中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -38ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

さきほど生徒から問題をもらい解き終わりました。

マンスリー、難化していました。

計算問題は今月に行われた四谷の合不合(第6回)よりも明らかに難しかった。マンスリーにしては容赦ない。

大問1の(3)が気になるところです。

模範例(色はアタマのなかの動き)

ただ計算するのではなくて、先を読みながら進めたほうがいいです。

「いつも楽に解きたい、工夫したい」と考えていないと(3)のような問題でも落とすんですね。

①5分の3と書いてあるのに、分数にした子(小数で3.6にすればすっきり20がでる)

②ふだんから3.14の倍数は暗記するといっているのに、3.768をみて何も工夫をかんがえられなかった子(12×3.14=37.68の知識があればつぎの÷12の意味がわかる)

③4.5÷90を分数にしなかった子(分配法則をつかえば3行目に1ができる)

いろいろなケースが考えられる計算問題でした。これは筆算が不要な問題なのです。筆算をしている子はミスが多い傾向にあるので、気をつけたほうがいいでしょう。

 

 

今週の小5のデイリーサピックス。

開成中の過去問の改題ですね。

 

このようなふたつの相似を考えるパターンは、「速さ」(人の影の先端)との融合で最近出題されています。5年生はいまからしっかりと練習をしておきましょう。

 

あと50日。

 

受験生に会えるのは週1回。

 

 

何を教えて何を捨てるかの判断に、毎回とてつもない時間をかけている。

(たぶん首都圏でもここまで授業計画と授業準備時間をかけている講師は少ないと自負している。)

 

レッスンで教えたい問題をすべて解いたあとに、タイムスケジュールを立て、何を削るか考える・・・。今日は80題以上解いた中から20問に絞り込んだ。

 

過去問を何度もやるだけでは伸びない。

質問に答えるだけでは伸びない。

基礎問題をやるだけでも、難問をこなすだけでもここからの成績アップは無理だ。

 

苦手な単元を特定して、類題をあつめ、その子の学力よりほんの少しだけ難しい問題を選ぶ。

 

時間は有限。

1回の指導の責任は重い。

 

本番でできないことは教えない。

しかし、ぎりぎりのところまで踏み込んで、背中をおす。

まだまだ伸ばせる。

 

いや、むしろこれから!

体験レッスンで小4の生徒さんをみていて思ったこと。


「半径3cmの円のまわりの長さを求めなさい」


この問題に対して


3×2×3.14と書く子が多いのですが、わたしは6×3.14とかくように指導します。


なぜか?5年生、6年生とあがっていったときに、ケアレスミスのもとになるからです。



円の面積の公式は


半径×半径×3.14 つまり2乗


円周のながさの公式は


半径× 2 ×3.14  つまり2倍


このふたつはリズムが似ているので、テストで急いでいるときに、うっかり2乗と2倍を取り違えるミスが多発します。


経験上、はじめから「直径×3.14」とおぼえている生徒のほうがミスが少ないですし、そもそも円周率πは直径と円周の比率なので数学的にも正しいです。


小3、小4の段階できちんと修正していきましょう。


四谷大塚の合不合算数をみた。

 

他の先生も指摘なさっている通り数年前よりも明らかに易化している。新・予習シリーズはSAPIXに合わせて、あれほど過酷な難易度に変わったのに、ついてこれていない生徒が多いのだろう。皮肉な結果である。

 

合不合そのものの母体数がどんどん減っているため、去年も「これはぎりぎりではないか」という生徒に80%合格可能性がついていたので違和感が確信に変わった。

 

いまSAPIXの公開模試の母体は5800名まで膨れ上がっている。(開塾当時は3000名程度)

 

もう、ある程度の上位校を目指す場合は、サピの模試でしか実際の立ち位置(順位)は測れないし、他の模試は参考資料にならない。(志望校の学校別はSAPIXオープンしか考えらない。)

 

教材面では四谷大塚の教材のほうが入試のトレンドにあっている気がするし、SAPIX算数のカリキュラムや作問には様々な問題があると思うが、首都圏SAPIX独壇場のこの状況はあと5年はつづきそうだ。

来年2月からの受講希望のお申込みを予想以上にたくさん頂いたため1月時点で満員となります。誠に勝手ながら、HP上の「お問い合わせフォーム」からの体験レッスンのお申込みを停止させて頂きます。キャンセルが出た際には当HP上にて募集を再開致します。(2015/11/26)

