中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -14ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

サピ生は、小5夏休みの過ごし方に気をつけないと「危険」です。

 

いま現在サピ小6を教えていますが、質問がくることが多い問題や「あれ?この生徒、なんでこんな基礎的な問題知らないのだろう」という場面がありますが、たどっていくと小5夏に集中しています。午後の勉強のしかた、保護者がどれだけうまく関わってあげられたかが勝負です。

 

さて、「危険」とは何か?

 

一学期の平常授業ではデイリーチェック、基礎力定着テストなど「ほんとうに理解しているのか」習熟度を確かめるテストが山ほどありました。

 

小5夏はこのような確認テストがありません。

 

したがって、「どこまで本人がわかっているのか」がわからないのです。

 

どこまで自力でできて、できないかの怒涛のチェック。


この作業をさぼると、8月27日のマンスリーで勉強をした子、していない子で夏に雲泥の差ができます。

 

もう私は新テキスト(これは自作本なので、売りませんし、売れませんが・・・)の万全の対策で夏期講習へ突入です。


もう塾生全員に「比」の概念・計算は教えました。「比」がサピ夏のメインテーマです。

 



 

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みんな熱中症に気をつけてね!といっているパピヨンくん

そろそろ「有名中学入試問題集」が配布されます。これは2019年のもの。

 

個人的には、この分厚い本には否定的。(理科・社会はいいのかもしれません。)
 

【ハイレベル】α1~2を常にキープしている
好きな学校(第一志望はやらないでとっておきましょう)を一週間に2本ほどやってください。

でもサピの授業をおろそかにしないように。
 

【ミドル】
SAPIX算数偏差値53~55に届いていなかったら・・・
解法力を高めるという意味では以下の3校はおすすめ。


①芝中 標準的
ぱっと開くと一見、典型問題が並んでいるように錯覚する。見たことがある問題なのに、1問1問は「重層構造」になっていてなかなか解けない。一行問題をパターン練習してきただけの生徒にはいい問題。
 

②東邦大東邦 標準的
オーソドックスな問題しか出さない学校。ただし、今年2021年はやや難化。来年も難化するでしょう。良問が多いので、力がつく。
 

③慶應中等部 やさしい
一次は85~90点以上が合格ライン。偏差値のわりに「なんだこの基礎トレみたいな問題は?」と思うはず。マンスリーよりも易しく感じる。しかし、例年、後半に2問ほど高度な書き出し能力を問う難問が入っている。慶應中等部の1次。女子は、実はここが勝負ポイントになると思います。男子はそうでもありません。解けなくても1次は突破しています。

【ローコース】サピックス志望校判定20 %の状況
もしも偏45以下だとやるのは、理科と社会でサピックスから指示された学校のみ。
気分転換にはいいのですが、算数に関しては完全に時間の無駄だと思います。苦手単元を「単元別問題集」でつぶしていったほうがよっぽど合格に近づきます。無理をして夏休みにやる必要はない。サピの教材のABC。基礎トレ。指示された問題を復習すること。

さて、単元別問題集はこれで決まりです。いまの本屋で売っているもののなかではベストと言い切れます。粟根秀史先生の「速くワザ算数」のシリーズのなかから、いままでのマンスリーや組み分けの失点箇所を洗い出して、苦手分野のみ2~3冊選んで家庭学習(または家庭教師)。これが夏には効果的。

 

そして例年思いますが、なんなのでしょうか?この難易度表は?

 慶應中等部と慶應湘南藤沢が同列になっているなんてありえない。解法の学校と思考力をみる学校。まるで違います。そして、豊島岡女子の解法プラクティス問題と、灘中の2日目がやはり同列。『あくまでおよその目安』としても試験傾向が違いすぎます。

 

今年の小6生。
 
ハイレベル層には、例年とは違う教え方でやっていますが・・・
成績上がりまくり。
よくがんばっていますね。
今年も、もうすでに後半戦。
今日も頑張ろう!!!
 
 
 
雨降りで散歩はムリなパピヨンくん

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書かれなければ自塾の生徒が有利になるのですが、まあ、今年は優秀な生徒が多いし・・・ということで驚くべきことを書きますね。

 

じつは正確には数年前からちらほら見かけていたのですが、大手学習塾のカリキュラムにはない「統計学」(データの分析)からの出題が近年露骨に増えてきています。

 

例えば、今年の青山学院。

 

「中央値」の定義がかかれていないので、定義をしっかりと覚えていなければ何もできません。

 

つぎに三田国際学園。これも今年(2021年)。

モードやメジアンから、読み取れる内容を記述する。
中学1年生の中間テストレベルですね。

 

実は、プロ算数講師同士で「最近の統計の出題率、やばいよね?」と話しても、あまりピンと来ている大手塾講師は少ないです。

 

 

これらの分野は予習シリーズにも、SAPIXのデイリーサポートにも何も書いてありませんから、小学校の算数の教科書を軽視せずにきちんとフォローしてあげましょう。いまの保護者様の世代には学習指導要領に統計学はありませんでした。

 

 

スタートは小学生と同じです。お子様と一緒に勉強すると確率論の導入も昔の教科書と変わったので、面白いですよ。

 

4月発売された映像授業コンテンツつきの問題集にはしっかりと載っているので、僕の生徒は準備態勢万全にします(いきなり自分の宣伝(笑))全部フォローしますね!

