可哀そうに思う人が現実化するマイナスの世界 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 

 

 

 

人に何かを頼まれた時、

あなたは

断りたいのに断れない、

どんなに都合が悪くとも何とかしようとしてしまう。

 

引き受けないと

嫌われる気がする、

悪く(冷たい人、ひどい人etc)思われる気がする、

相手に悪い気がする、ことはありませんか?

 

 


今、あなたの目の前を走っていた子どもが
転んで泣いたとします。


あなたはどうするでしょうか?


思わず抱き起してなだめますか?
立ち上がるまで見守りますか?

 

この答えをみると
その人やその周りが幸福かどうかがわかります。

 

思わず駆け寄って手を貸しなだめる人は
自分が転んだら
誰かが手を貸してくれ慰めて欲しいという気持ちがあり
困っている人がいるとつい手を出したくなり
手を貸さないと罪悪感を感じます。

 
何故なら 

自分が子供の頃に

やって欲しかった時にしてもらえなかったことを
今でも責めて恨んでいるから。

 ※やらないと罪悪感を感じる、相手に悪いと思うのは

 自分がしてもらえなかったとことを

 今でも恨んでいるからなので 良心、優しさとは

 無関係。


誰かが転んだら
きっと転んだ人も自分と同じだ!と想像して
自分がしてもらいたいことをします。

 

さて、あなたなら どうしますか?

 
人は
他人にされたことは時間が経つと忘れても


親に対しては40年も50年も

「~してもらえなかった!」
「もっと~して欲しかった!」と恨み続けます。

 
これは
親はいつまでも何があっても自分の世話をするのは当たり前だと
思い込んでいるから。

 

あるいは

親に愛が足りなかった!と主張して

親が悪いことをした気になるように

親の弱みにつけ込んで

我が儘放題、思い通りに傍若無人な

暴君として親を支配する人、

あるいは

親の言いなりになることを選択した人は

親が言ったことが間違っていたことを証明するために

お金に困ってみたり

結婚に失敗したりと

自分の人生を台無しにする人も少なくありません。

 

とはいえ遠からず

人生に大きな困難が生じ

間違った思い込みを変える必要に迫られます。

 


 

依存心の強さと同じ強さの被害者意識によるこの思い込みは

 

大人になっているにもかかわらず 

能力を伸ばす機会も努力も避け

自分には能力がないと思い

 

必要だとわかっていても

手に入れるための行動をせず

 

手に入れたとしても

手に入れたものを人生(世界)の役に立つよう活用することなく
足りないものを自分で手に入れず

 

ふわふわしてキラキラして見える

実体のない面白く見える、楽ちん、ワクワクする気がするものに

次から次へと飛びつき

結果として

努力すると自分が自分を満たすことができる、

手に入れたものを周りと分かち合うことで

自己信頼と自信、自己効力感を得られることを知らず

 

自分の能力にも人生にも責任が果たすことができず
虚しい人生を送ります。

 


幼い頃に親に抱いた不平や不満は

成長するにつれ深い潜在意識に

セルフイメージとして刻まれ
同様の現象を引き起こし
不安、不満、怒り、非難したくなるような
他者としてあなたの目の前に現れます。

 

 



批判したくなり怒りを感じる他者を
他者の人格や性格、能力の問題、

コミュニケーション能力の問題、
想像力の問題、相性の問題、とみて取り組んだとしても
相手を変えて 再び同様の問題が生じます。

 

何故なら問題の原因は
あなたの

周りが私の世話をするのが当たり前だ、

自分が困っているのは周りのせい、という

「不平や不満を感じる被害者が自分だ」という

セルフイメージを維持しようと

ホメオスタシスが現実を調整します。


すると
しっかりと仕事に励み 

必要な努力に応じて伸びた能力を活用して稼いだお金で
自分で自分を養い、欲しいものを買い

やりたいことをして自分を幸せにするという 

大人として当たり前にできることができなくなる

ということが起こります。

 
 

けれども
巨大な依存心の被害者意識がある人は
説明、言い訳、理屈が多く
賢しらな難しい言葉を使い
巧みに相手が無能さや罪の意識を感じるよう話をしたり
問題を起こしたり具合を悪くして自分でやるべきことを

誰かにやってもらおうとしたり
自分を過大評価し

時間やお金のせいにする(他者のせい・被害者意識)ことで

自分の能力を伸ばす機会も努力も避け

・・・・→お金や時間がなくなる現実の創造

結果 

いつまでも
自分が自分を頑張らせて達成した達成感を感じさせないので
自分が自分を好きになれず自分を信じられず自信が持てず

自分の本当の気持ちがわからないために
本当には人の喜びも悲しみも恐れさえわかりません。

 

ために人の気持ちは
相手の表情を見たり ふるまいを見たときの
想像でしかなく

人とのかかわりでとても消耗し顔が見えない電話が苦手です。

 

にもかかわらず
やるべきこともやらず努力もせずに
特別扱いされることを望み 
褒めて欲しがり
認めて欲しがり 


このように能力を伸ばすための努力をしなくとも
凄い人として人より優れた人になるには


自分よりも もっとやるべきことをやらず

努力をせずに生きるのに困っている人、

もっと能力を伸ばすことなく依存する人を周りに必要とし


努力が嫌いな依存的な人の周りには
この人よりももっと努力の嫌いな
依存的な人がたくさん集まることになります。

 
こうして 
ますます不幸な人の中にいて
ますます自分よりも不幸な人が必要になり
このように不幸な人、依存的な人を必要とする人とかかわるまでは
何も問題が無かった周りの人達が
突然に
おかしな問題を起こしたり

お金に困り出したり 

体調を崩すということがよくあります。

 
この依存の仕組みが維持される間

弱い人はますます弱くなり
未熟な人はますます未熟になり
不幸な人はますます不幸になります。

 

このシステムは維持される必要のために
このシステムを構成する人は皆
ますますひどい仕打ちをしてくれる
加害者になる必要に迫られることで、
虐待、DV、経済の破綻、異性問題、暴力、犯罪などを引き起こしたり

 
自ら被害者になる必要から
病気、けが、ハラスメントの被害者、経済の破綻、

能力の問題、人間関係の問題が多くなり、

 
誰か助けてくれる人を必要としたり

自分が救済せずにいられなくなったり・・・

誰か(親・兄弟・友人)に迷惑ばかりかけられたり
・・・という
負のトライアングルが形成されます。

 
あなたは
自分が悪くないのに
この世界では悪いことが起こると思っていませんか?
この世界には酷いことをする悪い人がいると思っていませんか?
この世界は困っている人を助けない酷い世界だと思っていませんか?

そして
心の奥で密かに
自分だけ正しく自分だけが賢く、自分はこんなに優れてる、自分はこんなに優しく
自分だけがこんなに頑張っている・・・と思っていませんか?

 

もしもそう思っているのだとしたら
あなたの目の前の不幸な人・・・

冒頭の子どもは あなたのために転んだのです。