検査結果と治療方針について①
翌週は造影剤を使用したCT検査と腫瘍マーカー検査を受けた。
造影剤は数秒程で頭のてっぺんから足の指先まで一気に熱くなり、
今まで感じたことがないような何とも気持ち悪い不思議な感覚であった
検査の結果…
やはり病変の大きさは4センチを超えており右側の子宮傍組織にも広がっていた。
腫瘍マーカーの結果は以前と変化なし。
子宮は既に全摘しているから数値的には変化していないのかもしれないそう。
首、乳腺、肝臓、脾臓、膵臓、胆嚢、腸、腎臓、骨盤、リンパ節等への広がりは
現時点では見られないと診断されⅡBと確定。
治療方針は事前説明の通り、放射線28回+抗がん剤6回にプラスして「腔内照射」
も同時並行して治療していくそう。
・放射線は平日/毎日照射治療 (外来)
・抗がん剤は週1回×マックス6回 (体調や数値の関係で4~5回になる場合もある)
・初回の抗がん剤治療のみ、入院して行う (2回目以降は外来で)
腔内照射って初めて聞く治療だが、なんじゃそれ~
想定外の治療内容に一瞬焦る
「臓器に線源を挿入してがん病巣の至近距離から放射線を照射する方法」らしいが…
説明を聞く限り、なんかかなり痛そうな治療
さて、気になる治療に伴う痛みに関しては…
私の主治医は比較的若い男性医師なんですが「痛みには個人差が有ります」と
いつもと同様淡々と説明される…
そりゃそうや まぁ何とも曖昧なご説明
もう少し、不安を和らげるような説明をしていただけないものか。
女性医師の方がこういう時の痛みをもっと具体的に説明してもらえる気がする。
腔内照射に関しては現在の病院ではなく、都道府県がん診療連携拠点病院である
大学病院での治療予定で、そちらの外来予約も取っていただいた。
来週は放射線科の外来(治療の流れ、副作用についての説明、照射のための
体の型作成)と化学療法科でのスケジュールや副作用等の説明、大学病院で腔内照射
のための診察等、いよいよ治療に向けての準備に本格的に動き出す。
がんの告知からCT検査の結果が出るまで、この数日間は後悔ばかりの日々
四六時中、ほとんど何も手につかない状態であった。
あれほど大好きなNetflixもU-NEXTも全く見る気がしないほどのダメージ(゚Д゚)ノ
ようやく治療に向けて、少しではあるが前向きになれそうかも