というわけで、明後日のエルメスとのイースターぶりのミーティングをキャンセルして、
(ロンドンから帰ってきて、一度土曜日の農民会(笑)に誘われているのもキャンセルしてしまった)
仕事に没頭してしまっているエルメスなのだけれど。
大きな課題がのこっている。。
それは、エルメスの父のギターの修理。
これが、また大変で。
エルメスの頭蓋骨を直すほうが100倍簡単だったりする。。
全てが変に曲がって、適当に塗られたギター。
塗装を剥がして、もう一度塗り直すだけで、2年くらいかかっている。
それを、今タスティエラ(弦を抑えるところ)を全てとって、人間の背骨にあたる、
楽器の中心部分を調整する修理なのだけれど。
ナポリ式でいうと、ギブスのようなものが必要になってきて。
そのギブスも、真っ直ぐじゃないとだめなので、まっすぐにするために切る機械が必要となっていた。
その時点で、にこれった、断念。笑
当時は学校の卒業や勉強を抱えていたので。
その機械を選ぶだけでも、1400Wとか1700Wとか色々ややこしくて。
しかも200€はすこし高い!ということで、そこでまた、1年保留。
しかもエルメスは結局父親と仲が良くなかったという理由で、
エルメスとの恋愛に専念するにこれった。笑
月曜日に再び彼の父のギターに再チャレンジ。
機械の準備には1年かかったが、切るのはおそらく10分ほど。
切ったら、ギブスの上にギターをのせて上から後ろの木を付け加えて、その後に全ての塗装、指板を整えて終了。
色々他にもやることはあるのだけど、ニコレッタは単独主義、一匹狼じゃないと仕事ができない。
他の問題が自分を襲い掛かる前に、えるめすのギターに専念、集中して技術を高めようと思う。
木曜日会えないのは残念なのだけど(そこ重要)、
仕事中に他のことを考えることができないのも、ニコレッタの欠点だ。
そこを、えるめすはちゃんと理解してくれている。