10月1日は「国際コーヒーの日」ということで毎年店頭でコーヒーの苗木を配布しているのですが、その一方通販サイトでは毎年いろいろなプレゼント企画を行ってきました。
去年は店名を手彫りした槌目柄のステンレススプーン。
一昨年は生地から手作りした当店のロゴ入りミニバッグ(コーヒー200gがぴったり入るサイズ)。
これらはスタッフが全部手作りで制作しているため負担が大きく、さらに今年はなかなか手作りできる時間がとれなかったので、今回は店長のオリジナルブレンドブレンドコーヒーになりました。
店頭と通販の一番の違いは、やっぱりお客様の反応が見えないところです。
グッズがいいのか、こういったコーヒーの方がいいのか、毎年悩むところです。
ちなみに秋に限らず、カフェでは季節やイートインのお茶菓子によってオリジナルブレンドを作って出しているのですが、今回の「秋の夜長」は評判が良かったため自信を持ってプレゼントにできました。
口当たりのスッと感、後口に広がるほんのりとした果実の香りと甘さ、そのあとに余韻として残る奥深くて優しい苦みが特徴です。
じっくりちびちび飲んでいたい、そんなコーヒーでした。
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ブログは後日談が多いので…
※店頭で配布していた今年の苗木
【店長のうんちくコラム その18・日本最大のコーヒーイベント「SCAJ」とは?】
9月28日(金)に、東京ビッグサイトで行われた日本最大級のコーヒー専門の展示会「SCAJ2023」に行ってきました。
その関係で店のオープン時間を変更したのですが、気づかずに来店された方もいらっしゃったみたいで申し訳なかったです。
さてそもそもSCAJとは何かというと、一般的に流通しているコーヒーの内、“スペシャルティコーヒー”という質の高いものを専門的に扱っている世界的組織「スペシャルティコーヒー協会」の日本支部、みたいなコーヒー組合です。
正式名称はSpecialty Coffee Association of Japan。
より美味しいコーヒーを、より美味しく飲むことに重きを置いている団体、といってもいいかもしれません。
その組合が年に一回開催しているコーヒー関連のイベントこそが、名前をそのまま冠した「SCJA」です。
今年は20周年ということと、コロナ禍明けということも相まって過去最大規模のイベントになりました。
各国のコーヒー豆はもちろん、焙煎機、抽出器具、豆をパックする袋や、テイクアウト用資材など、ありとあらゆるコーヒー関連商品が出展されます。
ずいぶん昔、コーヒー関連のイベントは有楽町の国際フォーラムで行われていたこともありますが、現在では東京ビッグサイトのイベントに集約されています。
余談ですが、比較的小規模のイベントとして「カフェショー」というのもあるのですが、こちらも東京ビッグサイトで行われています。
実際の出展者は、誰もが知ってる大企業から個人経営の店舗まで幅広く、特に今回は2会場での同時開催だったため見どころ満載でした。
また、イベントブースではバリスタチャンピオンシップなどの競技会も行われており、いつも以上の熱気を感じました。
SCAJには過去10回以上行っていますが、今年特に変わったことといえば味見のコーヒーを出すブースがものすごく増えたこと。
これはコロナ明けだからというのもありますが、実はコロナ前から味見をどんどん出すブースは半数以下だったりしました。
それが今回は体感でいうと8割近くのブースで味見が配られていて、試飲する回数も自然と増えました。
そしてもう一つ変わったと実感したのは、来場者も、出展者も両方含めて外国人がとても多かったこと。
これは商談だけでなく視察も含めてだとは思いますが、特にアジア系の外国人がとても増えていた印象でした。
会場で気になった企業にはこれから連絡をとったり、見積もりを出してもらったりするのですが、こういう機会がお客様に還元できたら嬉しいです。