全教科指導の生徒(算数中心)。

 

あと80日。

 

語句ミス1問でも「まあいいか」は厳禁です。

 

終わった問題集を一冊預かり、全ページの誤字チェック。

 

生徒専用の「なぞりプリント」を作成。

 





 

フォントは「教科書体」、サイズはかなり大きめにして、字を薄く。

 

正しい形になるまでしつこくチェックしつづける。

 

毎年多いのは

 

富岡製紙場(×)

鹿嶋臨海工業地域(×)

管原道真(×)

新戸部稲造(×)

卑弥子(×)

今やれることは全部やりましょう。



 

 

小6生のふたり。


算数の成績が明らかに上がっている。


概して、勉強の成果が現れるのは3か月後。


今成績が上がっているのは8月にがんばったから。


2月に合格ができるのは今、精一杯がんばるから。


いまが踏ん張りどころ。



(また厳しめの文体です・・・。)


過去問の時期になると、時間内に終わるかどうかということばかり考えてしまう。


終わらないと焦り、2度も3度もまったく同じテストを使い、またタイマーをつかって時間内に終わるかどうかを試し、時間と労力を無駄にする生徒が多い。

時間配分は確かに重要だが、経験上、時間内に問題が解き終わらない場合は計算スピード不足というよりも、よくでる問題に対する解法が頭にはいっていないことのほうが圧倒的に多い。


「この問題に対してはこう解く」という力が弱いために、難問を難問と判断できずに、何度も文を読み返したり、見当はずれの解き方をしたりしてどんどん時間がたりなくなってしまう。(難問の判断については、生徒の力のわかっている信のおける指導者に聞けば、「この問題はできなくても大丈夫、でもあの問題はできないと合格できない」とアドバイスをくれる。)


時間内に終わらない子は、計算スピードが遅いのではなく、よくでる典型問題にたいする解法力が弱いのだ。仮に時間を無制限に与えたとしても解き方がわからないから結局正解できない場合が多い。


解法がよくわかっていないのに、何度も同じ年度を繰り返したり、過去問(←二度と出ない問題)を10年分やれば大丈夫だろうと無計画に考えたりする。自分ができない問題と向き合わず、逃避してしまう。


小6の11月から計算力を鍛えてもできることはたかがしれている。だったら「できなかった問題」の類題を探し、とことん弱点をつぶし解法を覚えていったほうがいい。


首都圏の受験算数に関しては、近年ネタ切れ状態で難関校でさえ新しい問題はつくりにくい。今までの有名問題(「予習シリーズ」の例題・あるいはSS特訓の解法力テキスト)の解法パターンを完全に身につけることで仮にいま時間不足でも合格に近づけることができる。

10月、過去問指導にはいる。


気持ちの緩んでいる受験生には、敢えて厳しく。


毎年あるシーンですが・・・。(注:私は怒鳴ったりはしません。落ち着いて話しています。)


『「ねえ、ただの計算ミスじゃないか。つぎは間違えないよ。」「先生なんで怒ってるんだろう。」なんて心のなかで思っているでしょう?


あのね、いま何が起きたのか君はなんにもわかっていないんだ。


いま君は来年4月から通う中学校が変わったんだよ!


そのつまらないたし算のミスのせいで・・・。


君は6年間も過ごす場所を変えてしまったんだ。


こんな悔しいことはないじゃないか。


「T中学に行きたい」って君が決めたんじゃないか。

第1問目で失点したら、きみは確実に落ちるよ。


そして中学生、高校生になって絶対にこんな風に思うよ。


「ああ、あのときもう少し勉強しておけばよかった・・・」って。


「ケアレスミスを減らすために努力するべきだった・・・」って。


毎日の朝の計算をさぼっちゃだめだよ。

1日やらないだけで、本当に計算力は下がるんだ。


それから一行計算式を書いたら、その場ですぐに見直す癖をつけようってあれほど言ったよね。なんでいまやらなかったの?


ぼくはずっと見ていたよ。


当たり前のことを当たり前にやるんだよ。


特別な魔法なんて何もないんだ。


できない問題が、自然にできるようになっていたなんてこともないんだ。


2月1日の試験会場できみが解ける問題は、「いま君が解ける問題の類題」だよ。


ほったらかした問題は1月になっても、とけるようにならないんだよ。


だったら、いま準備しておかないといけないでしょう。


第一志望校に受かるっていうのは、本当に君の人生にとって、大切な意味があるんだよ。』