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体験レッスンに来てくださった方。

 

「先生の塾生はとてもハイレベルで・・・。うちの子でもよろしいのでしょうか?」

というようなことを近年よく仰ってくださります。
 

今日は、そのあたりを書きます。


まず僕は、合格実績主義ではありません。


もしも、僕が合格実績を上げようと考えるのだったら、サピックスのように入塾テストを課します。そして、その点数以下の子どもの入塾を断ればいいだけの話です。

 

自然にハイレベル層があつまる塾として認知されるでしょう。


(注:来年は中学受験激化の現状を考えて、11年ぶりにコースを分けます。それも別に合格実績のためでもなんでもありません。詳細は後日発表。)

じゃあ、HPに合格実績をだすのはなんで?と聞かれそうですが、これは多くの保護者の方々に安心していただくためです。

せめて開成くらいなら、正しい勉強をするなら合格させられます。それくらいの学力や研鑽をしてきています。・・・というくらいのメッセージです。

本来だったらなら、「この偏差値の生徒がここまで伸びた」というのが指導実績であり、合格実績といっても算数(たまに理科と帰国子女英語)を教えるくらいですから4教科勝負の受験において純粋な合格実績とは思っていません。

生徒の必死の努力、「佐藤ママを超えるのでは・・・?」というくらいの本気になった死に物狂いのお母様の深い愛情と受験指南書研究と入試動向のリサーチとそしてお子様の健康管理・・・

 

そのようないろいろな要素がうまく結実して、「縁」があって合格します。

中学受験算数。

たしかに合否をわける教科であることは間違いのない事実です。

しかし、自分がやれることは、ちっぽけだと思っています。

 

人生2回目のトリミングで疲れた顔のパピヨンくん
 

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字が判読不能という生徒(特に男子!)は上位1%に存在します。

 

天才肌の友人も、「これは何て読むの?」と何度も聞きますし💦

理Ⅲにストレートで入るタイプなどは、一定の割合で字が汚いです。

筑駒の先生方も、毎年入試の採点のときに字の判読に苦労なさるそうです。

 

・・・しかし、当たり前ですが、それは例外です。

 

 

字は読めるように書いた方がいい。

(だって、入学試験で点がもらえないですから)

 

いつもアドバイスをするのは、

4と9、0と6のようにどちらかわかりづらいときに、

 

「字をきれいに書こうとするのではなくて、『字を大きく書こう』と意識してみてね」

と話します。

 

きょうからこういう声かけをしてあげてください。

小学生からしてみれば、「きれいな字」とは何か、判断基準があいまいです。

 

綺麗な字ではなくて、大きな字にする。

 

 

 

さて、僕はこの生徒の字はとても読みやすい!といつも褒めます。

はじめから、こんなに読みやすかったわけではないです。

 

なんできれいに書くようになったのか、聞きました。

彼なりに努力をしたんです。

 

意識変革があってはじめて、どの記述校でも大丈夫という字になりました。

 

こういう努力は偏差値にあらわれませんが、とても立派だと思います。

大きな成長です。

 

 

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小6のときに伸びていく子は、誰一人として例外なく「計算力」が高いです。

サピックスオープンの印象は「まあ、いつも通りかな」という印象。


 

 

一番私が注視してみたのは、□1の(1)
このような問題でしたね。

99×11-27×37
=1089-999
=90


こうやって無駄な計算していませんか?
・・・お子様、間違いなく計算力コンテストさぼっています・・・。


正しくは(というよりもサピックスの出題意図は)


99×11-27×37
=9×121-9×3×37 
=9×121-9×111
=9×(121-111) ②
=9×10 ③
=90
(①、②、③の式は、律儀に書かない💦)

 

 

こういう計算のくふうをしてほしいのです。

暗算で1分以内で終わります。


解説はありませんが、明らかに「37」という数字をみたときの反応をみるタイプの出題でした。小さなところから改善していきましょう。

 

【2022年度生の募集について】

2021年10月2日(土)の夜10:00からLINEにて体験レッスンの受付を開始します。

(例年1時間ほどで満員になります。)

2022年2月の第二週からの指導開始となります。

追記:いま現在の段階(5/12)で、現小6生から継続希望が数名でているため、来年度の募集はしない可能性がございます。

(2023年2月度からのご希望は承ります。)


 

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原稿書きやら夏期講習の日程決めがつらいので、ブログを書きます。しばし、現実逃避を。

 

