講演会「本当の自分を生きるために」直江文子 | アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

アルコール依存症回復への道のり〜豊かな感情を求めて〜

私のアルコール依存症の回復とは幼少期からの生きづらさの克服です。
感謝の気持ち、素直な気持ち、謙虚な姿勢を忘れずに一日断酒を積み重ねていきます。

講演会「本当の自分を生きるために」直江文子

直江文子さん講演を聴きました。

株式会社彩人材教育 代表取締役社長
全断連事務局で勤務していた経歴。
「成育歴」にに基づき「話し方教室」でカウンセリングをしている。

先生本人もアダルトチルドレンで断酒会に関心を置いており、頑張れない人は居ないと言っていた。

講演のテーマは「本当の自分を生きるために」

看護学校で教育をしており学校は間違っても良い場所、訓練する場所と先生は言っていました。

私は小さい頃からコミュニケーションをうまく取ることが出来ず会話に苦しんでいました。
酒を飲むことで回りの人と同じように話をできたりしていました。

小さい頃のトラウマというのかコンプレックスというのか断酒をしている今でもそうです。

例会では言いっぱなしの聞きっぱなしなので会話はありません。
なので私は例会でも間違っても良い場所、訓練する場所だと解釈しました。

しかし、例会で一方的に話をする、聞くだけではコミュニケーションはとれないと思います。
例会に参加するときは30分くらい前から来て参加者と話をすることが大切だと断酒会の大先輩から学びました。

納得です。

例会の前後で会話力の訓練をするのです。
コミュニケーション能力に乏しい私は苦悩しますが…

例会に出席することでお酒を飲まずにいられます。
例会で思っていることを発表するとスッキリした気分で帰れます。
自分を改革できる話が聞けるかもしれません。
コミュニケーション能力が少しずつ向上するかもしれません。

断酒会というのは素晴らしい場所ですね。

本当の自分を生きるためには私にとってコミュニケーション能力の向上です。
他にも私には治さなければならない点がいくつかありますがそのためには断酒し続けるしかありません。
お酒を飲んでいたら何も解決できません。

それらを1つずつ改革していく工程が「依存症からの回復」で本当の自分を生きることが出来ると先生の話を聞いて思いました。

依存症からの回復への道を歩んでいることが既に回復していると言っていいと思います。
本当の自分とは人それぞれ違いますが今回の講演で改めて過去の自分を見つめ直すことが出来ました。