今年度の進学者は中学受験は開成中学・慶應中等部・渋谷教育学園渋谷中学の3名、大学受験は東京医科大学(医学部医学科)の1名でした。

そのブログの記事をとりあげて、「この塾は成績優秀者だけを選んで教えている」と2月に根も葉もない中傷をうけました。いまもSNS上で悪口をかかれております。(どこかの塾講師で、相手にするのも馬鹿馬鹿しいので無視しています・・・笑)
わたしの塾に来てくださって実際に受講されたことがあるなら、単なる風評被害であることはわかるので、敢えてとりあげることもないことです。
ただ、考え方を示すことは大事かな?と思い、HP上に合格実績についての考え方をかかせていただきました。
世の中の有名な算数指導者には、たしかに成績上位層のみを選んで教えている方はいます。また、集団形式でもそのような算数塾がいくつかあることを知っています。(・・・この業界は保護者様の想像以上に狭く、ほぼ知り合いだらけなんですよ。)最上位生のみをターゲットにする。それは、その指導者の考え方なのですから、すべて自由だとおもいます。ぜんぜん悪いことだとは思いません。
しかし、わたしはそのような考え方をしておりません。
やまもとの「合格実績」についての考え方
教育の目的は「子どもの幸せ」です。
綺麗事ではありません。この命題に異論はないはずです。
将来の可能性を広げるためにはじめた中学受験。それでも、いつの間にか目先の「偏差値」にとらわれ、子どもを追いつめてしまうご家庭が多いです。「幸せ」のためにはじめたのに、「不幸」を生んでいる。
やまもとは、昨今のあまりに過激な中学受験に懐疑的な立場です。巷の偏狭な「偏差値至上主義」に否定的な立場です。
わたしのような単科塾は「算数が大好きで、もっと難しいことを習いたい!」という子と、「算数は問題を見るのもヤダ。やりたくない!」という二極化が激しいです。入塾後は、よくできる子も苦手な子も同じエネルギーで、死に物狂いで授業準備をして、熱心に指導しております。
合格実績はあくまで参考程度にしてください。以下に、やまもとの指導の「幅」をみていただく目的で開示します。
結果として難関校合格者が多いように見えますが、この合格実績はまぎれもなく「生徒のもの」です。

「きみは毎週来なくても、きっと合格できるから隔週受講でも構わないよ」
「勉強のしすぎだよ。全部やる必要はないから、勉強量をすこしセーブして、読書の時間を増やそうよ」
そんなアドバイスができるような最上位の受講生もいます。・・・小学生だったときの自分よりも明らかに頭がいい・・・。そんな子と難問を格闘する時間は確かに好きです。
でも、それ以上に嬉しいのは、はじめて出会ったときに暗かった子が少しずつ明るくなって、生徒に自信がついてきていることを肌で感じる瞬間なんですよね!

(画像は保護者様の許可を得ております)
保護者様から、こんな風に言っていただけるなんて無上の喜びです。
あと8か月で上げられるところまで上げます。どこまで伸びるのか、楽しみです。
先週は10年以上前に「分数の通分」ができなかった生徒さんの報告を聞きました。
理系の大学院を卒業なさって、わたしなど比較にならないほど社会的に意義のある大きな仕事をしています。
そんな立派な卒塾生がたくさん、たくさんいる小さな個人塾です。
これが、わたしの「生きがい」です。
ではでは!
Don't have a good day. Have a great day!
やっぱりベロが長すぎるパピヨンくん