札幌でクラシック音楽にダンスと映像 | 宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

宗方玲・詩人が語る京都と歌舞伎

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札幌文化芸術劇場での、クラシック音楽を題材にした、ダンスと映像のオムニバスライブ。

そのオンライン配信を拝聴しました。 その名も、「クラシカルジュエルズ」。

 

今回は、特に様々なダンスに注目。 クラシックバレエは郷翠、ストリートダンスは西野留以。

コンポラダンスは鈴木明倫、ジャズダンスはYUKA,、そうして舞踏は髪立ツカサです。

 

まずは、ベートーヴェンの「月光」。 闇の中から白ずくめのツカサが現れ、身もだえる悲鳴の舞踏。

今回注目の、ツカサにある表現力。 続いての「ボレロ」は、明倫にチームがシンクロした、軽快なダンス。

 

ここから、「ヴォカリーズ」、「白鳥の湖」、「フィガロの結婚」と続いていきます。

 

ちょっと気になるのは、バンドがかるーいデジタル音。 それで、ソプラノの倉岡陽都美が、浮き気味。

それから、画面がくるくる入れ替わる。 じっくり見たい場面がさっと消えたりして、肩透かし気味。

 

Society 5.0の時代、画面は全舞台に固定で、見たい所をタッチすると、ズームされる機能はできないでしょうか。

 

それでも、ダンサーたちの魅力は伝わってきます。 「木星」では、明倫と翠が畑違いのマッチ。

「くるみ割り人形」でYUKAの力強さ、「天国と地獄」でツカサの妖しさ(殺し場が〇リーダ風)。

 

「花の二重唱」では、陽都美のソプラノが伸びやかに響き、「革命のエチュード」ではチームがぴったり。

更に、「合唱付き」では、うきうきするような留以のストリート、四季の「冬」では艶やかな長谷川加奈のヴァイオリン。

 

色々と気になりながらも、曲にバラエティがあって、アレンジが楽しい、おもしろ120分でした。

オンライン配信だけの特典。 出演者たちのインタビューが、自分をわかって未来を見ているのがすごい。