“一息絶命”クンダリーニと共にあらん我がヨガ道
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クンダリーニヨガには,様々なものがありますが,私と西川さんがお伝えているしているのはヨギ・バジャン伝のものです.
最も激しいヨガといえるでしょう.
しかし,肉体的にハードであっても,これを気合いや汗まみれでやっていては意味がありません.
激しい呼吸法,スピィーディーな動き,その動作中においても,意識は心身の変化,臍下丹田の熱感,チャクラの活性化など
内側に向けながら瞑想的に行うことが重要です.
クンダリーニヨガが芸術やスポーツに特に有効的とされるのは,激しい動きを伴った瞑想ヨガだからです.
禅寺のように座禅によって心が落ち着いたとしてもスポーツという緊張場面ではほとんど効果は得られません.
それは,禅寺での瞑想はあくまで安静状態での瞑想であり,ストレス状態でも同じような瞑想状態,メンタル状態をつくれないと
スポーツでは役に立たないからです.
さて,動画の内容ですが,ヨガの腕立て伏せ,通称「セラバンダンダクリヤ」から始まりますが,その前段階の練習の為,
膝をついた状態から行っています.
この時,腕の力をあまり使わないで下さい.
骨盤を丸めたり,反らしたり動きで,身体を前に滑り出したり,後ろに引いたりします.
つまり,骨盤主動で,腕は単なるおまけです.
もし,腕がつらくなるようでしたら,やり方が間違っているということになります.
膝つきプッシュアップができるようになれば,今度は,膝をつけないノーマル版で行います.
これも,原理は,膝つきプッシュアップと同じです.
骨盤で3動作を繰り返します.
それも水のように流れるように行います.
このヨガ式プッシュアップは極めて重要ですが,バジャン先生亡き後の現代版クンダリーニヨガではまず行われません.
このエクササイズでクンダリーニヨガのセットメニューを行えるようになるための身体作り,動作習得という位置づけです.
これが肩に力を入れずにできるようになると,
次のストレッチポーズも肩に力が入らず,体幹,つまりハラから力強く呼吸が行えるようになります.
まさに東洋医学や武術が重視する上虚下実なのです.
★このエクササイズは,全身の血行を促し,病気を寄せ付けない強靱な肉体をつくると言い伝えられています.
※いわゆるモダンスタイルのダウンドッグ&アップドッグと呼ばれるものとは,
やり方,動き,コンセプト,全てにおいて全く異なりますのでご注意下さい.
次は,腹筋系・火の呼吸「ストレッチポーズ」ですね.
忙しいビジネスパーソンの方などは,朝これだけは毎日行うようにしてみて下さい.
これ一つで,全身の気がみなぎり,さらに身体の大黒柱の役割を担っている大腰筋も強化されるので,
これ一本でも相当良い感じに心身が仕上がります.
女性は目標最低1分,男性は最低2分はやりたいですね.
実践中は,臍下丹田(へそ下約5㎝)に意識を向け,その部分の熱の変化を感じながら瞑想的に行います.
「きつい,つらい」と思っても,そうした雑念は放っておいて「今」に集中することを心がけましょう.
いずれにしましても最低1分できませんと,私の経験上,どう頑張っても臍下丹田と尾てい骨に熱は生じません.
2分楽にできるようになってくると,熱はたやすく感じられるようになるはずです.
最低目標は上記の通りですが,
これでは身体的疲労のために臍下丹田がしっかり鍛えられる前にエクササイズを終えてしまうことになりかねません.
つまり,火力不足が否めません.
そこで,「求道の会」の練習法では,
ストレッチポーズを1分行った後にバンダをせず,そのまますぐに座位姿勢での「火の呼吸」を2分間行い,
最後に座位姿勢で2種類のムルバンダを行います.
これは,逆の順番では行わないようにご注意下さい.
ストレッチポーズで限界まで行い,軽い負荷の座位姿勢での「火の呼吸」でさらに追い込むという原理です.
ストレッチポーズが2分間できる方は,「火の呼吸(座位)」を残り1分間行います.
ストレッチポーズ3分間できる方は,その姿勢のままムルバンダをし,「火の呼吸(座位)」は必要ございません.
