初秋に川田知志の土木フレスコ画 | 宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

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季節は初秋でも暑い日が続く一日、京セラ美術館です。

 

都市や郊外の均質化した景観を、フレスコ画で抽象的に描く、川田知志の展示です。

 

会場の入り口に、カラフルな作品が。

 

市立芸大の移転の際に使われた、「ストラッポ技法」で移された壁画が、ガラス面に映えます。

 

では、階段を降りて、地下の会場へ。

 

そこには、都市と都市を繋ぐ、郊外の幹線道路や緑地のイメージが。

 

こじんまりした会場だからこそ、想像できるものがあります。

 

カオティックなようで、微妙に調和した色彩。

 

段々と、未来都市の予言のように見えてくる。

 

ここで、作者の思いを拝見します。 テーマの「築土構木」とは、「土木」の由来の言葉とか。

 

外に出て、改めて案内を。

 

屋上に出て、清水の山を見ながら、暑い中でも初秋の風を感じます。

 

そうして、北のながめ。