元小学校で世界が泥のアート | 宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

ブログの説明を入力します。

林智子の、「そして、世界は泥である」とのアート展です。

 

 

アメリカやスコットランドの大自然、深泥池の生態系から、泥に魅せられた作家。

 

 

部屋には、ちょっと艶めかしい幕が。

 

 

それをめくると、「御菩薩池(みぞろいけ)」。 鉄バクテリア幕、葉、雨水、地衣類などの集合。

 

 

その横には、作者がモチーフにする泥の沈殿、池の白黒写真。

 

 

奥の暗い部屋には、うごめいているような土と葉。

 

 

鉱石ラジオが、ニューメキシコからの音を伝えている。

 

 

池の中の映像が、延々と続く。 そこにある、堆積と再生。

 

 

作者の思いを感じながら、元・小学校の廊下を歩いていきます。

 

 

掃除のし忘れ? 土と苔と葉のアート。 植物発電で演奏される音が鳴っています。

 

 

北校舎への渡り廊下。

 

 

や、これも作品。 和鏡に、光の粒子たちが集まっているよう。

 

 

また、廊下を東へ進みます。 元・小学校の雰囲気に、作品が合っています。

 

 

手洗い場に、映像。 月と火星の隕石、岩石の薄片だとか。

 

 

真っ暗な部屋にたどり着くと、「そして、世界は泥である。」とのマルチサウンドインスタレーション。

 

 

イタリアの詩人、レオパルディの言葉が染みてきます。 なるほど、世界は泥。