疲れやすい人 | 目覚めるための心のlesson

目覚めるための心のlesson

あなたの頭の中で巻き起こっている不安も批判も
「自分は間違ってない」と主張している思考もすべてが
「本当のあなた」とは何の関係もないとしたら。。。。

 

 

 

念願かなってやりたい仕事に就いた人、

念願かなって結婚した人、

念願かなって子どもが生まれた人、

がいます。

 

 

例えば仕事。

 

 

初めの頃

早く仕事を覚え早く人の役に立って

多くの人を喜ばせ、「ありがとう」と言ってもらいたいと

思っていました。

「役に立ちたい」という思いは

本当は・・・ありがとうという「感謝がほしかった」から。

 

仕事がだんだんできるようになるプロセスには

 

そもそも、新入社員の頃と言うのは

仕事全体の量も質も把握ができない、

組織の果たすべき役割も知らず

今の自分が知らないことは何かわかっていない

何ができて何ができないか、知らない、

わからないということすらわからない「無知」という段階。

 

※自分が無知だということも知らない状態

 

 

 

次は 自分が、できていないことに気付いて

できるようになるために何が必要かがわかっていなかった、

自分は本当には何も知らなかったと気付いた段階。

 

 

※この段階を 無知の知 と言います。

 

 

次に

できるようになるために必要な知識や技術がわかり

意識的に実践練習して習得し、身につく段階。

ここでようやく 契約上の報酬に見合う役割がはたせるようになります。

 

最後に

意識しなくてもできる状態になっている段階。

こうして、能力の向上に伴い

報酬や肩書が変わる可能性が高まり 昇進昇級が

行われます。

 

 

これは丁度、教習所で運転を身につけるのと同じ 

わかるという 4つのステップです。

 

 

なのですが

幼い頃に 

偽装された記憶がある場合

自分の間違いを認められず自分が正しいと思い込んでいるため

自分の考えと違う人の

話を聞くことができず 

間違いを改められず

未だ自分の知らない

知識を増やしたり、技術を身につけたり

問題を解決するための脳のネットワークが

自動的に制限されます。

 

 

 

結果 幼児的欲求が優位に働き

感謝されたい、賞賛されたい、から働いて役に立ちたい、

という子供のような思いの方が

 

自らの能力を育てることで

大人の役割を果たせる自分になり

自他の幸福に貢献するという社会的な責任よりも

 

多くなりいつも

してやってる、やってあげてる、となり

夫や子供や親に、あるいは お客さんや患者さん、上司や部下に対して

自分に対する感謝が足りてないように感じ不満がます。

 

 

感謝してほしい、という気持ちには

「あなたがやるべきことを私がしてあげてる」、という

無知からくる認識の誤りによる自己中心的な傲慢さがありますが

自分で気づくことはありません。

 

 

 

たとえば【仕事】は

雇用主と労働者の契約で成り立っています。

 

どの様な契約かと言うと

○○という役割を果たすことで組織の繁栄に貢献し

組織が社会に貢献する役割を果たすことに貢献する=労働

の対価として◎円という報酬を払います」

という約束です。

 

つまり 仕事はやらされるものではなく

自分のやるべきことなのです。

 

 

とすると

相手が感謝するかどうかは 

相手に要求するものではないことが分かります。

 

 

「こんなに頑張ってるのに わかってもらえない」という

不満を言う人が多いのだけれど

 

 

何をしてもらえたら「わかってもらえた」と思えるのか?

自分自身に尋ねてみましょう。

 

 

褒めて「もらう」こと

評価して「もらう」こと

感謝して「もらう」こと

もっと給料を上げて「もらう」こと

ねぎらって「もらう」こと

 

 

・・・・・・・「もらう」ことでしょうか?

 

 

 

「決められた時間 私が会社にいること」が私の仕事です。

お給料はその「」分の対価ですから私がもらいますけど

私の仕事じゃないと思ってることも 「頑張ってやってあげてる」から

感謝してよね!凄いねと認めてね!褒めてよね!

となっていませんか?

 

 

 

私たちの脳は

自分がやるべきことを十分に自覚し精一杯やっているとしたら

自分で自分を認め自分の行いにも自分にも誇りを感じます。

 

 

自分が自分をしっかりと成長させ自分を理解し

自分の未熟さや過ちも十分に認められると

誰かに認めてもらう必要も

罪悪感をマヒさせるための正しさを説明する必要も

誰かのせいという責任逃れの言いがかりも全く必要が無くなります。

 

 

子どもを育ててやってる、面倒を見てあげてる、

家事をしてやってる、あげてる、

仕事をしてやってる、してあげてる、 のように

 

 

やるべきことは「自分がやるべき物事」だという

自覚がない場合

やってあげてる、やらされてる 気分になり

幼児期特有のネガティブな感情に汚染された

幼児的欲求不満に常に苦しみます。

 

これが 被害者意識を生み加害者を作り出し

疲れを生じさせ

燃え尽きやすくなり、不平や不満を持つのを

正しいことにするための間違った考えをうみます。

 

 

大人になっているにもかかわらず

幼児期特有のネガティブな感情に汚染された

幼児的欲求不満が生じて

人生が辛いのだとしたら

あなたの子供時代に偽装された記憶を調べてみましょう。

 

 

あなたが すぐに疲れるのは

誰かのせいでも何かのせいでもないのです。