【文字起こし】八丈島STYLE 八丈島民インタビュー① (前編) | らいむの“ひょっこり八丈島”

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八丈島への「入口の入口」になれば、と始めてみました。

島のこと、島暮らしのことなど、書いていこうと思います。

こんにちは、らいむです。
今日からは、YouTubeチャンネル「八丈島STYLE」の島民インタビューの文字起こしを載せていきます。
 
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#1 ちょんこめ作業所 代表 西尾径子さん

 

西尾径子です。年齢は53歳です。

 

●出身地と、お住まいの地区を教えてください

出身は、福岡県福岡市。今住んでいるところは、大賀郷(おおかごう)です。

 

●略歴を教えてください

今はちょんこめ(作業所。以下同じ)に勤めていますが、その前は専業主婦でした、子育てしてました。

(子どもは)4人います。

 

●八丈島に移住しきっかけを教えてください

島に来たのはちょうど30年前なんですけれども、福岡で大学生をやっていて、本当は教員になりたかったんです。でも採用試験に失敗して、どうしようかと思っている時に、「1年間365日ボランティア」というポスターを見つけて、1年間のボランティア募集ということだったので応募して。いろんなボランティアが50か所くらい全国にあるんですけど、その派遣先を選ぶときに“離島”というのがあって。そこに申し込んだら、(後日)電話があったんですね。

“屋久島の屋久杉を守る会か、島根県の海士町(あまちょう)の第三セクターか、八丈島の老人ホームか、どこがいいですか”

と聞かれました。福岡(在住)だったので、屋久島だと同じ九州だし、海士町だと割と近い。(住まいから)一番遠い八丈島でと言ったら、そのまま島の老人ホームに派遣されて、住み込みで1年間ボランティアをしていました。その後結婚してずっといます。

 

●八丈島は暮らしやすいですか?

23(才)で来たんですけど、その時は同世代の人はあまりいないし、“うーん、どうしよう”という感じでしたけど、子育てをしながら(親子サークル)「ひよこクラブ」を作ったり、学童保育を立ち上げたり、いろんなころをやりました。(島は)コミュニティが小さい面があるので、その分いろんなことがやりやすかったり、いろんなイベントをしたりしたんですけど、そうした時に人のつながりも強いし、いろんなことを動かしやすい、というのを感じて、「この島は面白いな!」というのを感じました。

 

●ちょんこめ作業所は何年?いつから所長さんですか?

平成12年、今から20年前にちょんこめに勤めるようになりました。それから6年くらいしてから、所長に就任しました。

 

●ちょんこめ作業所の利用者は何名ですか?

登録している方は29名です(収録当時)

 

●利用者はすぐ入れる状況ですか?

お話をいただければ、なるべく早く入れるようにできます

 

●島外から移住して利用することも可能ですか?

今までのケースでは、島外から移住してきた方で、障がいがあるということで、(ちょんこめに)入れないかというお話をいただいて、そのまま入っていらっしゃる方もいます。

 

●ちょんこめ作業所のお仕事の内容を教えてください

ちょんこめは、お仕事をしてお給料をもらうところですけれども、仕事の内容は、まずはみなさんご存じの「アルミ缶の回収・リサイクル」。これでリサイクルした分が、みんなのお給料になります。それから(手作り)作品。この(今着ている)Tシャツもそうですけど、ステンシルといって、(利用者の)皆さんが絵を付けたものを販売しています。それから、東京都からいただいたお仕事で、トイレの清掃。例えば底土の海岸のトイレとか大潟浦とか南原とか。いろんなところにトイレがあるんですけど、その清掃をやらせていただいたり、植物公園や(島の)あちこちにある花壇の花の植え替えとか、除草とか、そういうお仕事をいただいています。いろんな仕事があります。

 

 

この動画を紹介する、スーパーあさぬまのブログ記事。

 

 

(後編へ続きます)

 

 

インタビュー動画。リンクはこちらのブログ説明欄から。

 

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