作付計画。作付計画とは野菜をいつ播いて、いつ収穫するかのスケジュール。
作付計画で9月に収穫できる野菜を多めに作れるように予め計画を立てておきます。
9月は元々野菜が少ない時期ですので、例えばオクラを少し遅目に播いて9月も収穫出来るようにしたり、
小松菜を早めに播いて収穫したり。普通の農家ではリスクが高くて中々手を出せない作型に挑むわけですね。
もう一つは生産技術。9月は天候が不安定な時期。例えば今年は低温、曇天が続きました。
こうなると植物は光合成ができずに、体内の栄養バランスが崩れます。
そんな時に土づくりがしっかりできていると、土壌中から水溶性炭水化物を吸い上げ
光合成の代わりとなります。水溶性炭水化物とは有機物が分解されて行く途中の物質。
つまり日々の土作りの差が天候が悪い時の作物の出来に関わってくるのです。
良い野菜を通年供給するために今日も畑に励みます! ゆうやでした。