つまり,合計で3分間の「火の呼吸」を目指すというわけです.
これで初心者でも効率的に臍下丹田が強化されていきます.
ストレッチポーズがしんどくてなかなかタイムが伸びない方は,まず上半身に力が入りすぎています.
そして,首の角度,ネックロックでがっちり安定的に収まるポジションに首がはまっていないことで疲れていきます.
このポジションは自身で体得して見つけるしかありません.
★ストレッチポーズは,クンダリーニヨガの何千というエクササイズの中で最も重要な技法であり,
クンダリーニヨガの要と言っても過言ではありません.
その目的は,臍下丹田の活性化であり,それはクンダリーニエネルギーの住処であり,全ての始まりです.
チャクラが活性化されるには,このエネルギーが十分満たされる必要があります.
臍下丹田のエネルギーは尾てい骨にたまるため,尾てい骨付近にしっかりとした熱が感じられるようになればOKです.
最後は,ヨガ式スクワット「フロッグポーズ」です.
長くなりましたが,少しだけ書かせていただきますと,身体を落とすときが重要です.
持ち上げるときは適当で良いです.
身体を下ろすときは,自分の身体を重力に預けて落下させるイメージ,足の筋肉の電源を切るようなイメージです.
それと同時に強い呼気を伴います.
しゃがんだ時は,しっかり顔は前方に向けます.
これは,目を開けても閉じても自由ですが,
「求道の会」では,瞑想的に行うため,また三半規管を鍛えるために閉眼で行っています.
初心者の方は必ず目を開けてから行うようにして下さい.
またこの運動も足の運動というより,骨盤で行うイメージです.
クンダリーニヨガには,大きく
①クンダリーニエネルギーやチャクラを活性化させるための技法
②それらのエネルギーを上昇させるための技法
の二つに大別されます.
フロッグポーズは②に該当し,しゃがんだときに尾てい骨のエネルギーが上に上昇します.
スクワットもどきのポンプ運動でエネルギーを上に上げるというわけです.
動作がしんどいからといって,そちらにばかり気がとらわれていては,単なるフィットネスになってしまいます.
見た目はハードでも,内面的には,エネルギーの流れを感じながら,瞑想的に行うことがポイントです.
………………
長くなりましたが,詳しくは西川千鶴さんの動画をご覧下さい.
女性でも楽に行えるということは,フィジカルだけではない,動作のコツというものがそこにはあるということです.
ストレッチポーズ中のしっかりとした「火の呼吸」もご覧下さい.
これは,座位姿勢での「火の呼吸」と同じぐらい,しっかり腹式呼吸ができないといけません.
あと,「クンダリーニヨガ=火の呼吸」では全くありません.
「火の呼吸」は,あくまでもクンダリーニヨガの呼吸法の内の1つです.
全体的には,「火の呼吸」を使う技法6割,使わない技法4割という具合です.
「火の呼吸」以外にもたくさんの呼吸法があります.
強いていいますと,クンダリーニヨガの特徴は,ヨガのアーサナと「火の呼吸」を組み合わせて行うところにあります.
こうしたスタイルのヨガは,伝統的ヨガ,モダンスタイルのヨガを合わせても私は他に見たことがありません.
これは非常に画期的なことなのです.
バジャン先生は,クンダリーニヨガの効果が早いのは,この点だと,おっしゃっていました.
それでおそらく,渡米後は,ハタヨガのレクチャーはされなくなったのだと思われます.
欧米人は効果が早くて,派手なものを好むためかもしれません.
ただ,どんなテクニックにも一長一短あります.
人間が編み出すものに完璧なものなどありません.
その穴を埋めるために,クンダリーニヨガでは,あるときは火の呼吸をし,あるときはバンダをし,またあるときはマントラを唱える……
……など,様々なテクニックを駆使して刺激の種類を変えていきます.
きちんとした専門家であれば,これさえやっていれば完璧,といった言い方はしないはずです.
特にまっとうな研究者であれば,必ず良い面と悪い面の両方の説明をするはずです.
………………
取り急ぎ,殴り書きしました.
一年分書いたと思いますので,また来年まで皆様ごきげんようー(嘘嘘^^)
“May the Kundalini be with you” - Guru Prasad Singh -
………
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