10月9日(土)の公開授業「ひらめき力」に目覚める算数教室は、なんと即日満員になったそうです。
例年だと3日間くらいで満員だそうですが、今年はあの受験指導家・西村創先生がいらっしゃるということで、学校の始業式に配布されたあとに、すぐに満員という流れだったのかな、と。西村先生の「子どもを勉強好きにする20の方法」(WAVE出版)はおすすめです。ベトナム語に翻訳されるほど売れている名著です。先日、打ち合わせでお会いした際も、素晴らしい先生で感動しました。
さて、9月の後半。
いよいよ過去問はどの塾も開禁となるでしょう。
塾によっては年内に第一志望過去問10年分、第二志望5年分、第三志望3年分という指示もあると思いますが、7割以上の生徒にとってははっきり言って「やりすぎ」です。
9月~10月のロー・ミドル層はまだまだ吸収期です。
過去問=二度と出ない問題の集合、です。
過去問はあくまで「その学校の傾向になれるため」のもの。
場合によっては、11月まで苦手単元の学習をした方がいい場合もあります。12月にはじめて過去問をやって受かった生徒もいました。
過去問をやったから成績・学力が上がるというものでも、まったくありません。
過去問演習を終えて、予習シリーズや応用自在を開き、類題をさがして補強していく作業をいれなければ「ただ解いただけ」です。
さらに。
1月は長いです。
学校がないわけですから思う存分勉強ができます。(行く生徒もいますが、このコロナ禍ほとんどの生徒は休むでしょう。)
1月は理社インプットの勉強が主体になりますが、当然算数もやります。大手塾の言われたとおりに算数の過去問を全部やりつくしてしまったら「あれ?つぎは何を勉強したらいいの?」ということになります。
目安としては1週間に1本(4教科)で十分です。その代わり、自己分析(「みなおし」は当たり前)を徹底的にやることです。
すぐに生徒は「計算ミスだ」といいますが、よく解いているところをみると「理解不足からくる計算ミス」ということが多いです。
「あのね、それは計算ミスじゃなくて、もともとわかっていないの!」(何度このセリフを言うのか・・・)
実力を受け止める段階になってはじめて受験生として、ようやく土俵に上がれます。
ただし、ただ土俵にあがっただけです。
受かるのは3、4人に1人。
さまざまな媒体で発信されていますが、来年度は今世紀史上最も過酷な中学受験になります。
引用
驚いたことに、以前ご紹介した4月模試で示された増加傾向は継続していた。このまま推移すると、首都圏中学受験者数が21世紀最多だった15年前の水準に2022年は達するかもしれない。(ダイヤモンド社教育情報)
だからこそ、基礎を。
基礎とはeasyの意味ではなくて、basicの意味です。土台のチェックを。
お友達ができたパピヨンくん