中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -36ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

生徒の答案を分析中。

 

最も正答率が低かったのが2番(8)の「場合の数」でした。

 

7%。

 

色の塗り分けの計算は既習ですが、「組み合わせ」なのか「並べ方(順列)」なのか、「たすのか」それとも「かけるのか」(2つの事象が同時に起こるのか、独立なのか)をはっきりと考えていない答案が多いのでしょう。

 

中学受験算数で、最も苦手な生徒が多い単元は2つあります。

 

ひとつは「立体図形」(水量変化とグラフ、切断、見取り図と投影図の視点、回転体など)。

 

もうひとつは、この「場合の数」です。特に渋幕受験生は意識してください。この二つが渋幕攻略の肝です。

 

この2単元は一気にやろうとしても、力はつきません。

 

立体図形はデイリーサポートの最後のページで、毎週図形の切断練習が勉強できるので、他塾生よりも恵まれた環境にいます。毎週、さぼらずやりましょう。

 

場合の数は、「これが一番得意!」という生徒は私はみたことがありません。また、この単元が特に好きだという生徒もほとんどいません。

 

ですから「みんな苦手なんだ」という認識のもとで、よくでる「定型パターン」のみを学習しましょう。

 

まだ時間に余裕があるようなら、市販テキストとしてつぎの本をおすすめします。最高の完成度です。これ1冊で典型題はすべてカバーできます。

 

ただ、時間がない子は無理にやらないでも大丈夫ですよ。手を広げると返って失敗します。

中学受験を成功させる 熊野孝哉の「場合の数」入試で差がつく51題 +13題改訂4版 (YELL.../エール出版社
Amazon.co.jp

あとはSAPIX生であれば、夏期講習では「場合の数」を2つのテキストにしてしつこく勉強します。他の大手塾は1回しかやりません。

 

サピ生は夏期07番テキストと17番テキストを8月にしっかりとやっていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

http://ameblo.jp/multitude75/entry-11849529552.html


平面図形の週ですね。


Eの2は悪問ですが、それ以外はすべてやるべきでしょう。

(Eの2でDBになんとなく線を引く子がいます。「相似」のとらえ方が直感的で、論理的には理解できていないことが多いです。理由をたずねてみるとわかります。)


次回はいよいよ「水量変化とグラフ」。

難しい単元かつ難関入試の最頻出テーマです。


本当に勝負の週です。





某難関中の試験結果。(生徒からもらいました。)


1年生の反省点ということで、正答率を中学校の先生がリストアップしてくれたらしいのです。


5番の「速さ」の正答率の悪さに目を疑いました。

流水算で10%・・・。

「えっ、この偏差値の中学校で9割できないの?」が率直な感想。


ある程度勉強した小6なら、この問題は解くのに2分かからないはずです。

もちろん中1段階ですから、方程式を組むのに慣れていない可能性も大いにありますよ。(速さ比を中途半端につかった算数的解法は0点です。)


ただ、このレベルの問題で方程式を組めないとなると、中1で勉強していない子の割合はかなり高いです。



中学受験はたしかに過酷なのですが、そのなかで培ってほしいのは中学入学後も通じる「持続可能な知力」です。


生徒の学力観を考えさせられる試験結果でした。


某私立中の高1生。


中3のときから学校のカリキュラムが高校数学にはいり、数学が苦手に。

(中学受験の知識のストックは中2で尽きます。)


5月の中間試験に向けて、確実に点数を出していきます。


生徒「数学が得意になるコツはなんですか?」

わたし「数学の点数を上げること。」


・・・なにも答えになっていませんが、「こんなに点数が上がるんだ」と思ってもらうのが今の指導目標なんです。


学校の定期テストは範囲が決まっているので、学校の先生の教え方・採点基準がわかれば、SAPIX生(小学生)の指導よりも成績を上げるのは楽です・・・。


きっかけづくりです。


「点数は取れないんだけど、数学は好き」なんて子はいませんよ。


さて、きょうも厳しく指導^^;




