先日、ある会社に訪問した際に、本社の入り口に銅像が飾ってあるのを見ました。

入口はいってすぐのところに飾られている創業者の銅像でした。

 

(写真 銅像製作会社のHPより 本文とは関係ありません)

 

久しぶりに本社に飾られている銅像を見ました。

昔は会社に行くとよく銅像が飾られていたものです。

新しい会社ではこのような像を見ることはほとんどありません。

古い会社、歴史のある会社では見たことがあります。

 

そんなこともあってか銅像を飾っている会社は体質が古いとかブラックだとかなんとか言われることがあるようです。

 

私はそうは思いません。

事実、私が訪問した会社は業界でもトップ3にはいる会社ですし、売り上げも数千億円という誰もが知る会社です。

若い人材も多く、さまざまな事業を手掛け、全国に展開しています。

 

ただ単に同社の創業者に対する意識が高いだけなのです。

創業者へのリスペクトを形に表していると言ったらいいか。

 

創業者や実績を残した人にたいする畏敬の念、感謝の気持ちを表し、それを後世に残していくための方法として、壊れづらく、その方を思い出しやすくする方法として、銅像を作ってきたのだと思います。

過去の偉大な方を大切にする方法として私は大事な方法だと思っています。

 

たとえばこうした方法をもって、先人をたたえるやり方もあります。

本や映像を作成して、常に後輩にそのDNAを伝え続ける方法もあります。

 

やり方はさまざまでいいのです。

企業にとって大切な軸となる考え方を、どうやって次に伝えていくか。

その一つの方法が銅像ということです。

 

私はこのような方法をとっている会社は素晴らしいと思います。

ただ、作って終わりになっているのではあまりにももったいない。

銅像を作ったら、その銅像を活用して初めて価値がでます。

 

宝にできるか、単なる銅像で終わるか。

次の経営者の発想次第でいくらでも変わります。

 

銅像作って終わりにしない会社のDNAこそが大事です。

 

今日もDNAを伝えていけるいける!!