マケプレ送料・手数料変更とせどり 後編 | せどりで副業!30代ダブルワーカーの日記

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前回の記事 に引き続き、


マケプレの送料・手数料の見直しについて考えたいと思います。





前回は、個人発送の方(=FBAを使ってない方)の立場で


考えてみました。


実入りが減って、数が増える、すなわち


薄利多売の方向にベクトルが向く、そんな話をしたと思います。





今回は、FBA利用者の立場で考えてみましょう。





FBAの場合、購入者の送料は無料です。


これは、送料が見直されても変更はありません。


カテゴリー成約料が20円下がる分、同一価格に対する


出品者への実入りは、単純に20円UPします。





絶対的に見れば、有利ということが分かります。


これは小学生の算数レベルの話ですが。





では、相対的に見て、すなわち


個人発送と比較してどうかと言われれば、


それは少々疑問が残ります。





まず単純に考えて、


個人発送は、送料が90円下がって


FBAは、送料が無料のままなわけですから、


購入者から見て、より購買意欲が高まるのは前者でしょう。





また、これまではFBA出品者の出品価格は


個人発送者の価格+340円-1円であれば


個人発送者よりも上に位置しました。


出品者A 509円(FBA)

出品者B 170円(個人)

出品者C 171円(個人)

出品者D 200円(個人)

出品者E 240円(個人)

出品者F 590円(FBA)

出品者G 300円(個人)





これが改定されてしまうと、


個人発送者の価格+250円-1円にしないと


個人発送者よりも下になってしまいます。


出品者B 170円(個人)

出品者C 171円(個人)

出品者D 200円(個人)

出品者E 240円(個人)

出品者A 509円(FBA)

出品者G 300円(個人)

出品者F 590円(FBA)





相対的に考えれば、価格設定の基準を


個人発送の価格+250円


考えざるを得ないということです。


そういう意味では、70円の減益になるのは


FBAも個人発送も、基本的に変わりはありません。





例外があるとすれば、例えば以下のパターン。


出品者A 500円(個人)

出品者B 980円(FBA)

出品者C 750円(個人)

出品者D 780円(個人)

出品者C 800円(個人)


改定後も、自分の位置が変わらない場合ですね。


これは相対的な不利は発生せず、単に実入りだけ20円UPという


図式が成り立ちます。


ただ、こういう場面て、正直かなり少ないと思います。


特に高ランクの本では、考えにくいケースですね。





つまり、今回の改定が“悩ましい”ということは


個人発送でもFBAでも、大して変わることはなく、


FBAが有利になるとは、必ずしも考えられないということです。


むしろ、送料減額が購買意欲をそそることから、


実はどちらかと言うと、個人発送者に有利な改定なのでは?


という仮説も成り立つと思われます。






ではこれらを踏まえ、ワタクシ河原すみは


今回の改定について、どう考えているのか。


それについては、次回お話します。







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