今週3本目のコンサートエルメス。
当の私も、木曜日ミラノで演奏。
ツインソウル統合後と勝手に自分にレッテルをつけて、仕事に集中していく。
この前の記事で愚痴った問題児、サルバトーレに焦点をあてて、まず、その問題を一点集中型で解決することにした。
「あれ?」と思った、不思議な感覚。本当に直感レベル。
それを無視すると、無意識の部分にすごくストレスがかかって、まるで足元で悪魔がなにかが囁いて、そのうち足を救ってくるのではないか、というイメージが現れた。
サルバトーレは、1ヶ月前から、「二十三万円でギターを購入したい」と言い張っている、親友の友人。
2、3回ほどアポを取ったのだが、なぜか、アポ先が私の仕事場でも、彼の家でもなく、友人の工房。
そこから私の「あれ?」という不思議な感覚に捉われる。
で、親友に電話すると、「サルバトーレは電話してきてない」と答える。
え、サルバトーレはすぐに電話する、と言ったのに。
そんな感じで自分のエネルギーはどんどん吸い取られ。
「にこれったは二十万をあげるといったら、目の色を変えて行動してくるのではないか」
という彼らの心理戦略にやられているのではないか、と思い始めた。
つまり、サルバトーレは、私の営業妨害をしている、という仮説を立てる。
もちろん最初は「にこ、お前の被害妄想だ」と自分で思ったし、誰かに話したところで、同じことを言われるだけだろう。
しかし、この件は、どんどん私の頭に蜘蛛の巣を張り出し、他のことに手をつけられなくなった。
なんか、嫌なエネルギーを送られてる。
で、マジでどうでも良くなって、今朝、自分のコンサートの観客の一人で、「五万のギターを探している」と言っている人がいたのを思い出して。
その人にギターをあげようじゃないか、という案に乗り出す。
というのも。このビジネス。
目先の利益に囚われると、かなり足を救われる。
高額をつけて周りに敵を作り、エネルギーをとられるのではなく、先に降参して、ファンを増やし、時間もエネルギーも、他の投資に向けようじゃないか、という作戦。
良い値段で、それ以上のサービスをGiveすると、結構思いもよらない形で、10倍くらいTakeが帰ってくるものだ。
同じことを、3ヶ月くらい前に行って、城の家主さんに、六万くらいで息子にギターを貸し出した。
家主さんは私の誠実さに心を打たれ、その後、数マン以上の修理案件と、たくさんの人脈を連れてきてくれた。
それ以上に、いろいろこれ以上はやばいだろ、というくらいの食物を家に送ってくれたり。
本当に嬉しかったらしい。
たとえ、二十三万でギターが売れたとしても、すぐに、家賃でお金はなくなるし、主導権を彼らに握られるのは、嫌だった。
それだったら、このギターも、五万で善行に変えてしまって、サルバトーレのネガティブエネルギーを、全て笑い話に変えてしまおうじゃないか、という作戦だ。
うまくいけばいいのだが。
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