 

わたしが中学受験をしたころ(20年前…)は、鉛筆で受験する子が多かった記憶があります。

 

 

入試会場の机のうえに、鉛筆10本ほどばらばらにならないようにヘアバンドでまとめている置いているライバルをよくみかけました。

 

最近は、鉛筆で受験する子もいますが、シャーペンが主流です。試験戦略的にも、鉛筆だと芯がどんどん丸くなり、計算式が読みにくくなるのであまりすすめしません。

 

折れないシャーペン(「デルガード」)が流行っていますが、それよりもおすすめしたいのが0.9mmの芯のシャーペン(写真のPilot)です。

 

0.5mmが通常サイズでコンビニでも手に入りますが、筆圧の強い男の子だとバキバキと折れますし、女の子だと逆に薄くて読めない子もいます。

 

(ちなみに大手塾模試は勿論ですが、実は受験本番の入試問題もスキャナーで取り込みますから、字が薄いのは気をつけたほうがいいですよ。)

0.9以上の芯だとほとんど書き心地は鉛筆をつかっているのと変わりありませんし、線の太さも同じくらいです。

 

小4、小5で鉛筆からシャーペンに切り替えるときは、Pilotの0.9mmのシリーズをおすすめします。

 

 

パイロット エススリー シャープペンシル 透明ブラック 0.9mm芯対応 HPS-30R-TB9/PILOT
価格:320円

 

 

 

 

小6SAPIX。


怒涛のマンスリー、SO終了。(みなおしを丁寧にやりましょう。苦手な生徒は思考力測定のBテストなんて無視ですよ。Aの弱点分析をしっかりと)


08、09のテキストはあまりに易しいので、肩すかしですが、ここから苦手な子が増える単元が多くなります。


5年生のときに、「水量変化とグラフ」(立体図形)で苦戦した生徒は要注意です。


きょうは5年の問題の復習をしました。

ただし、「解法の違い」を明確に。


小5は「×3.14」使用可(あとで約分できることを教えればいい。)

小6は徹底的に「比」をつかいます。

夏期講習まで登り坂です。(さあ、今年もやるぞ~!!!)



「05テキストのデイリーサポートEの3番」の類題です。


最近少しずつ全国の入試問題をみているのですが、Eの3は愛光中の問題に気持ち悪いほど、似ているなあと。


2016年 愛光中
難易度:基礎~標準

父、母、長男、次男の4人家族がいます。現在の家族の年齢の和は100歳です。7年前は次男が生まれていなかったので、7年前の家族の年齢の和は74歳で、父の年齢は母と長男の年齢の和と同じでした。5年後は、父と母の年齢の和は長男と次男の年齢の和の3倍より12歳多くなります。

( 1 ) 現在の次男の年齢は何歳ですか。

( 2 ) 現在の父の年齢は何歳ですか。

( 3 ) 現在の母の年齢は何歳ですか。


あすのマンスリーには年齢算は出そうな予感。


PDFでアップします。挑戦してください。

4年生、5年生でも算数得意な子は解けますよ。


愛光中 2016年度


愛光中2016年度解説



正六角形を等分する問題。


自由に何パターンかかいてもらうのですが、この補助線を引く子は今まで見たことがない。


素晴らしい!解答例にもありませんでした。


数学科卒の友人(塾講師)にみてもらったのですが、途中でおれる補助線は数学科の人でも滅多に思いつけないそうです。


毎年、小学生の発想には驚かされます。










この改訂は驚きました。





算数はS/Cコースは記述式の答案を求める方向になるのですね。


採点のマンパワーは足りるのだろうかと思いました。「別解」に対応できる採点者がどれだけいるのか気になるところです。


大学受験でも、センターに代わる新試験では、私の知る限りの情報ではまだ数学の記述式解答に関しては議論の最中です。意外に思われるかもしれませんが、算数・数学の答案の書式は自由度が高く、また「掛け順問題」に象徴されるように採点者の立場によってぶれるため、採点の軸設定は難しいのです。