やまもと

「SAPIXに通って、いまもまだ数学教えている中高生がいますが、みんな口をそろえて『サピ時代は楽しかった~』って言っていますよ」
お母様

「・・・それはアルファ生の話ですよね?」
やまもと

「いえいえ、アルファにいたような生徒は塾にはいません。どちらかというと真ん中のボリュームゾーンの生徒たちです」


という会話が毎年くりかえされます。

 

思い出すと、そんな生徒たちはいい表情でレッスンを受けていたなあと思います。


さて、本屋に行くと、最近の教育本のトレンドは「自己肯定感」とか「偏差値では測れない非認知能力」とか「心の偏差値」とか。それに便乗して、浅い理解で怪しげな塾講師(おっと失礼!)が疑似科学用語をつかって自塾を宣伝していますね。

 

ちなみに、学習に関する心理学やら脳科学やらの本を乱読した時期がありましたが、専門家の意見は「決定的なことはわからない」が一貫した主張です。そりゃそうです。心脳問題なんてあまりにも深すぎて私が生きている間に解明されるようなものではない。

 

そんなことよりも、シンプルに目の前の問題を楽しんでほしい!

 

例えば、今年の東邦大東邦の算数講師もうならせる良問題。(Twitterより)

いろいろ試行錯誤して、「一瞬簡単に見えたたけど、ムズいね、この問題つくった先生頭いい~」という生徒。そして、ただ私が解説をするのをぼんやりと待っている生徒。どっちが伸びるのかは自明です。

 

 

 

 

 


 

5月10日 午前7時追記:

ご連絡を頂いたすべての方々へ夏期講習の日程をLINEにてお伝えいたしました。

いまのところ、まだご連絡を頂いていない方には、空きコマ状況をお知らせいたします。

現段階で6割ほど埋まっておりますが、まだまだ余裕があります。
 

 

夏期講習 (2021年)  7月21日~8月31日

(休みなしで教えます)

 

内部生は5月1日(土)22:00より募集開始。

完全希望制ですが、小学6生を最優先でスケジュールを組みます。

 

1コマ(2h): 12000円(小4~高2)/15000円(高3)

A: 13:00-15:00 B: 15:30-17:30 C: 18:00-20:00 (強い希望があった場合のみ午前中のコマを増設予定)

 

①毎年、受講できない生徒がでるため、お一人上限10コマまでとさせていただきます。また、宿題をやる時間がなくなるので、連日での申し込みはご遠慮ください。短期間で仕上げたい場合は2~3日おき程度がベストです。勉強のペースができている生徒なら週1回で十分です。

②コマをご希望する際は可能な限り、希望する日に対して、第一希望から第三希望までお伝えくださればコマ調整がスムーズになります。ご協力お願いします。

 

外部生の募集:7月1日よりLINEにて募集開始、空きコマがある場合のみ夏期講習を受講いただけます。

・初回のみ保護者様同席必須

・体験授業はございません。

・本年、平常授業は満席です。夏休みのみの短期指導です。

難関校に関しては、SAPIX模試でないと順位がわかりません。

 

小6のBタイプ(思考力)の問題をみました。良問ぞろいだったので、ここで出てくる成績は割と当たるかもしれないなという印象。

 

前年度のBタイプは量が多すぎて、「思考力というよりも処理力」を聞いている気がしましたが改善されています。

 

SAPIXの先生みていないかな~💦。

テスト作成について苦言すると、Bタイプならもう少し難易度をあげて、しかも時間を60分与えると思考力をみるテストとしてより良いものになると思います。

 

さて、現在みている小6生。SO第一志望は全員70%以上(80%がほとんど)だったですが、個人的感情としては「なかったことにしてほしい」と思っています。


2021年受験生の保護者なら共感してくださると思いますが、80%で浮かれるなど、あり得ないです。

 

2022年入試はさらにさらに激烈な入試になります。

日能研・四谷大塚の分析資料から明らかです。 


まったく油断できない。

 

コロナの影響で受験生減少に転じるのではないか。昨年4月はこのように考えていました。私の予想は完全に外れました。

 

そして、2022年以降も首都圏に関しては、中学受験はさらに過酷な、激烈な修羅場になっていきます。

 

なぜか?

それは、低学年(小1~2)の人数がどんどん増えてきているからです。

さほど、有名ではない塾(失礼!)でも「満員」の塾が多くなってきています。2009年のときを彷彿とさせる受験ブームの真っ只中にいま私たちはいます。

 

保護者は、冷静な併願パターン分析が必要です。

そして志望校に向けた問題のセレクト(これは私の仕事ですが)。大手塾に言われるままの勉強をしていると、まず勝てません。

 

【出版情報】

中学1年生の問題集に映像授業講師&数学講師として関わりました。

すべての問題に、一問残らず私の映像授業がついています。スマホ学習はもはや時代の流れとなりました。日本全国5000校を越える塾で採用されます。厳密な校正作業や映像のチェックなど関わってくださったすべての方々に感謝いたします。今年はあと3冊、問題集に関わります。

 

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